皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。
先週末は大阪での日本アンチエイジング歯科学会(JSDA)、日本抗加齢医学会(JAAM)にダブルで参加してきました。
どちらも私とっては外せない学会だけに、最初にこの日程を知った時「どうしよう」と思いましたが、JSDAが大阪駅前のナレッジキャピタル、JAAMが中之島のグランキューブでの開催で、移動はタクシーで10分ほど。「場所が同じ都市でよかった」と思い直し大阪に向かいました。
24日(金)
JAAM 開会式・シンポジウム聴講
JSDA 全体理事会・懇親会
JAAM 開会式 大会長は山田秀和・近畿大学教授
JSDA 全体理事会 松尾 通会長 挨拶(撮影 古谷 彰伸先生)
25日(土)
JAAM シンポジウム聴講
JSDA 川井勇一先生 講演座長
川井先生に感謝状を贈呈(撮影 永田 肇先生)
移動の合間に、ホッと一息
26日(日)
JAAM 某製薬企業打ち合わせ・シンポジウム聴講
JSDA シンポジウム聴講・閉会式
シエン社さん、拙著を展示下さっていました(^^)
グランキューブから望む大阪郊外の展望
この他にも予定がもろもろ。移動の合間に学会参加していたみたいな感じですが、今回は自分の講演もなく、しっかり情報収集できたと思います。
記事タイトルの「医科歯科連携の声、小さくなる」に意外な感じを持たれた方も多いかと思います。全身の健康と口腔の健康は密接に関わっていますから「ますます大事になってくるんじゃないの?」と思われますよね。
実際、多くのシンポジウムや発表で医科から歯科、また歯科から医科に繋がる重要なテーマが提示されていましたし、これからも一層増えていくだろうとの確信を持てる3日間でした。
この2つの学会の演者や参加者にとってそれはもう既定路線で、「今さら声を大にして言うことじゃない」という感じです。なのでまるで「声が小さくなった」かのように当たり前の雰囲気を醸し出していたようでした。
でももちろん、日本の一般社会ではまだまだこれから。内部での声が静かになってきたぶん、外に向けては声を大にしなければならないですね。啓発活動がこの2つの学会と、会員一人ひとりの大事な使命だと思います。
★自費研フェスティバル 昨年に続き登壇します
★学際企画で講演します(福岡・大阪・東京)★