こんにちは、神社伝書びと  守本です。

春分の日、全国的にかなりの荒天でしたが
皆さまどう過ごされましたか?
私はちょっと遠出して神社参拝を考えていましたが
あんまり天気が悪いので、
自然食系のランチビュッフェに行ってきましたよ。
最後にちょっと写真載せますね。

では引き続き北九州市にある神社のご紹介。

小倉北区にある、蒲生(かもう)八幡神社。
(鹿児島県の方ではありません)

前回の篠崎八幡神社からさほど遠くない
場所にあります。
小倉で最古の神社なのだとか。

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ご由緒

ご祭神
  応神天皇

  神功皇后

  宗像三女神

  大山祇命

  細川幽斎

  細川忠興


鹿児島県姶良市の蒲生八幡神社と違い、
仲哀天皇さまがお祀りされていません。
細川忠興は小倉城を築城した人ですね。
幽斎はそのお父さんです。
(知らなかったので調べました 笑)

こちらは厄除けで有名なようですね。
県下屈指の氏子の広さと書いてあります。

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「厄落とし絵馬」
文字を逆さまにしたデザインが
厄が落ちてる感があって、
遊び心があるなと思いました。

ご参拝。
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影を見てもわかるとおり、夕方でした。
神様はご不在。
ですが、こちらに普段いらっしゃるのは、
応神天皇さまだと思います。

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立派な天井絵がありました。

そうそう、境内にはいろいろ
神道の心みたいなものが書かれていました。
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お寺でお坊さんの説法を聞くようなもの?
ご参拝の折にこのような言葉に触れ、
心に刻むのは良いなと思いました。
神社では心が洗われますから、
スポンジのように言葉が吸収されそうです。

拝殿に向かって右には稲荷社が。
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規矩(きく)稲荷さまです。
規矩というのは、この周辺にある地区の
昔の呼び方のようですね。

お力の強そうな稲荷さまでしたが、
今回は鳥居をくぐらずにご挨拶だけ、
させていただきました。

そして、拝殿に向かって左には摂社。
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幸彦社。
海幸彦さま?山幸彦さま?
しかし、旗には学問の神様と書いてあります。
では天神(道真)さま?

と思いきや〜〜
なんと、全然違う神様でした。
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国学者の西田直養(なおかい)が祀られているそうです。
江戸後期の豊前小倉藩士で、多芸に秀で、
愛された歌人でもあったようですね。
没後に門人がここに祀ったのだそうです。
柿本人麻呂も祀られていますが、
その由緒についてはここに記されていません。

最初、薄暗い感じがして
少し参拝を躊躇したのですが、
鳥居をくぐってみると、
優しそうな神さまが。

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眼差しが穏やかで、
いかにも文人という感じの
やはり江戸時代のような着物姿でした。
これが、
西田直養(なおかい)さまなのでしょうね。

ご参拝の間、柔らかい笑みを浮かべて
見ておられました。

「あー、頭痛くてツラいわ…」と
独り言を言いながら鳥居に向かう時、
頭を撫でられるような感覚があり。

撫でられた瞬間、痛かった頭が
ふっと軽くなったのです。

振り返ると、
神様はまだ微笑みながら
こちらを見ていて下さっていました。

お願いはしていないのに、、、
優しい神さまでした。
学問の神さまだから、
頭の痛みを取ってくれたのかな?
と思いました。


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開門時間には間に合っていたのですが、
社務所はご不在で、
御朱印はいただけませんでした。


次回はまだ決めてないです。

おまけ。
ランチビュッフェです。
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ベイサイドプレイス博多にある
リタの農園さんです。
食べ物盛り盛りでちょっと恥ずかしい…

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