これは、私が母になった時の話。
命を授かるということの責任
出産という命懸けの体験
母親になるという尊さ…
なにもかも初めてで
戸惑いながらも
がむしゃらに子育てしてきた。
自分も周りもびっくりする程変わった
長男が私を母にしてくれた日のことは
決して忘れる事はないだろう。
生死を彷徨い、今でに感じたことのない苦痛と幸せを同時に感じた日。
生まれ変わった日だと言っても
過言ではないだろう
皆さんの出産体験はどうでしたか?
私の初産は、ズタボロで後悔ポイントが沢山
周りでは、自宅出産で感動と幸福感に包まれて出産した方も多く、聞く度にずっと羨ましいと思っていた。
今では、無事に産まれてきてくれた。それだけで本当にありがたいことなのだと感謝している。
そんな私の思い出深いエピソードを書いていきたいと思う。
時は昔、オーストラリアで国際恋愛中の私達は、ヒッピータウンを去り、街で就職した所だった。
二人で働いて、お金を稼いで、借金を返して、一緒に旅行にでも行きたいねと、将来の話をすることも増えた。
彼は、過去に婚姻届けなんてただの紙切れだと言っていた事もあり、私は、彼と結婚という形に拘らなくても良いと考えていた。現にオーストラリアでは、パートナーVISA、いわば事実婚のカップルも多かった。
オーストラリアに引き続き住むことになった私は、前の家に一緒に住む時に、オーストラリア人男性とパートナーVISAを取るために同棲する旨を両親に伝えた。(本当は出会って直ぐに同棲したけど🤫)
父には、「VISA欲しさに同棲するわけではないよな?」と真剣交際なのかを確認された。(おいおい、娘を疑うなよ~せめて騙されてないか心配しておくれ!)
母には、「あら~結婚おめでとう!!」と言われた。(いやいや、結婚じゃなくて同棲!!)
昭和の古風な母親は、“一緒に住む=結婚”という方程式だったのだ。
現に独り暮らしの弟の家に行った時、彼女が家に遊びに来てて帰った後に、靴が置いてあるのを見付けた。泊まりに来ているから靴のスペアも置いていたと考えるのが一般的だが、「あら!○ちゃん靴履くの忘れて帰っちゃったわ」(んな訳あるか!)と驚く天然ぶり。嫁入り前のお嬢さんを息子が泊める筈がないと思っていたらしいフツーに泊めてましたよ~w
そして愛煙家の彼が、20年間吸い続けてたタバコを止めると言い出し、実際にピタリと吸わなくなった
ヒッピータウンに住みだしてからはオーガニックの手巻きタバコwを吸っていたのだが、彼が言うには、そのタバコに変えたからタバコを止められたと言っている。
彼は、私との子供が欲しいと考え始めていたようだ。私は、結婚も子供も正直どちらでも良い(というか、色々なるようになるみたいに…運命に逆らわぬ様に波任せに生きていたというか…人生投げやり、適当というか…)と思っていた。子供は好きだけど自分で産まなくて良いなら尚良いとまで思っていた
私は、彼が子供が欲しいと思っていた事に驚きはしたものの、嬉しくも感じ、私も彼の子供を産んでみたいと思った。
そうと決まれば、早急に試みた方が良い。
なんせ私は、もうすぐ母子手帳に高齢出産と書かれる年齢だったし、彼は私よりも歳上である。
現に、既に結婚していた姉は、自然妊娠するまで数年かかったと言うではないか!
体型も似ているし、生理不順でもあるし、年齢もあるし、私は時間がかかるであろうと考えた。
だがそんな私の予想を遥かに裏切って、
瞬く間に妊娠した。
タイミング療法も何も試みていない…
あまりにもびっくりして、
驚きの涙
嬉しいより先に、仕事どうしようとか
親になんて言おうとか(この時にはまだあった母の呪縛)
そんな事がまず頭に浮かんでしまったのだ。
ちなみに、私は彼との子供を計3回妊娠するが
全て1度で妊娠している…すごい確率じゃね?
2回目は流産でした。
長男は、バレンタインベイビー、
次男は、アニバーサリーベイビーである。
あ、いらん情報
私達は、例え出来なかったとしても不妊治療はしないと最初に決めていたので、やはり子を持つ運命にあったのかとも思う。
彼は、妊娠検査薬を見るなり嬉しそうに、直ぐに彼の母親に電話を入れた。いやいや報告早すぎるやろ
私は、ちゃんと安定期に入ってから周囲に報告をした。
フラフラしていた私達が親になるという周囲の驚き…(エエ歳ですw)
自由人の彼も、
遂に年貢の納め時
彼は、君に似た女の子がいいなぁとか言うし、義母も男の子二人に、孫も男の子(彼兄の子)だったので、女の子を望んでる様にもみえた。
私も、それならば女の子かなぁ?
なんて妄想したりもしたのだが。
男の子の赤ちゃんを抱っこしている夢をみた。しかも2回続けて
そしたら、やっぱり男の子だった!
赤ちゃんが健やかに育つ様に、私達は食べ物にさらに氣を付け、無添加やオーガニックの製品だけを買うようになった。勤務先のホテルの食堂の食事ではなく、お弁当も作って持って行く様になった。食費に糸目はつけねぇw
そして、張り切りまくった私達は、高級低速ジューサーを購入した。数万円とかじゃなく、20万円以上する代物だ彼はいつも
予算関係なく最高品質の物を購入したい人…半額請求されたけどw
このメーカーだけどパーツしか無かった…
その後10年以上休まず使っていたので元は取れたはず!
そして、生まれてくる子供の健康を第一に考え、何がベストか二人で模索し続けたのであった。
そこで、誰しもがぶつかる問題...
そう、予防接種もろもろである
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231219/13/morilyn-mango/95/95/j/o1080072315378865219.jpg?caw=800)
私は、医者から風疹の抗体がないから、予防接種を受けるべきだと勧められたのだが、色々調べた結果、打たない選択をした。(個人の考えですので悪しからず💦)
そして、子供の予防接種についても調べまくった。
毎日毎日何時間も、その類いのドキュメンタリーを観たり、科学的な文献を調べまくった。(英語の方が圧倒的情報量)
周りの妊婦さんがたまひよや、ひよこクラブなどを読んで幸せな氣分に浸っている中、なんともどろどろとした現実を追っていたのだ
ちなみに私の夫は、喫煙期間と同じくらい、世界の闇歴も長くコツコツ調べたりしていたようだ。
が故に、石油会社、医療、製薬会社、銀行、政治、そういった社会の闇に嫌悪感を抱いていた…
今流行りの陰謀論者といわれる存在か?と言われれば、そうではないと思う。なんせ彼は巷の陰謀論にも辟易している
たが、彼は後の経済崩壊やらインターネット遮断やらを示唆し、サバイバルグッズや本を収集すると言うちょっと変わった人であった
今思えば、パンデミックも然り、色んな予測していた事態も起こっているので、彼の情報もまんざらあてにならない訳でもない…
当時、彼の話をまともに聞く人なんか一人も居なかったけど
そんな世間一般では、超少数派の考えを持つ彼と、今まで無知に生きてきた私だったが、子供を持つ選択をした事で、この社会で子供を産み育てる事の決意と覚悟を決めた瞬間でもあった。
調べれば調べるほどにつのる、医療への不信感。
データを追えば追うほどに、メリットを感じない予防と言う名の医療行為…
いや、むしろ私達が調べた情報を知った上で、予防接種に肯定的な考えを持つ人はいるのだろうか?とまで思った。
なぜなら、私の日本の友人達は、母子手帳に載っているからと言う理由で打つ選択をする人がほとんどだった。
そして、事前に調べたり、食物に氣を付けている人達(主にオーストラリアで出会った)などは子供達に打たせない選択をしていた。
私達も、随分考えて、色んな医者を回ってセカンドオピニオンを聞いたりもした。
オーストラリアでは、子供の未摂取率が高い地域の特徴として、貧しい地域、もしくは裕福な地域のどちらかで、平均的な地域では予防接種率は85%以上だ。
以前住んでいたヒッピータウンはまさに裕福なエリアで、富裕層が多く、接種率も極端に低かった。
基本的にオーストラリアでは、予防接種を受ければ、国からの児童手当などの補助金が出る。
また未接種者は、学童保育や幼稚園に通えないし(州による)、補助金なども出ない。
さらにネグレクトペアレント、集団免疫を考えない自己中ペアレントとされる。(これについては、打たない側の科学的根拠や言い分もあるのだが分かってはもらえない)
国からの圧も凄く、何度も催促のレターが来る。
任意にも関わらず、少数派が故に、差別や迫害を受けることもあり、オーストラリアで生活していく上でのメリットなんてひとつもないのだ
孤独かつ肩身の狭い思いをしながらの子育て…
もちろん、子供が病氣で重症化しないように、子供への食育を怠る事はなく、氣力もお金も時間も手間もかかる
それでも、そんな自然派育児をする決断をしたのだ。
それ以外の選択は考えられなかったし、
今でもその選択に後悔はない。
でも多くの人が、下記の様な意見を持っていると感じたので、あまり他人に話したことがなかった。
“定期接種は打つべきだと考えています。今までの歴史のなかで、予防接種が定着し、集団免疫ができたおかげだと思うからです。副反応も怖いですが、莫大なデータからの裏付けもあるので、それを上回るメリットがあると思います。ごく少数の保護者は予防接種すべてを否定し、子供に接種させないですよね…正直、そういう方は苦手です。”
日本の仲の良いママ友人には話したが、彼女らはそんな選択もあるのねと理解してくれたし、私も彼らに自分の意見を主張したり、食について何か口を出すこともなかった。
どの親も、我が子がかわいくて、
子供を守ろうとしての選択なのだ。
集団免疫の為なら我が子はどうなっても構いません!何て言う親など居ないのでは?
思いやりの為なら、私の身体がボロボロになっても大丈夫です!なんて言う人なんて居るのだろうか?
ブログでこんなセンシティブな内容を書くのも、どうかなとも思ったのだが…私を語る上で、避けては通れないトピックだったので、正直に書きました
アタオカだと思ってもらってもオッケー!
実際に色々アタオカなのも認める!
ただおかしいながらも、考えて決めた事だから、同調圧力はかけないで欲しいかな
逆に私も自分達が正しいとか、主張を押し付ける氣もサラサラありませんので悪しからず。
いやもうオーストラリアのパンデミックでも同調圧力と差別で散々な目にあったので…
と言うわけて長くなりましたので続きます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
モリリン🥭