エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り -97ページ目

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

では、現在のUSDJPYを見ていきましょう。
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日足のチャートです。
8/4に日本の単独介入がありました。このピンクの丸の部分です。
介入のタイミングや大きさについては、円高方向に進ませないためのギリギリのラインだったと思います。3円の上昇により一時80円台を回復しました。
しかし、この3日で元の水準まで戻されています。足元のアメリカの景気回復の鈍化や間もなくのFOMCでの量的緩和政策に対する予測、アメリカ国債の格下げ等によるドル安の要因によるものだと思われます。

この介入の値動きで問題なのは、高値80.24を付けたことです。
これによりこれまで描いてきたエリオットカウントに疑義が出てしまうからです。
第1波の価格帯である、85.47~79.55に第3波の途中で80.24という高値を付けてしまったことです。

エリオット波動のルールとして、推進派の衝撃波である第3波は第1波の価格帯に割り込んではいけないというルールがあります。
今回このルール違反になります。では、今までのカウントが誤っていたのか?
これを現時点での判断は難しいように思います。
このまま、76.25をすんなり下抜けるようであれば、この高値はノイズとして扱いこれまでのカウントを維持して良いと考えます。逆にこれを抜けれないようであれば、これまでのカウントを破棄する必要が出てくると思います。

ファンダメンタルズなドルの材料と値動きを比較して、相場がこの76.25を抜けようとしているのかどうか?がはっきりするまでは、大きな勝負はできにくい状況ではないかと思います。

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続いてユーロドルです。4時間足です。
一旦、カウントが終わってます。次のカウントはまだ見えていません。
エリオット波動のパーツとなる波は、2つの推進派(Motive Waves)と4つの修正波(Corrective Waves)に分類されます。

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これが推進波です。

衝撃波の特徴としては、衝撃波内にある5つの波の中で、第4波が第1波の価格帯に割り込むことはないことです。
逆にダイアナゴルトライアングルの特徴は、この内にある5つの波の中で、第4波が第1波の価格帯に割り込みます。そして、このダイアナゴルトライアングルは、主に第5波で表れます。

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これが修正波です。

波の特徴については、ひとつづつまた解説していきます。


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この図001の中で、1・3・5・A・Cが推進波となります。
そして、2・4・Bが修正波となります。
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ドル円の日足ですね。
第3波の途中です。5つの副次波の第4波である調整波に入るところです。

個人的には、第3波が終わり、第4波の調整を見ながら、第5波を確認して売って行きたいと思います。

このシナリオが成立するには、ファンダメンタルでアメリカの債務上限引き上げによる格付け問題、景気回復の速度後退の問題を見ながら、相場の雰囲気とエリオットの波動のピントをうまく合わせて、引き続き観察していきます。
ポジティブサプライズで、79.80を上回るようなことがあれば、このエリオットカウントの第3波が誤っていることになります。
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ユーロドルの4時間足です。一旦波動が終わったところです。
今後の動きを考えるには、より大きなチャートでの判断が必要ですが、週足で見ると、トライアングルの修正波の途中と言えます。

どちらにせよアメリカの債務上限引き上げに関する格付け会社の見通しや、金曜日の雇用統計によって方向性が見えてくるように思います。
こちらが自分が実際に7/17の時点でエリオット波動を使ってドル円相場を分析したものです。
まずは目を通してください。


この時点で、第2波が終わり、第3波の下げが始まることが予想されます。

そして、これが現在のチャートですね。
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この76.25まで下げるというのは、多くの方も予想できたんじゃないでしょうか?

では、エリオット波動的に見るとここからどうなるのか?

(ここから先は、まだ説明していない部分が多くありますが、ご容赦ください)

この第3波も5つの副次波を持ちます。今現在は、副次波の第3波が終わり、調整の第4波が始まろうとしているように見えます。
副次波の第2波がトライアングルのパターンを示したので、この第4波は「交互の法則」により、ジグザグ又はフラットになるのではないか?と想像します。
そして、この調整が終わり(個人的には77.45又は78.16付近で下げに転換すると思ってます)、副次波の第5波が再び下げて行き、一旦は、76.25を抜けるように思われます。
ただし、第5波は、第3波を超えれない場合もありますので、戻り売りをする場合は、ストップをこまめに引き下げる注意が必要です。
そして、この第3波の副次波である第5波が終わった後は、調整の第4波が来ますので、一旦上昇に向かいます。ただし、第1波の価格帯に割り込むことはないので、その上昇は79.50を超えることはありません。そして、再度下落の第5波が始まる。

というように見ていきます。
今日この内容をすべて理解できなくても大丈夫です。
実際に、使うとどうなるか?っていうイメージだけわかってもらえればOKです。

(このブログは、エリオット波動研究所用に作成しました)