エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り -43ページ目

エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。



ドル円です。
概ね先週と変わりませんが、想定したB波が少し深くなりましたので、C波の終点予測も
120.10から119.86の間位ではないかと見ています。

週末からボラティリティが上がっていますね。

B波継続中ということのサインかもしれませんね。

今後のトレードとしては、想定通りC波形成または、想定が崩れて117.40を下抜いたところで、様子を見ながら入っていきたいと思います。
ポジションはありません。

ボラがあるということは、チャンスと同じだけのリスクがあるということですので、そのあたりを資金管理しながら、今の相場に参加される方は、ご注意してください。



ドル円です。
第5波は、伸びるのかどうなのか?と見ていましたが、3波安値を下抜いてきましたね。
この121.84から117.41までの下落は、ほぼ5波構成の推進波と見てよいのではないかと思います。
強い根拠としては、チャンネルをブレイクしていること。少しの疑念としては、内部波動が明確にカウントしずらいとこもあります。

この推進波5波が、より大きな波動のどこになるのか?
これは、下落推進波の第1波になるとの想定もできます。
また同時に
ジグザグ修正波のA波になるととの想定もできます。

このどちらを想定しても、下落に対する上昇修正がFR50.0、61.8、78.6の可能性が想定されます。そして更にそこから転換し、3波又はC波による下落というのも同様に想定できます。

よって、現在は複数のロングポジションを持っていますが、120円にかけてポジションを軽くして、下落転換のショートを狙う姿勢でいきたいと思います。

もしも、FR61.8=120.10付近での転換が起きたとすると
ジグザグ想定であればC波の想定値は、115.70になります。
推進3波想定であれば、3波の想定値は、112.96になります。

このあたりは、徐々に修正しながら今後も観察していきたいと思います。



ドル円です。
昨日に引き続き、新たな下落推進5波の構成中ではないかと見ています。

今日、メールをいただいた中で、「117.90で5波が完成しているのではないか?」
という質問がありました。
確かに波形を見ると、綺麗な5波動を描いています。
ただ、そうすると第3波に当たる120.99から119.51が1波よりも5波よりも短くなってしまいます。
『第3波が一番短くなってはいけない』というのがルールにあるので、117.91を5波にはできないのです。
ここがせめて1波よりも長ければ迷わずに5波完成と言えたのですが。

ということで、117.91からの上昇を修正4波と見ているのですが、
これは119.89で完成したのではないかと見ています。

そして、現在どうにもならないのが5波の終点予測です。
第3波が強く行き過ぎているので、5波はフェイラーとなり、3波の終点である117.91を超えてこないかもしれません。
じゃあ、すでに第5波が完成して、上昇修正波のA波に入っているのか?と言えるかというとこれも微妙なとこです。

ただ、緑の丸で囲んだ部分がすこしづつ上昇しているが、推進波による上昇とは言いにくい。
修正波による上昇ではないのか?
とすると、下落推進波の5波は未だ終わっておらず、一旦は、118.64を抜けて来るのでは?
といっても、117.91を抜けるかはわからない。

といった想定で明日も見ていきたいと思います。

ポジション的には、昨日想定した4波終点の119.80でショートを入れました。
3割を119.15で利確しました。
残り3割を118.10に指値入れてあります。
損切は、119.50に入れてあります。

おそらく明日は、個人的にははっきりとしたエントリーポイントがないのではないかと見て
新規指値は入れていません。



ドル円です。修正波による下落と見ていましたが、昨日少し下落チャンネルを抜け、今日は大きく下方向にブレイクしましたね。

本日のトレードとしては、昨日書いたとおり、上がってきたところを2回程売りました。
ただ、119.40付近でのガートレーパターンを想定して、ロングをしましたが失敗しました。
そこをドテンして119.20でショートして、先ほど全て決済しました。
119.20からのショートが一番大きな利益になりました^^

さて、エリオット波動カウントですが、この下落がちょっと修正波とは言い難いように感じています。
それは、既出のチャンネルの下方向のブレイクも然り、波動そのものの綺麗さもあり。
ということで、トレンド転換が発生し、新たに下落推進波がスタートしたのではないかと見ています。
そこで、次の4波がどこで止まるか?
1波の終点と想定した120.18を超えるわけにはいきません。
基本設定のFR38.2は既に越えている状態なので、50.0と61.8を想定して見ていきたいと思います。

意外にも、普段のエリオット波動解説よりも、先日のファンダメンタル記事に皆様からの反応が多かったことが意外でした。

よく、ロイターの内容を要約したような記事を見ることもありませんか?
「○○の売りが入り、○○円まで値下げしたが、その下には○○筋の買い注文が多く底堅い様相である。」
みたいな記事です。
バッサリ言ってしまうと、この記事はトレードの役に立ちません。
私達のところに流れてくるファンダメンタルな情報は、単なる値動きを後から解説しただけの記事と今後の動きを左右する大事な記事があります。
なので、溢れる情報を取捨選択できるだけの、スキルや知識を身につけておくことは必要だとは思います。

私も完全テクニカル派ですが、相場の世界を生き抜いていくのに全くファンダメンタル知りませんでは、やはり取れるところを落としてしまうこともあると思いますので、機会を見つけて、そういった知識を習得していくのも良いと思います。

今日は、先日の黒田総裁によるサプライズ金融緩和について、一体なにが起きたのかを簡単に説明したいと思います。

もともと、日銀はインフレターゲットを2%に掲げて、これまで金融緩和を行ってきたわけです。
ところが、今年に入って物価上昇率は、1%を切りそうな状況にあったわけです。
原油価格の下落もあり、2%という目標はこのままでは達成は非常に困難である状況だったのです。

それでも総裁は「景気は回復基調を持続している。」等の強気発言をしていました。
いま考えると、この発言すら計算されていたのかもしれませんね。

そして、アメリカが金融緩和の終了を発表するタイミングで、「金融緩和追加します。」と発言したわけです。
物価上昇率からすれば、サプライズではなく、どこかでこのカードを切らなければいけないだろうとは、市場としては想定していたと思います。
それが、このタイミングなのかってのがサプライズになっただけです。

日本もアメリカのように金融緩和を行っているのになかなか景気が回復していかない理由をついでに説明します。

金融緩和って、実際に何を行うのか?わかりますか?
1万円札をじゃぶじゃぶ印刷しているわけじゃありません。

買いオペレーションを行うのです。
何を買うのか?ってことですが、日銀が金融機関から債権(主に国債)を買うのです。
金融機関が持っている債権を買う、そしてその対価としての現金を金融機関に渡すわけです。
そうすると、金利が下がり、消費や設備投資が増えるのを期待しているのです。
じゃあ、なぜ金融機関が現金を持つと、金利が下がるのか?
基本的に、金融機関は現金を保管していちゃ駄目なんです。
銀行が現金を保管していても金利つきませんからね。
運用しなくちゃいけないんです。誰かに貸して利息を取らないといけないわけです。
「うちは、1%で貸しますよ」「いやいやうちは、0.8%で貸しますよ」
といった競争が行われて、徐々に金利が下がるのです。

じゃあ、この買いオペがされているのなら、景気回復してもいいんじゃないか?
と思いますよね。

マネタリーベースとマネーサプライ(マネーストック)については、ご存知ですか?

マネタリーベースとは、『日銀が供給する通貨の総額』です。
マネーサプライとは、『銀行資産を除き、企業や個人が持っている通貨の総額』です。

買いオペによって、増えるのは、マネタリーベースなのです。
通常、マネタリーベースとマネーサプライは、相関関係にあるのですが、日本ではそううまくはいかなかったのです。
マネタリーベースを増やしたのに、マネーサプライが増えなかったのです。
でも、このマネーサプライが増えないと、景気が回復していかないのです。

今後は、マネタリーベースを増やすのと、同時に市中金融機関から、個人や企業にお金が流れるような金融政策をするのが政府としての大切な政策になると思います。