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エリオット波動とフィボナッチ比率で相場を綱渡り

エリオット波動とフィボナッチ比率を利用して、相場の転換点をピンポイントで狙っていきます。エリオット波動については、基本から応用まで書いていく予定です。

パンローリング社の「エリオット波動入門」の監修者前文の中に、このような記載があります。 

 『ほとんどのテクニカル分析は価格の定常性を前提として理屈が組み立てられているために、現実には非定常的なデータである株式や商品にそれを当てはめようとすると大変な困難を伴うことになる。このためにテクニカル分析の権威たちは、さまざまな例外規定を設けることや階層を多くし細分化することによって体系を複雑化し、どんなケースにもいずれかのルールが当てはまるようにして問題を解決しようとしてきた。
 しかし、学問体系の発達した現代においては、そんな滑稽なことをしなくても問題は簡単に解決できることが分かっている。実務的には、価格データにテクニカルな分析を試みようとする場合には、単位根検定などを行ったうえで、基データを微分したりほかの類似データとの差分を取ったりして時系列データの定常性を確保したうえで適用をしており、基データをそのまま目的変数に用いるケースは極めてまれである。過去の値動きについて御都合主義の解説をすることが仕事の評論家には縁のないことであるが、あくまで投資・トレードの実践のために解析を行う私たち投資家にとっては、そういった処理を行うことで始めてテクニカルな分析は普遍的な価値を持つのである。』

 これがエリオット波動にも適用されるという主旨ではないのですが、非常に気になるところがありながら、ずっと見て見ぬふりをしていました。
それは、「単位根検定などを行った上で、データの定常性を確保して解析をすることで、テクニカル分析は普遍的な価値を持つ」という部分です。
逆に考えると、これらの処理のされていない基データを使ったテクニカル分析は危ういということになるように思います。

なぜ、これを見て見ぬ振りをしてきたかというと、文系出身の自分には、そもそも微分がわからないので、ここを掘り下げることがあまりにも高いハードルだったわけで、それを今回考察してみようと至ったのは、とてもわかりやすい論文を見つけたからです。
「日本のマクロ変数の単位根検定」http://www.imes.boj.or.jp/research/papers/japanese/kk13-4-4.pdf
副島豊氏によって書かれています。

この最初の文章がとても「腑に落ちる」ものでしたので、引用します。
『経済理論の正当性が主張されるとき、以下のような手順を踏むことが一般的であろう。すなわち、最初に、現実世界のある側面をモデルとして抽象化し、これに数学的に取り扱えるような関数型を与える。それから現実のデータを用いて用いてこの関数型を推計する。当てはまりが良ければ、モデルは現実をよく描写したと評価され、モデルのベースとなった理論が正しい物と考えられる。ところが、こうして推計された関数に新たに得られたデータを当てはめてみると、非常に精度が落ちることが少なからずある。』
これを、相場における手法の確立というものに置き換えてみると
『チャートのある特性を見つけて、手法としてルール化してみる。それを現実のチャートの過去のデータに遡って検証してみる。そこで良い結果となれば、実際に運用してみるが過去の成績のような結果が出ないことが多い。』
こんな感じになるかと思います。どうですか?ある程度相場経験のある方には「あるある」の話だと思います。
その先にどう進むのか?これは様々な考え方があると思います。
この論文では、その先にあるものがとても簡潔にわかりやすく(といっても、文系の自分には、調べながら読み解く必要がありますがTT)書かれているので、有り難いです。

とりあえず、これ用のノートを1冊つくって、ゆっくりと進めていきたいと思います。

エリオット波動に関係あるかと言われると、あまり関係ないかもしれません。




ドル円15m

第5波が116.10を想定します。

第4波終点を想定した、117.18でのショートを入れる予定です^^

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新年あけましておめでとうございます。
年末年始皆様はいかがお過ごしでしたか?私は、相場からも年末年始の季節感からも離れて、ひっそりと過ごしていました。

さて、本題に入りますが、今日は、フラットの内部構成について、これまで誤った認識であったことがわかりましたので、お詫び申し上げます。

フラットコレクションと言えばこんな感じですよね。


ABCの3波で構成される。
更にA波は3波で構成され、B波も3波で構成され、そしてC波は5波で構成される。
このことから3-3-5と呼ばれる修正波動のパターンですね。

では、ここからもう一段細かく見た時にどうなるのか?
A波の3波は、ジグザグコレクションと同様で、5-3-5の構成となる。
B波の3波も、ジグザグコレクションと同様で、5-3-5の構成となる。
C波の5波は、推進波と同様で、5-3-5-3-5の構成となる。


こんな感じですね。

ところが、最近になって、というか今年に入ってから、これがそうではない場合もあることに気が付きました。

正解は、こちらです。

違うのは、このピンクで囲んだB波です。
B波の3波構成は、5-3-5のジグザグコレクションではなかったんですね。
3-3-5のフラットコレクションです。
この図の出典は、エリオット著の「Nature’s Law」なので、ガセではないですね。
ただ、この部分についての説明が本文では一切ないのでこれ以上がわかりません。

ただ、これより前に書かれた、「波動原理」や「ファイナンシャルワールド」のフラットの図では、B波についても5-3-5のような図になっています。
(ようなと言うのは、5-1-5の図になってます。)

そうすると、B波については、3波構成であるということがルールであり、その内部構成が5-3-5のジグザグでも、3-3-5のフラットでも良いということになるのではないか?という結論でいいのか、いろいろと調べてみました。

そして、気になる文献としては、エリオットの死後にボルトンによって書かれた「the Elliott Wave Principle a critical appraisal」の中で下記の記載があります。

「フラット型がジグザグ型と異なる主な点は以下である。
①フラット型のC波動は必ず5波動で構成される。
②B波動は3波構成で、それを分解すれば、最初の波動と第2の波動はそれぞれ3つの小波動で構成されるが、最後の波動は5つの小波動で構成される(3つの小波動で構成されることはない)。」


時系列で考えると、この「B波は3-3-5」説のが新しいことになりますね。

今後は、フラットを見ていく時に、このあたりを注意しながら見ていきたいと思います。



ドル円4Hです。ようやく動きが出てわかりやすくなりましたね^^

123.75から始まった下落修正波動がフラットと想定をしています。
そしてこの下落修正のフラットも完成し、新たな上昇波動がスタートするところではないかと見ても良い感じですね。

122.25から123.66までの上昇のB波が非常にわかりにくかったですが、そこからのC波の下落は比較的きれいな波形で見やすかったように思います。



といっても、緑の矢印の下落チャンネルをブレイクするまでは、そもそもこのフラットの可能性も見えにくかったのですが、ただ、121.07の3波については、1波のFE161.8となりました。

4波はちょっと深くリトレイスされ3波のFR50.0となりました。このピンクの丸の部分がFR38.2でしたので、ここが4波になるとリアルタイムでは仮定してましたが。

そして、1波=5波の値幅となる120.82で、5波の完成といった流れですね。

今年の取引は、終了したのでエントリーをしていませんが
もしも、やっているとしたら
緑の下矢印を確認するまでは、ノーエントリーですね。
そして、①ピンクの丸のところでショートするも一部利確で残りを建値決済。
4波の終点からのショートはできなかったでしょうね。
②5波完成の120.85あたりのロング。

おそらくこの2回はエントリーしたのではないかと思います。

今年もあとわずかですが、12月のFOMCで利上げという最大のイベントを残しています。
良いカタチで今年を終えて、来年からのトレードにつなげていけるといいですね^^




ドル円です。一昨日からノーポジションで観察しています。
波形が少しわかりにくい状況の上、雇用統計を控えている状況でしたので。

直近高値の123.75から122.26までのジグザグはABC波で良いと思うのですが、これが118.05からの5波に対する修正とすると、あまりにも浅い押し目となります。有り得ない訳ではありませんが、この時点でそれを推定するのも乱暴な気がしますね。
よって、この123.75から122.26までのABC全体がひとまわり大きなA波になるだろうとの想定をして先週からトレードをしてきました。

ところが122.26からの123.66までの上昇がこの想定に矛盾する波形に見えます。


これですね。
何も深く考えずに線を引くと、このような5波のダイアゴナルに見えます。
これがひとまわり大きなB波になるかというとなりませんので、これが新たな上昇波動の始まりであるリーディングダイアゴナルと仮定できそうな感じです。

ただ、無理やりですが


拡大型フラットからX波からの拡大型フラットを見れなくもないといったところもあります。

雇用統計でどちらかに突き抜けると、この推定ができたのですが、大した値動きではなかったため、未だこの122.26からの上昇波の推定ができていない状況です。

このあたりの推定が決まってくるまでは、個人的にはちょっと手を出しずらいとこです。