(vol.283) 2024/4/14(日) トラクターアタッチメント畝立てマルチャーテスト走行 | Morichin独立就農日記

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2024年4月に新規独立就農した家族持ち男性のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

家庭菜園とプロ農家の違いの一つは圃場面積と機械化(いかに労働時間を減らせるか)だと思うが、耕うん、マルチ張りが一人農家にとっていかに労力をかけずにきれいにできるかは重要になってくると思っている。そのために小回りの利く管理機を購入するか、相棒のトラクターをフル活用するためにアタッチメントを購入するかを迷っており、今回トラクターアタッチメントを月圃場で走行テストをしてもらうことになった。

 

圃場は一度だけ耕うんしたことがある圃場でそのまま畝立てしたバージョンと、もう一度耕うんしたバージョンで試してみた。結果、耕うんしていないと畝は表面が凸凹になっていた。表面が凸凹しているとマルチとの隙間ができてしまい、風の影響を受けたり、太陽熱養生処理の際にうまくいかないのは経験してきたので、凸凹を極力治せるよう天板抑えのテンションを強め(ばねを効かせるには抑えのピンの位置を下げる)にして耕うんした圃場をテスト走行するときれいな高畝ができた

 

ただ、マルチ張りの微調整に時間がかかった。マルチ押さえが当たってマルチが破れるので、位置と向きを微修正。

 

 

マルチを切るためのカッターはついているが、少しさびていて切れ味が悪い。ただ、これまで使っていたのはこのカッターが無かったので手で切ったり、ハサミで切ったりするのにとても時間がかかるし、美しくなかった。このカッターがあるとそこに切った後のマルチも引っかけておけるし便利。

 

一番時間がかかったのはサイドの土抑えがうまく乗らない点。ベッドの幅を90㎝から80㎝に落とし、土寄せの角度を変え、周りの土もしっかりと耕うんしておくことでうまくできるようになった。いずれにしてもいい土になってきたらやりやすくなると思う。

 

休憩をはさんで5時間くらいかかり、マルチは100m分くらいを使って、一緒に調整したので大体機械を理解することができた。そのため、中古で35万円で購入することにした。ヤンマーアタッチメントをクボタトラクターにジョイントするための部品、カッター部品、耕うん刃の3点をつけてもらうことを付帯条件にしてもらい、いい買い物ができたと思う。ネットで購入する方が安いかもしれないが、こうやって一緒に自分の圃場で調整することができたので安心して購入できること、今後も何かあったら相談できることはネットにはない強みだと思う。

 

 

150㎝幅マルチは200m巻で4180円もするので、今回テスト的に使用した分は全て回収。実験圃場で再利用しようと思う。

 

今日も暑かったが育苗ハウス内は遮光ネットを4m分にしたことで効果が感じられた。温度計設置場所が西日が直接当たる場所だったので、より苗の設置場所に近い中央部に移動。これで明日以降の温度を計測していく。

 

もりちん