(vol.218) 2024/1/17(水) もみ殻燻炭・焼き芋・小屋修理 | もりもりばたけ日記

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2024年4月にOPENしたOrganic field「もりもりばたけ」のブログ。
すべてが新しい発見になるので日々の悩みや感動を赤裸々に綴ります。

もみがらをいぶし焼き(不完全燃焼で焼いていく)して作る「もみ殻燻炭」作りを学んだ。風の強くない晴れた日にやる。

もみ殻燻炭とは、もみがらを炭化したもので、もみがらの中に含まれているガス成分が燃えた後の多量の細かい孔(空気孔)を持っておりタール等の油分を含まない安全炭化物です。木炭との違いは土といえるけい酸(SiO2)が50%近く含まれ、しかも微量要素を含んでいる。籾殻はそのままでも土壌改良資材として使えます。 通気性の向上による根腐れ防止や泥ハネの防止などに使うことができます。くん炭にすることで籾殻に無数の微細な穴ができ土壌微生物の住家になったり、ケイ酸(作物が分厚くなる)をはじめとしたミネラルが溶け出しやすくなる

 

もみ殻燻炭で必要なものは、大量のもみ殻、ライター、いぶし焼き用の筒、火種となる乾いた雑草(1年前に枯葉を集めておいて乾燥保管がベスト)、水のはいったジョウロ。

 

もみ殻が炭化していくが常に不完全燃焼となるように黒くなってきたらどんどん上からもみ殻をかぶせていく。

10時から始めて16時に完成。完成した燻炭はしっかりと冷めてから保管。炭なので来年も使える。

 

せっかくいぶし焼きにするのでさつまいもを一緒にもみ殻の中に入れて焼いた。サツマイモを洗って、濡れ新聞でくるみ、アルミホイルで包んで筒の近くにおいてもみ殻をかけるだけで出来上がり。品種でほくほくだったり、ねっとりだったりと違いがあり、それも楽しめた。食べてみて紅はるかが甘く、人気があるのがわかった。

 

以前から気になっていた廃棄物を入れる小屋の傾き。修理したが、ビスが短かったのですぐに取れてしまうことが原因。またさらに補強するために杭を一本打ち付けた。これでしばらくは問題なく使えると思う。こういうことがお金をかけずにできるようになったことが嬉しい。DIY楽しい。

 

 

もりちん