『行政が動かねば議会が動く!』
7月1日の議員政策研究会全体会において、『既存集落の維持に向けた市街化調整区域における土地活用の規制緩和』を研究テーマとしてを取扱う「議員政策研究会分科会」の設置を提案しました。
この度提案させて頂いた議員政策研究会分科会は「都市計画法第34条第1項第11号」に基づき、『四日市市開発許可等に関する条例』の改正を目指すものであります。
その提案が、議員政策研究会の全体会で認められ、『既存集落の土地活用の規制緩和を目指す議員政策研究会』が晴れて設置されました。
そもそも『議員政策研究会』とは、「市政に関する様々な諸課題に対して、共通認識の醸成を図り、市議会としての政策立案機能の向上に資する為の会議体」であり、四日市市議会独自のルールで定めている議員による議論の場です。
『議員政策研究会』の研究テーマは各会派が自由に提案出来、全体会の承認を得て取り扱う事が決められます。
私は先日の一般質問において、『市街化調整区域における土地活用の規制緩和』を取り上げました。
このテーマを議会の一般質問で取り上げるのは3度目になります。
徐々に行政の姿勢も軟化してきているものの、未だその本気度が伝わってこないのが現状です。
私は、これまで『四日市市開発許可等に関する条例』の改正による市街化調整区域における土地活用の規制緩和を訴えてきましたが、行政に任せていても実現可能性が極めて低いと認識しました。
先日のブログでも「今回の一般質問に相当の覚悟を持って臨む」と書きました。
つまり行政主導での条例改正を模索するのもこれが最後のチャンスと思っていました。
その最後のチャンスにおいても、行政の本気度が感じられない答弁。
もう、議会が動くしか無いと感じました。
なぜなら、条例は議会で制定や改正が出来るからです。
『行政が動かねば議会が動く!』
私がモットーにしている言葉を今回も信じ、議会主導での条例改正を目指そうと決断しました。
その結果、議員政策研究会での研究テーマとして提案する運びになりました。
今後、当議員政策研究会分科会において、『四日市市開発許可等に関する条例』改正に向けて建設的な議論が展開されていくことになります。
条例改正に向けて、大きな一歩を踏み出しました。
当ブログでも継続的に、条例改正に向けた動きを紹介していきます。
◎これまでの「市街化調整区域における土地活用の規制緩和」関連ブログ
■平成24年6月定例月議会 一般質問【市街化調整区域に未来はあるか】
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11274473456.html
■平成25年度6月定例月議会 一般質問【取り残される市街化調整区域 ~人口減少にどう立ち向かうのか~】
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11554471784.html
■【市街化調整区域に関する勉強会発足!】市街化調整区域における土地利用の規制緩和の活路となるか!
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11760095771.html
■市街化調整区域における土地利用の規制緩和に光!① 《気付け!四日市市がスタンダードでは無い!》
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11846779003.html
■市街化調整区域における土地利用の規制緩和に光!② 《『地区計画』か『条例改正』か!》
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11848184317.html
■市街化調整区域における土地利用の規制緩和に光!③ 《和歌山市の攻めの規制緩和!》
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11849212446.html
■【市街化調整区域の規制緩和の必要性】このままでいいのか!四日市市、人口減少ステージに突入。
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11880674271.html
■【市街化調整区域の規制緩和の必要性②】検証!人口が減る四日市市、増える菰野町!その訳は?