1月24日、四日市市議会において第1回目の『市街化調整区域に関する勉強会』が開催されました。
私は市街化調整区域に住む議員として、これまで議会で継続的に「市街化調整区域における土地利用の規制緩和」を訴えてきました。
■平成24年6月定例月議会 一般質問
【市街化調整区域に未来はあるか】
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11274473456.html
■平成25年度6月定例月議会 一般質問
【取り残される市街化調整区域 ~人口減少にどう立ち向かうのか~】
⇒http://ameblo.jp/mori-tomohiro/entry-11554471784.html
過去のブログをお読み頂ければ詳細が書いてありますが、市街化調整区域は厳しい土地利用規制が掛けられており、開発が著しく抑制された地区であります。
その為、市街化調整区域における人口減少は著しく、地域コミュニティの形成・既存集落の維持という点からも危機的な状況をむかえようとしています。
その解決策の一つとして、市街化調整区域の規制緩和がポイントになってくるのです。
先述の通り、これまで幾度と無く議会で「市街化調整区域における土地利用の規制緩和」を訴えてきましたが、行政は全く聞く耳を持ちませんでした。
どうすれば行政を動かす事が出来るのか、どうすれば市街化調整区域が抱える問題を沢山の方々に理解して頂けるのか。
考えに考え、議会での勉強会の立ち上げしかないという結論に至りました。
正に、私のモットーになりつつある、『行政が動かねば、議会が動く!』です。
勉強会を開催することにより、同じ問題意識を持たれている議員の方々と連携を図る事、そして幅広く市街化区域に住む議員の方々にも当問題を共有して頂く事を推し進めていきたいと考えています。
同じ会派の先輩の諸岡議員と二人で勉強会の計画を練り、各会派から発起人を出して頂き、『市街化調整区域に関する勉強会』は立ち上がりました。
私は諸岡議員と共に、当勉強会の事務局を務めさせて頂いております。
当勉強会は、メンバーを固定せず、毎回全議員に案内を送り、各議員の意思で参加して頂くという比較的自由なスタイルにしてあります。
第1回の勉強会には、15名の議員が参加して頂けました。
「市街化調整区域」を取り上げた勉強会である事から、10名程お越し頂けたら御の字と考えていたので、15名もの議員にお越し頂けたのは率直に嬉しかったです。
第3回目までは、市街化調整区域における土地規制の基本的な部分を体系的に勉強出来るような予定を組んであります。
【テーマ】
第1回 都市計画のあらまし、四日市市の都市計画の変遷など
第2回 市街化調整区域の土地利用について
第3回 農振法、森林法について
当勉強会の開催が、市街化調整区域における土地利用の規制緩和の活路となる事を願っていますし、そうしていかねばならないと思っています。
私の最終目標は『「四日市市開発許可等に関する条例」第17条の改正』です。
勉強会の内容等は、今後当ブログでも発信していきます。