部屋のホットカーペットをどけるの
めんどくさいなぁ。
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
↑こちらの記事↑に
コメントをいただきました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
「子供が選んだ親」とかって、
スピリチュアルの人もよく言ってるけど、
ちょっとそこ、
いつも意味がわかりません。。。
「選ぶ」といえるのは、
2つ以上の候補がある場合では？
生まれたばかりの子供は親を、
むしろ「選べない」のでは？
そのことが
今の状況にはもはや関係なく、
どのみち自分の心は
自分で耕すしかない
というところは理解しますが。
今、
自分の心が耕されてないその事実を、
大昔の自分の選択ミスのせいとまで
思う必要があるのでしょうか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
順にお応えしていきますね。
まず、
私が言ってるのは、
「子供が、自分の親を選んで生まれてくるよ」
っていうことではありません。
そういうのは
私にはわかりませんので、
神様専門家の人たちに聞いてください。
私が言ってるのは、
人間の子供というのは、
生まれてから
生後6か月くらいの間に、
「自動的に」
自分の周りの大人の中から、
自分の養育者を選ぶよ、
ってことです。
小鹿が
生まれてすぐ
自動的に立ち上がろうとするのと同じです。
無意識な
遺伝子的な動きです。
「選ぶ」という言い方が
わかりにくければ、
（親を）「特定する」
といっても構いません。
要は、
人間の子供というのは、
「世界中の大人たちが平等に
わたしの親です。」
「お母さんというのは、
ただの世話係であって、
それ以上でも以下でもありません」
「あくまでも、
人類みんなが、わたしの親」
というふうに解釈せず、
必ず、
特定の大人を選んで、
そ人を
「親」として、
継続的に「特別視」したがる
という
特徴があるわけです。
要するに
何が言いたいかというと、
人間の子供というのは、
「特定の大人」から
継続的に「特別視」される安心感
が無いと、
自分の人格を正常に作れない、
そういう
身体の仕組みになっている生き物、
ということです。
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不特定の大人たちに
育てられていますが、
メインが誰かは判りません。
近所の大人は、みんな私の親です。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということだと、
精神的に
非常に不安定になるわけです。
だからこそ、
世の中にある、
特定の親を定めず、
みんなで子供を育てる方針のコミューン
などで育った子供たちは、
「親役」が
コロコロ入れ替わるために、
自分の親を特定できず、
だからそういう子は
自分の心を耕せず、
大人になるにつれ、
高い確率で
精神疾患を患ったりします。
だからこそ、
人間の身体の中には
生まれてすぐに
「この人！」という感じで
養育者を特定して、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
この人からずっと
心を耕してもらえるはずだし、
それによって
自分の人格を作っていけるはずだ！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
と期待し、
疑いなく信じ込みたがる遺伝子があって、
その遺伝子が自動的に、
特定の大人に対して
その期待を始めるわけです。
そして、
その期待を持つからこそ、
逆に、
その親から
心を耕されなかった場合に、
多くの子供は
生きづらさを感じるようになり、
でもその時は、
「私の心が耕されてないから生きづらいんだ」
と思うのではなく、
この親のせいで
自分は今、生きにくいんだ
という感じで
自分の身体の外に
生きづらさの原因を求める
気持ちになります。
これはもう、
感情的にではなく、
物理的に必然の流れです。
だから
コメ主さんが言われる、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
今、
自分の心が耕されてないその事実を、
大昔の自分の選択ミスのせいとまで
思う必要があるのでしょうか？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
という感覚、
その反応、
「自業自得だというのか！」
という憤りも、
そういうものを含めて全部、
コメ主さんの人生にとっては
自然な流れだと思います。
なぜなら、
そういうふうに育てられたら、
誰でもそうなるからです。
でも、
その上でちょっと
こう考えてみてください。
確かにあなたは
生まれてすぐ
自分で
自分の親を特定し、
その親に期待しました。
でも、
それについて、
今あなたが
「つまり自分のせいなのか？」
と考えることに
意味はありません。
なぜならそれは、
あなただけじゃなくて、
人間なら誰でもその時期に無意識でする
自動的な反応だからです。
生まれてすぐ
立ち上がろうとして、
崖から落ちて障害を負った小鹿が、
大人になってから、
「生まれてすぐに立ち上がった私のせいなのか？」
と考えることに
意味が無いのと同じです。
小鹿が
生まれてすぐ立ち上がるのは、
本人がそうしたいからではなく、
その
鹿という種の遺伝子として
生まれてすぐ、
自動的に立ち上がるように
プログラミングされてるから、
だからその小鹿は
自動的に立ち上がっただけなので、
それを
大人になった後で
「これは自分のせいなのか？」
と考えることには
なんの意味もないわけです。
要するに、
私が何を言いたいかというと、
親へのわだかまりによって
生きづらさを感じる人は、
＝＝＝＝＝＝＝
実は
人間の身体が
生まれたあと「自動的」に
特定の親に期待し続けようとする
仕組みだったからこそ、
逆に
私の場合は、
その期待が裏切られ続け、
自分の心が
耕されなかったのではないか？
＝＝＝＝＝＝＝＝
っていうふうに
物理的に気づいてみましょう、
ということです。
そうすると、
あなたはそれ以降、
その親への
期待をやめるなり、
あるいは、
期待値を下げるなりして、
自分の心を
自分の力で耕すことができ、
それによって
生きやすさを自力で作れるようになります。
なぜなら、
客観的に言うと、
あなたの生きづらさ
というのは、
親との関係
のことではなく、
あなたの心の耕され具合
のことだから。
あなたが生きやすくなるには、
なんであれ、
自分の心が耕されればいいのです。
大人になった今、
親との関係
というのはあくまでも、
その
あなたの心を耕す手段
の一つに過ぎません。
親とのわだかまりを
感じる人は、
まずは、
自分が自動的に期待してた
（自分の遺伝子によって自動的に期待させられてた）
という過去を、
「客観的に」振り返ってみましょう。
そうすればあなたは、
今からでも
その期待を
自分でやめることができるし、
そうでなくても、
それ以降、
その親の存在自体を
心の中で突き放して考えられるようになります。
そうすると
それによってあなたは、
自分の人生を
親から自分に
取り戻すことができるのです。
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