今からスーパーに行って、
店を出るまでレジ以外は、
絶対に誰にも
２ｍ圏内に近づかない！
っていう一人遊びを
してきたいと思います！
さて
こんにちは。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
質問をいただきました。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
夫は普段から、
「人は言いたい事は言うべき」
「思った事を言うべき」
という持論を持っていて、
私が
自分の意見を言わないと
「思った事は言え！」
と言ってくるのですが、
それで私が何かを言って
それが夫の考えと違うと、
必ずキレて、
「俺をバカにしてるのか！」
と言ってくるので、
余計に言えなくなります。
どうしたらいいか分かりません。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
この夫の性格によるので、
個別の対処は
詳しく分析しないと
何とも言えませんが、
もしその話の内容が
あなたにとって
重要なトピックでは無いなら、
とりあえず、
あなたの意見を言うのではなく、
代わりに、
夫が言ってる意見の方に対する質問
という形で発言してみてください。
つまり、
そっちに上手くすり替える。
Joeメソッドの
基本的な態度を抑えて、
多くを語らず、最小限の言葉で、
クールに
かつ批判的にならないように。
そうすると、
おそらくこの夫は
自己顕示欲が強く、
なおかつ、
精神状態が未熟ですので、
彼が発する意見が
話題の中心になれば、
わりとあっけなく
満足するんじゃないかと思います。
だからこそ、
その時のあなたの態度は
卑屈にならないように！
（あなたが卑屈になると、この相手は、調子に乗り過ぎる可能性があります）
そもそもですが私は、
一般論として
必ずしも
「人は、言いたい事を言いさえすれば上手くいく」
というわけでは無いと思います。
なぜかと言うと、
世間には、
この夫のような
自分の内面を統合できない人たちが
山のようにいるからです。
また、
下手に率直に言い返して、
イジメやモラハラが激化する
という事件も山ほどあります。
気が弱い人が
言いたい事を言ったところで、
それは単に
その気の弱さを際立たせる結果
になり、
それなら、
言わない方がマシ
というケースもあります。
要は
何かを言うにしても、
言い方や、
言うタイミングを
工夫しないと、
完全に裏目に出ることが
少なく無いわけです。
たとえば、
その「言い方」や「声のトーン」、
女子的に言うか、
男っぽく言うか、
クールにか
暖かくか、
ワイルドにか、
それによって、
相手の態度は変わります。
あるいは、
あえて何も言わずに、
不穏な空気だけを漂わせるほうが
効果がある場合もあります。
こういうのは技術ですので、
一旦覚えてしまえば、
スパイみたいに
使い分けられるようになります。
とにかく、
人間関係というのは、
「言いたい事を言えば上手くいく」
と言うわけでは無いわけです。
多くのアスペルガーの人がそれで
どれほど苦労してるかを見てください。
だから、
Joeメソッドでは普段から、
その「言い方の技術（戦略）」を
細かく提示しています。
それについて、
Joeメソッドでの
「考える手順」は次の通りです。
相手との関係が
上手くいってない時は、、、
まず、
目の前の状況について
あなたが「望む結果」を考える。
その上で、
その望む結果が出そうな
「動き（態度、言い方）」をする。
まずこの順番で
考えた結果、
※あるいは、
考えても分からなければ
一回何かしらの態度を実験的にやってみた上で、
（↑オススメ）
もし
あなたがそこで
「望む結果」を得るために、
「ズバッと言った方が良いな」
と思ったらなら、
その後はその相手に対しては、
そうすれば良いだけです。
でも、
そうじゃない方が
いい場合もあります。
たとえば、
冒頭のコメントだったら、
とにかく
早く夫を黙らせたい
という
「望む結果」に対して、
自分の意見を言わずに
夫への質問風に切り替える
という「動き」をする。
というふうに
したりします。
なぜなら、
この夫は、
言いたい事を言ったらキレるし、
しかもそうすると、
不毛な会話が長々と続くので
それは
あなたが「望む結果」では
無いからです。
こういう考える作業を、
面倒に感じる人も
多いと思いますが、
こういうのは
一旦考えて
身に付けてしまえば、
それ以降は、
毎回その同じパターンで
接することができるようになるので
明らかにそっちの方が楽です。
むしろ、
それを何も考えず、
ただただ無邪気に、
言いたいことを言わないとか、
あるいは逆に、
無邪気に
言いたい事を言うだけ
という方が、
遥かに人生が苦しくなります。
なぜなら、
何も考えないと、
その辛い状況が
何十年も続くから。
とにかく、
今の人間関係が
上手くいってないなら、
1回、
自分の性格などの
特徴を踏まえた上で、
上のに沿って
どう動くのが良いかを
考えてみてください。
ネットなどではよく、
「モラハラ対処は
意見をハッキリ言うこと！」
というふうに
書かれていますが、
実際には、
それによって激化するケースは
山のようにありますので、
その点は意識して、
とにかく、
一回何かをやってみて
酷い目に遭った時は、
とりあえず
一度立ち止まって、
思い込みを外して、
の手順に沿って
自分のケースについて
考えてみましょう。
自分で考えても
分からない場合は、
信頼できる誰かと一緒に
の手順にそって
考えてみましょう。
何につけ、
＝＝＝＝＝＝＝＝
「望む結果」を出せそうな
「動き」をすればいい。
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これが、
Joeメソッドの原則です。
思い込みを外せば、
何かしらの正解は見つかりますので、
試してみてください。
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