タクシーの運ちゃんに
諦め
好きの、濃淡
なんつうか、人によって好きなものに対する接し方は違うし、それぞれの個人で好きなものに対する接し方は違うし、同一人物でも個別の好きなものに対する接し方は違う
好きなものに接する態度も、所有欲や物欲、ライブに行くなどの体験に対する欲を上位に考える人もいるだろうし、音楽が好きな人であれば音楽を好きでいる状態が上位に考える人もいるだろう
また、趣味によって接する態度も変わるし、ケースバイケースとしかいいようがない
どういった態度がファンとして正しいということもなくて、曲単位が好きならそれはそれで思い悩むことはないんじゃないし、他人のことは気にすんなよって思う
個人的には、曲が好きなだけでもライブに行くのと行かないのとでは満足感が変わってくるとは思うが
あとは、自分語りなんだけど、好きなミュージシャンに対してどう接しているか分類してみる
1.そのミュージシャンの全部が好き
アルバムは発売されたら買う、ライブも行ける地域なら行く、インタビューが掲載されている雑誌とか音源以外の商品も買う
ただ、自分はライブ会場の物販とかは興味ないので、どんなに好きでも買わないし、ファンクラブとかも興味なし
ブログとかも、音楽関係に限らずあまりチェックしなくなっているので、好きでもそこまで見ない
2.そのミュージシャンの曲が好きで、距離感をもっていない
アルバムは発売されたら買う、ライブも行ける地域なら行く
捨て曲は基本的に覚えない
同時代感を勝手に抱いている
3.そのミュージシャンの曲が好きだが、距離感をもっている
義務感をもって曲を聞いており、アルバムは数枚持っているが、ライブに行くのにためらってしまう
2.はアルバムをコンプリートしていなくてもライブにいけるが、3.はアルバムをコンプリートしていてもライブに行くのにためらう
4.一部の曲だけが好き
増田の態度に近い
ライブに行きたいとは思わない
more than more
「先輩、そういや、オレの中学校の時の同級生でLINEグループができてるんすけど、参加メンバーが、地元に残ってるウェイウェイな奴ばっかで、参加迷ってんすよねー」
「マイルドヤンキーって奴だな」
「そうそう、オレ、勉強もできたから陰キャとも仲よかったんすけど、そういう奴らはそもそもグループに招待されてなかったり、参加してても発言してなかったりするんすよねー」
「お前は会話に絶対自慢入れるよな」
「んで、グループに参加してない奴を何とか思い出そうとするんすけど、全然思い出せんないんすよ」
「そりゃ、十何年も前のことだからな」
「しかし、ふと思ったんですけど、オレって、無意識に、連続した意識の中で生きてると思いこんでいたんですけど、毎日毎日オレの意識は死んでいて、過去を連想する時は過去の模造品をその場しのぎで作ってただけなんじゃないのかなって
記憶していることと忘却されていることって、そりゃ圧倒的に忘却されていることの方が多いわけで、そのLINEグループに出てきてない奴らって、その圧倒的な忘却を引き受けてるような気がして、なんか寂しくなったっす」
「酔っ払いの会話だな」
可視化された貸し借りが雰囲気を、か細くする
携えられた書き換えが寸劇を幽く来る
全てが消え去ってしまったとして
その美しさを連想していればいいのさ
耳鳴りは鳴り止まない
●参考リンク
xqse
追いかけなかったワケを床に置いたチューハイのせいにした時、
お前の人生は決まったんだぜ
いつも見かける美女がクリアするアイテムではなくなった時、
分岐点はにやりとした
宣言した、伝票の節操のなさで
延々似た、前兆の結構なななね
コドク
誰もがそうなのに、
それって自分のそれを吐露するのが恥ずかしいからなんだろうか
吐露したって酒飲むのやめられないんだろうけど
その言葉とは一番遠い意味での、共感