6月2日
この日も晴れたのでツーリングです。
十勝三股か幌加内の朱鞠内湖かで迷いましたが、十勝三股のルピナス群生地の見頃はもう少し先だろうということで、今回は朱鞠内湖へ行くことにしました。
途中、旭川市、江丹別の橋の上で一服して、さて走り出そうとしたとき、まさかの立ちごけをやらかしてしまいました。
画像ではわかりにくいですが、サイレンサーの下側リベットは傷だらけで、サイレンサー本体にも少しだけ傷がついてしまいました。
なんでよりによって
まったく予期してなかった右側へのモーメントに抗うことができないまま、バイクを倒してしまいました・・・
わずかな傷とはいえ、自分の不注意で傷を付けてしまったことで、気分は落ち込みましたが、この後の景色がそれを忘れさせてくれました。
国道275号の、幌加内市街地から朱鞠内湖までの道は、ホントに素晴らしいと思います。
朱鞠内駅跡
朱鞠内湖に到着です。いつも晴れの日を狙って来ているので晴れているのは当たり前ですが、風が強かったことも今までありません。
朱鞠内湖は人造湖ですが、この風景を見ていると、とてもそう思えない日本離れした美しさです。
しかしここのダムを造ったのは、ほとんどが強制労働に従事させられたタコだったということを思うと、心からこの湖を楽しむことができないのも事実です。
国道275号を湖沿いにさらに北上して、朱鞠内湖北端の母子里地区へ向かいます。
母子里からは道道688号へ右折します。
この道の湖側には、1995年に廃止となった深名線の痕跡が残っています。
この道道688号沿いの景色は、自然環境も素晴らしく、さらに行き止まりとなっているために、私のようなもの好きしか入ってきません。
現在、遠別まで抜ける道を作っている最中なので、いずれ開通したらこの道も交通量が増えて、今の雰囲気は味わえなくなってしまうでしょう。
この時期だと、まだ木々の葉が小さいため、わりと見通しがいいです。
下草も伸びてなく歩きやすいので、ちょっと車道から逸れて、歩いて湖岸まで行ってみようとしましたが、ヒグマが怖くなり10メートルほどしか進めず諦めました。
深名線、添牛内駅跡
道道688号の行き止まりまで行ったら帰路につきます。
母子里から深名線跡をたどりながら名寄へ向かおうかと思いましたが、結局来た道を往復して帰ることにしました。
走行距離 346キロ
燃費 33・4キロ