モーツァルトのようには端正ではない
ほんのり狂気を宿した曲がリヒテルの真骨頂で
その曲にそれほど狂気がなくてもリヒテルが与える
Sviatoslav Richter - Chopin Recital (Moscow, 1950)
モスクワのライブのリヒテルのショパン
(時間バーに曲名があって便利!)
写真はピアノがBECHSTEIN だが
低音部が軽めなので演奏は別のピアノではないかと思う
リヒテルを知ったのは多分1年前
(Youtubeのおかげ)
中二病がショパンだったおかげで
弾きすぎ/聴きすぎて逃げるように卒業したのと
同じ曲と思えない演奏
リヒテルのショパンは今も新しいまま輝く時間
ショパンはピアニストとしても名手だったので
タイムマシンがあるならこの二人を会わせて
ショパンの演奏を聴き
ショパンにリヒテル演奏の感想を聞いてみたくなる
(それはほかの作曲家も同じだが)
という妄想をしながら聴くトラック