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ライジング

脈略のない乱文・乱筆の嵐.....そう雷神goo

唐招提寺からわずか5分ほどで薬師寺へ。

唐招提寺は早い時間だったせいもあって参拝客はそれほどでもなかったんですが、こちらに来ると一転、大勢の人がいて驚きました(当たり前なんですが・・・)。


この薬師寺は、680年に天武天皇(大海人皇子)が発願、持統天皇、文武天皇を経て完成したと見られています。白鳳文化の代表的な建造物で、伽藍は中央に金堂、東西に塔を置きその周りを回廊で取り囲むという独特な配置で東大寺も同じような伽藍だったそうです。


まず、北の興樂門から受付して入ったのですが、本来でしたら南門を通って前面に金堂、両側に東西の塔を見るというシチュエーションが欲しかったなってちょっと残念な気分でした。唐招提寺から南下して行き着いたのが北側だったので仕方ないんですが。


とにかく建物がどれもスゴイです。圧倒されっぱなしでした。

金堂、大講堂、西塔といずれも近年に再建され、その当時の白鳳様式で復原されています。

金堂や東西の塔にある、本来の屋根の下にあるもう一層屋根があるかのごとく付いている裳階(もこし)が美しさ華やかさを際立たせています。平城宮の朱雀門を思わせる荘厳華美な威容は圧巻です。

そもそも古刹を見るにあたり、古さが良しという中で、創建当初の姿で見ることができるのも興味深いものです。


 金堂
金堂


 大講堂
大講堂


東塔は哲学者フェノロサが「凍れる音楽」と評するほどあまりにも有名ですね。

薬師寺で唯一創建当時の姿を残している建物で、隣の西塔との対比がとてもおもしろいです。東塔も創建当時は西塔のような姿であったろうと思いますが、木の経年色がこれほどの"音楽"を生み出すとは創建当時の人たちも思いもつかなかったでしょうね。

西塔の朱と金で彩られたきらびやかな姿もまた美しい。

この東西まったく色合い、建築年も違う塔が建ってるっていうのも不思議でおもしろくてまた違った趣があります。


 西塔
西塔


 東塔 (国宝)
東塔


東院堂は一度、消失して、鎌倉時代に再建された当時の姿そのままで東塔と同様に経年した木そのもの材質感がなんともいえず深い情緒を生み出しています。


 東院堂 (国宝)
東院堂


この回廊も再建されたそうで、朱の色が鮮やかで、整然と並ぶ柱が奥に続いていく様を見ていると吸い込まれそうな気分になります。


 回廊

回廊


春、秋の特別拝観で「吉祥天女」を見ることができました。麻布に描かれた独立画像としては、日本最古の彩色画だそうで、奈良時代の作品ですが、ほんっとに素晴らしい。色は若干褪せている感はありますが、絵心のない自分でも色使いや神々しい天女の姿に驚き凄さで声が出ない状態でした。


あと、せっかくなので玄奘三蔵院伽藍とそこにある画家の平山郁夫が作成した「大唐西域壁画」を見てきました。そもそも玄奘三蔵の足跡や人物についてまったく知識ゼロで挑んだのですが、如何せん時間が無い中で走り走りで見る画世界ではなかったように思います。


おまけですが、次なる場所、奈良公園方面へ向かう前にせっかくだからと垂仁天皇陵に寄りました。この垂仁天皇陵は全長が227mもある前方後円墳で、周りは田畑があってとってものどかな雰囲気です。古墳っていうと上から見た写真をよく見ている関係で、現地で見る横からの姿に"アレレ"なギャップを経験した方も多いと思います。でも、お墓ではありますが、濠をめぐらし正確に形成された姿は美しく王の墓であるという威厳に満ちています。当時とんでない人達に手によって造られたであろう巨大な古墳はやっぱりスゴイ。


 垂仁天皇陵
垂仁天皇陵1


平城宮跡を後にして一路「唐招提寺」へ。

途中、唐招提寺の横を流れる秋篠川沿いの自転車道を走ったんですが青空と木々の緑と川の深い青がとんでもなく美しいコントラストで思わず1枚パチリ。唐招提寺へは約15分ほどで到着しました。


 秋篠川 
秋篠川


この「唐招提寺」は759年創建され、開基は鑑真和上。
唐招提寺の名前の由来は「唐の国から来朝した鑑真和上の招提(修行する場)」ということだそうです。鑑真和上ゆかりの寺、天平の甍として奈良時代を代表するお寺のひとつですね。


南大門を通って入るとまず目に入ってきたのが金堂です。低くずっしりと重厚な姿から"堂々"、"静寂"、"和み"のようなものを感じました。1200年以上も前に鑑真和上がここを歩き、ここで修行をしてたんだと思うとなんともいえないノスタルジーになりますね。創建当初には柱やあちこちが朱色に彩られてまったく違った威容だったんだと思いますが、長い年月をかけて生まれた枯れた色あいを見せてくれる現在はまた違った何ともいえない霊験あらたかな感じがします。


この金堂は、寄棟造(よせむねづくり)で奈良時代の現存する最古の金堂だそうで、現在、復興事業によって金堂の周りには鉄の柵が張り巡らされて中に入ることはできなかったんですが、夏から"金堂"のお姿は拝見できるようになったそうでラッキーでした。ちなみに落慶は来年の秋だそうです。


 金堂 (国宝)
金堂



金堂の裏側にある講堂は入母屋造で、数々の仏像を見ることが出来ます。特に印象に残ったのは四天王像です。今回、寺社を訪れてたくさんの仏像を見ましたが、四天王のあの隆々として激しく美しい姿はないなって思いました。

 講堂 (国宝)
講堂


経蔵は一見すると正倉院かと思わせる姿ですが、同じ年代で造られた高床式の校倉造ですから同じような姿は不思議でも何でもないですね。この経蔵は、唐招提寺では一番古い建造物で、校倉造では日本最古だそうです。隣には同じ様式のひとまわり大きい宝蔵があります。

この経蔵、宝蔵と講堂に挟まれるようにある礼堂。入母屋造で南北に長く伸びている建物はやはり落ち着きのある美しい姿に心も体も惹きつけられていくようです。


 経蔵 (国宝)
経蔵

 礼堂東室 (重要文化財)
礼堂東室


この唐招提寺には随所に神秘的な美しい空間を見ることができます。

南大門を抜けて西側の空間には、自然の色とりどりがすごい演出をしてくれています。経蔵の東側の庭、御廟へ続く道、いずれも自然と調和した様が素晴らしい。


 神秘の空間 
庭


 御廟へつづく道
御廟へ

新大宮駅近くのコインパーキングに車を駐車(1日1000円)し、駅でレンタサイクル(1日300円)を利用。

朝陽を背に国道369号線を西へと向かって5分ほどで平城宮跡に到着しました。

まず目に飛び込んだきたのは朱色の荘厳な朱雀門。中国の様式を多分に吸収した門の造りは華やかで大きさからも圧倒的な威圧感を持って迫ってきます。

朝早かったのですが、たくさんのお年寄りの方が体操をされてました。なんか中国を思わせる景色がとても印象に残りました。

 朱雀門                     世界遺産 
朱雀門  世界遺産


朱雀門から北東へ向かうと線路のすぐ側に迷路のような壁で間仕切りをしてるところがあったので、何かなと案内板を見ると、兵部省という兵士、兵器、軍事施設、武官の人事を行った官庁の跡でした。

そしてすぐに踏切にぶつかりました。ひっきりなしに電車が往来してて、踏切の遮断機もかなり忙しそうでした。実は、このとき気づいたんですが、近鉄奈良線が平城宮跡を東西に斜めに分断するように走ってたんですね。


 兵部省跡                   近鉄奈良線の向こうに朱雀門
兵部省  近鉄線

踏切を抜けて南北を走っている道路の東側に渡ると、黄金色に輝く広野が眼前に広がってきました。北のほうへ向かって歩いていく途上で、広野の端のほうに石の杭が等間隔に刺さっていることに気づきました。どうもこの宮殿の区画を現しているようです。

北へ進むと2段になった基壇がそびえたっていました。ここが”大極殿”です。壇を上ると整然と柱跡が並び、1300年前にはここに宮殿が建ちいろんな儀式が行われたんだなぁと古(いにしえ)の姿を想像してなんだか感動がじわじわと込み上げてきました。


 平城宮跡                   大極殿(2次)から西へ

大極殿  柱1  


平城京は710年遷都後、740年に恭仁京(京都)へ移動、745年に再び平城京へ遷都したそうで、最初の遷都では現在の朱雀門の真北にあった大極殿(1次)が、2度目の遷都時には東側に移動したようです。現在の平城宮跡の南北に走る道路を挟んで西側が1次、東側が2次ということみたいです。

何かと話題になった"平城遷都1300年事業"ですが、北西のほう(朱雀門の真北)を見ると2010年に向けての大極殿復原工事棟が見えていました。

時間の関係で平城宮資料館や遺構展示館には行きませんでした。多分、来年か、再来年にはきっと帰ってくると思うのでそのときゆっくり堪能しようと思ってます。


 大極殿(2次)から南              第1次大極殿復原工事  

大極殿から  工事


今回、この平城宮跡は絶対行きたい所の1つで、最初に行くことが出来てとても満足で感動的でした。

たくさんのコメントありがとうございます。

行ってきました。


古都 奈良。


今回は機動力のある車での行程800kmの旅路でした。
1泊2日という短く限られた時間での旅行で、下準備もイマイチな状態だった割にはたくさん周れたかなって思います。
ホテルはJR奈良駅すぐの"サンホテル奈良"というところに宿泊したんですが、とっても綺麗でリーズナブルで場所もバッチリで言うこと無しでした。
1日目は主に奈良公園周辺をレンタサイクルを使い、2日目は斑鳩、飛鳥方面を車を使って周るというプランで、若干、修学旅行のような感は否めませんが、世界遺産を中心に観光してきました。

2日間の行程はこんなです。


 1日目

  平城宮跡唐招提寺薬師寺垂仁天皇陵

  ⇒ 興福寺東大寺春日大社


 2日目

  法隆寺中宮寺藤ノ木古墳法輪寺法起寺

  ⇒ 石舞台古墳高松塚古墳・壁画

  ⇒ 鬼の雪隠・俎欽明天皇陵猿石


これから、かけ足で周ってきた史跡、旧跡をちょっとずつ記事にしていこうかなって思ってます。


明日とあさって1泊2日の強行軍ですが、何かと話題のセントくんのいる奈良へ観光に行ってきます。

sumomoさんのBLOG で奈良の魅力ある史跡、旧跡、自然、お祭りなんかの記事を読ませてもらって、ずっと前から行きたい行きたいって思っててなかなかタイミングがなかったのですが、やっと念願叶いそうです。


周りから"修学旅行かっ"って突っ込みを入れられそうなプランでお恥ずかしいのですが、限られた時間での観光なのでお許しください。

ん十年ぶりの東大寺や法隆寺は中学校の修学旅行以来ではないかと思います。

唐招提寺や平城宮跡は行ったことないのですっごい楽しみです。あと、時間があれば、高松塚の壁画も見に行こうと思ってます。ちょっと欲張りでいい加減なプランなのでちゃんと観光できるか不安ですが、今のとこお天気はまずまずよさそうなので一安心です。


ということで、2日間BLOGはお休みします。

連休中、お仕事の方もお休みの方も体には気をつけて充実した日を過ごしてくださいね。

それと、インフルエンザの声が早くも聞こえてきてますのでくれぐれもご用心を。