先日、小布施町図書館で開催された
NVC調停(ミディエーション)ワークショップに
参加しました。
今回は特別に、
NVC調停の実践をされている
素敵なファシリテーターの方々が来て下さって、
対立の場に第三者として関わるプロセスを
体験的に学ぶ時間となりました。
NVCの調停とは、
対立状態にある二人の話し合いに
第三者として関わっていく対話の方法です。
ここで大切にしているのは、
どちらが正しいかを
決めることではありません。
それぞれの人の奥にある
-
何を大切にしているのか
-
どんな願いがあるのか
その「ニーズ」に耳を傾けながら、
失われてしまった理解やつながりを
少しずつ取り戻していくプロセスです。
この考え方は、
心理学者の
Marshall Rosenberg
が提唱した
NVC(Nonviolent Communication:非暴力コミュニケーション)
を土台にしています。
今回のワークショップでは、
・対立の場に第三者として関わるとはどういうことなのか
・NVC的な調停の視点とはどんな感覚なのか
・調停の場では何が起きているのか
を、頭だけではなく
実際に体験しながら学んでいきました。
ロールプレイを通して見えてきたのは、
対立の表面にある言葉の奥に、
「わかってほしかった」
「大切に扱われたかった」
「尊重されたかった」
そんな切実な願いが
どんな人にもあるということ。
多くの人は、対立を見ると
「どちらが正しいのか」
「どう解決すればいいのか」
と考えがちです。
けれどNVC調停では、
解決を急ぐことよりも、
お互いのつながりを
取り戻すことを大切にします。
第三者が共感的に関わることで、
それまで届かなかった言葉が
相手の心に届くことがある。
そのプロセスを体感する時間でした。
対立は、
壊れてしまう関係の始まりではなく、
本当の願いに出会う入り口
なのかもしれません。
今回、貴重な学びの場を
創ってくださった
ファシリテーターのお二人に
心から感謝しています。
これからも、
人と人のあいだに理解とつながりが生まれる
対話の場を大切にしていきたいと思います。


