昨日は、飯綱町の素敵な古民家Cafe
傳之丞でセッションDAYでした。

この日は、小学6年生のお子さんを
育てているお母さんが、
セッションを受けてくださいました。
もうすぐ中学生。
環境が大きく変わる時期だからこそ、
「中学校でやっていけるかな」
「友達関係は大丈夫かな」
「勉強についていけるかな」
「困った時に自分で助けを求められるかな」
そんな不安や心配が出てくるのは、
親として自然なことだと思います。
特に、今まで子どもの様子を
近くで見てきたからこそ、
「この先、子どもが困らないようにしてあげたい」
「大変な目にあわないようにしてあげたい」
「できることは全部してあげたい」
そんな想いから、
心配が大きくなることもあります。
今回のお母さんも、
お子さんの
これからを思う気持ちを
たくさん話してくださいました。

でも、セッションの中で
少しずつ見えてきたのは、
「心配な部分」
だけではありませんでした。
お子さんがこれまで
歩んできた道のりの中には、
たくさんの素晴らしい姿がありました。
学校に行くことが難しかった時期も
その時間は、決して
「何もしていなかった時間」ではなくて
不登校という経験の中で、
お子さんがたくさんのことを感じ、
悩み、考え、自分なりに
人生と向き合ってきました。
そして、自分の好きなことや
夢中になれることを見つけ、
その世界を大切に育ててきた
姿もありました。
苦手なことがあっても
その子なりに工夫して
自分なりに考えて
着実に行動してきた姿。
運動会では、
全校のみんなが見守る中、
自分の力を精一杯発揮して
頑張る姿もありました。
一つひとつの出来事を
振り返っていくと、
お子さんは、自分のペースで、
自分の力で、一歩一歩、
自分の人生をたくましく
歩んできたことが見えてきたのです。

そして、何より素晴らしいと感じたのは、
「自分の人生を自分で選んでいく力」が
育っていたことです。
親や周りの期待に
ただ合わせるだけではなく、
自分の気持ちを感じ、
「自分はこうしたい」という
意志を持って
自分で選択して、
歩んでいこうとする力。
それは、
中学校へ進学してからも、
お子さんにとって大きな支えに
なる力だと思います。
セッションを通して、
お母さんは、
これまで当たり前だと
思っていた日常の中に、
お子さんの強さ、優しさ、たくましさ、
そして「生きる力」が
たくさん育っていたことに
気づいていかれました。
そして最後には、
「この子ならきっと大丈夫」
そんなお母さんの言葉が出てきました。
これは、「何も心配しなくていい」
という意味ではありません。
これから先も、
困ることもあるかもしれない。
悩むこともあるかもしれない。
でも、その時に
この子には乗り越えていく力がある。
必要な時には誰かを頼る力もある。
そんな子どもへの信頼のニーズと
つながった瞬間でした。

心配や不安が大きくなっている時、
私たちはどうしても
子どもの
「できていないところ」
「足りないところ」など、
「ないもの」に
目が向きやすくなります。
そうすると、
「この問題をどう解決したらいいんだろう」
「どうしたらこの子は変わるんだろう」と、
頭の中は課題解決モードで
いっぱいになります。
これは、私たちが生きていくために
備わっている「エゴ」の性質です。
エゴは、危険や不足を
いち早く見つけて、
自分や大切な人を守ろうとします。
だからこそ、
「まだできていないこと」
「足りないこと」
「うまくいっていないこと」に
意識が向きやすいのです。
これは、子どもを大切に
思っているからこそ働く、
自然な心の仕組みでもあるので
決して悪いものではありません。
でも、エゴの視点だけに
飲み込まれてしまうと、
子どもの中にすでに育っている力や、
今ここにある豊かさが
見えなくなってしまいます。
本当は、
乗り越えてきた経験があること。
自分のペースで歩んできたこと。
好きなことに夢中になれること。
人を思いやる優しさがあること。
自分で考え、選択する力が育っていること。
そんな「すでにあるもの」が、
たくさん存在しているのです。
でも、エゴが「足りないもの」
「問題」に意識を向け続けていると、
そこにある豊かさや、
その子自身の素晴らしさを
受け取ることが難しくなってしまいます。
だからこそ大切なのは、
「ないものを探して直す」だけではなく、
「もうすでにあるもの」に気づいていくこと。
セッションの時間は
心配や不安で
いっぱいになっている時には
見えにくくなっていた、
「本当にあるもの」に
気づいていく時間です。
子どもの中にある力を感じられた時、
「どうにかしなければ」
という不安から、
「この子なら大丈夫」
という信頼へと、
少しずつ変化していきます。
もし今、お子さんのことで
不安や心配が大きくなり、
「ないもの」ばかりに
目が向いて苦しくなっているとしたら、
一度セッションで
一緒に立ち止まってみませんか。
セッション詳細はこちら
お子さんの中に、
そして親であるあなたの中に、
すでにある力や可能性を一緒に見つけ、
「この子なら大丈夫」と
心から感じられる土台を
育んでいけたらと思っています。

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