娘が大学進学のために県外へ引っ越し、
いよいよ一人暮らしが始まりました。
18年一緒に暮らしてきた我が子が、
家からいなくなるというのは、
こんなにも胸が締めつけられる
ものなんですね。
息子が一人暮らしを始めたときにも
同じようにかなり寂しさを感じましたが、
これは何度体験しても慣れないものです。
誰もいなくなった娘の部屋を見ては涙が出て、
娘が使っていたマグカップを見てもまた涙。
心にぽっかり穴が空いたようで、
寂しさでいっぱいです。
一方で、当の本人はというと、
入学前のオリエンテーションで
さっそく仲良しのお友達ができたようで、
期待に胸を膨らませている様子。
それを聞いて、
ほっと安心する気持ちもあります。
ホームシックが来るのは、
もう少し先かもしれませんね。
最近、小さなお子さんを連れた
お母さんたちを見かけると、
胸の奥がぎゅっとして、
うらやましさが
込み上げてくることがあります。
「もう一度、あの頃に戻れたら…」
そう思わずにはいられない瞬間がやってきます。
「ママ、ママ!」と、まっすぐな瞳で
ただ一心に求めてくれていたあの時間。
小さな手でぎゅっと抱きついてくれたぬくもり。
忙しくて、大変で、余裕なんてなかったはずなのに、
今振り返ると、どれもが宝物のように輝いて見えます。
あの頃は、
「早く大きくなってほしい」
ということばかり考えていたのに、
いざその時期を過ぎてみると、
子育て期は、もう二度と戻らない、
かけがえのない日々だったんだ
と気づくんですよね。
子育ての時間は、
大変さと引き換えに与えられた、
人生の“黄金期”だったのかもしれません。
そして同時に、こうも思うのです。
あの頃の私は、
ちゃんと味わえていただろうか。
あの子のぬくもりを、
あの瞬間の尊さを、
そのまま受け取れていただろうか、と。
私自身は、子どもが小さかった頃、
不安や心配が大きくて、
毎日悩んでばかりいました。
「自分のやり方はこれでいいのかな」
「ちゃんと育てられているのかな」
そんな思いに追われて、
目の前のわが子を、
そのまま感じる余裕が
全然ありませんでした。
だから今でも、
後悔や、少しの残念さが
心に残っています。
「もう一度最初からやり直せたら」
と思ったことも、何度もありました。
でも、そんな私が
大きく変わるきっかけになったのが、
NVCという共感的なコミュニケーション
との出会いでした。
子どもを「こうあるべき」で見るのではなく、
ありのままの存在として受け取ること。
その子の気持ちに、そっと寄り添うこと。
それを少しずつ実践していく中で、
子育ての時間は、まったく違うものへと
変わっていきました。
もちろん、
うまくできなかったことも
山のようにたくさんあります。
受け止めきれずに
一方的に怒ってしまったことも、
たくさんあります。
でも今は、
そんな未熟だった自分も、
「それでも精一杯頑張ったよね」と
あたたかく見つめられるようになりました。
そして同時に、
自分がうまくできなかったからこそ、
真摯に学び、
関係性を豊かに変えてこられたことに、
小さなお祝いの気持ちも感じています。
子育てが一旦ひと区切りを迎えた今、
「よくやったね」と
自分に声をかけている私もいます。
だからこそ、今、
子育ての真っ只中にいる方に
心から伝えたいのです。
子どもと一緒に過ごせる時間は、
限りある、かけがえのないもの。
その時間を、
不安や心配だけで
いっぱいにしてしまうのではなく、
その中にある「豊かさ」や「幸せ」も、
どうか受け取ってほしいのです。
そのために大切なのが、
「子どもをどうありのまま受け取るか」
「子どもの話をどうありのまま聴くか」
という関わり方です。
子どもをそのまま受け入れ、
気持ちに共感できるようになると、
親子の時間は、もっとあたたかく、
そして深いものへと変わっていきます。
後悔のない子育てがしたい方、
子どもと愛し愛される
豊かなつながりを感じたい方に向けて
共感的な関わり方を学ぶ講座を
4月から開催します。
この講座では、
子どもをありのまま受け取り、
安心と信頼の中でつながる関わり方を、
丁寧にお伝えしていきます。
詳細は、メルマガで
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今この瞬間の関わりが、
未来の宝物になりますように。
