《対話部2期 ~NVCを用いた対話力トレーニング部活~》2回目記録 | ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

育てにくい子にはわけがある!
傷つきやすく感受性の強い個性を持った子が、
敏感な自分と上手に付き合う方法を知り、
その子らしさを輝かせて笑顔で過ごせるようになる子育てのコツをお伝えします。

 

《対話部2期
~NVCを用いた対話力トレーニング部活~》

 

第2回目の場を

参加者の方が記録してくださいましたので

ご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

聴き方を知る 

〜評価を交えずに観察する〜 

 

事実:あるものがある世界 

 

解釈:あるもの以外の「評価」の世界 事実と解釈(評価)を分けて考える。 

 

解釈=文章や物事の意味を、受け手の側から理解すること。

表現されたことを、自分の経験や判 断力によって理解すること。 

相手からもらった刺激に対して反射的に反応して毎日生きている。何を言っても無駄だ、と解釈し て沈黙、我慢することも反応。

 

もし声が出たとして、イラっとした口調で「は?」と言うのか、もしくは そうだねと受け入れてしまうのか。 

 

本当は起きてほしくない、不本意な現実の繰り返し。

 

解釈にまみれた評価の奥には、どういった 感情があるのか。

 

解釈にも感情のようなものに見えるものがある(エセ感情) 

 

エセ=似ているが実は本物ではない 感情を見つけて、そこに隠されたニーズを紐解く。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ワーク終了】 

 

 

■Q1:今回のワークの「怒りの感情」というテーマに、ふだん感情を感じていない?自分の中の怒り という感情のエピソードを思い出せなかった。どうやったらそういった感情に気づけるのか。どう いったふうに感情に気づき、トレーニングしていったのか。

 

 

 A:自分も感情に蓋をして生きてきたことを思い出した。そうやっていないと生きていけなかった、 なんとか保っていたんだな、と言うことを思い出した。

 

 今そうではなくなってきたのは、NVCを始めて、感情を感じる時間を増やしていった。

 

 

1人だけで は出来ないので、こういう場を使って、感情を感じる機会を増やして、思い出していった、という感 じ。

 

 

それまでは怒りも喜びも感情が平坦だった。

 

NVCの場を繰り返して、自分にもこんな感情が あったんだな、と思い出していった。感情をを感じられるようになったという体験になった。 

 

 

A:学生時代「鉄の女」と言われていた。全てを淡々と、感情のないロボットのようだったから。

 

感 情とは何。喜怒哀楽は知っている、それ以外に何があるの?と思っていた。

 

このNVCの世界に初 めて感情リストを見せられて、こんなに感情に表現があるのかと驚いた。

 

そもそもこんなに語彙が あるとは知らない!という状態になった。知らないものは感じられない、というか、知らないものに は名前がつけられないから、すいすいと流れていってしまっていた。

 

なのでNVCを学び出した初 期は、感情の語彙を増やすという作業をした。

 

例えば、怒りでも、「はらわたが煮えくりかえる」な のか「ぐらぐらする」なのか「胃がひねりつぶされる」のか。

 

こういう身体感覚を伴った表現を、自 分の中にたくさん蓄えていった。これが鉄の女脱却の第一歩だった。 

 

2つ目は、自分の中の感情を思い出す、というか、自分の過去を明確に振り返った。 

 

今、6ヶ月の赤ちゃんを育てているが、彼らのニーズを満たす力はすごい。命そのもので生きてい る。ないものはない、あるものはある、欲しければ泣き喚き、満足したらニコニコして、すごい生き 物だなと思いながら子育てをしている。

 

 私にも絶対その時期はあった。最初から鉄の女ではなかった。

 

ある時、いつのまにかそれを忘れ てしまった。

 

それはなんだったんだろう。私はいつからこうしているんだろう。なんでこんなに感じ たら自分を保てなくなると思うようになったんだろう。という自分の過去を深く探究した。

 

 そして、自分はそうやって蓋をしてきたんだな、ということを思い出して、そのたびに、その時の当 時の自分に共感してあげた。

 

このプロセスが感情のトレーニングになったと思う。今は、すごく息 子に教えて貰っている。 

 

 

 

 

A:私も、「怒りの感情って何?」と思っていた。怒りが感じられない人の特徴は、子ども時代に 「子どもであってはいけなかった」「早く大人にならなければいけなかった」 

 

子どもというのは、ニーズのおばけ。ニーズがいっぱいあって、それをまだ自分では満たせない から、親に満たして貰って生きている。

 

そんなニーズを泣いたり、喚いたりということで表現できな くて、良い子で封印して大人になった。

 

怒りだけではなくネガティブな感情が抑圧されている可能 性がある。 

 

あなたにも、その怒りという感情を捨てなければいけない環境になった経験があったのかな、と。 

 

でもその感情を捨てたことで、あなたは過酷な環境を乗り越えてここまで生き延び、大人になれ た。

 

なので、まずはそのことに、ものすごく承認を与えてあげて欲しい。「よく頑張ったよね」と。

 

本 当は、泣いたり喚いたり、わがままを言ったりしたかったけど、それは満たされなかった。

 

それは すごく悲しかったよね、と。それを承認して、でも今のあなたは大人になったから、もう大丈夫だ よ、と。

 

怒りを感じても大丈夫だし、いろんなニーズを、あれが欲しい、これが欲しい、って、自分 で自分のニーズを満たしていけば良いんだよ、という許可を与えていってあげることができたな ら。

 

怒りの感情も、今は無かったようにみえたかもしれないけれど、奥底にはあるので、それは必 ず取り戻されていくと思う。

 

私自身もそのプロセスの途中なので、一緒にやっていけたらなと思っ た。 

 

 

 

A:母が感情的で、こんなふうにはなりたくないなと思っていたので、特に怒りの感情に蓋をして いたなと思う。

 

NVCを学んでいって安心したのは、怒りを外に「攻撃」として使わなくても良いとい うこと。

 

攻撃ではなく、怒りとは「強いもの」だから、それだけ自分が何かを変えたいとか、「願い」 があるんだなぁと思うと、ちょっと怒りを感じても良いかなというスペースがでてきた。 

 

あと、特に日々のdoingに追われていると、感情を感じられない。それでもOKだな、と思ったこと で、また少し楽になった。

 

今はdoingに追われて感情なんか感じられないくらい日々頑張ってる時 なんだ、またスペースができたときに感じてみよう、と。 

 

私が習ったのは、「今の気持ち、どう?」と自分に問うてあげれば良いよ、ということ。

 

「いまき も」って。あぁ、これが嬉しいんだとか、あぁこれが今、どうしようもなく悲しいんだ、とか。そこに ちょっとラベルができてくると、あぁ、自分の中にもたくさん色があったんだなぁと見えてきて。それ を皆さんに伝えたくなった。

 

 

 P:スペースがないと本当に感じられない。これだけNVCやってきても感じられない。 

 

 

E:皆さんのお話、参考になった。確かに幼少期、感情に蓋をするような体験があったので、これ を機に少しずつ振り返っていきたい

 

 M:そこに触れられる、というのが素晴らしいこと。よかったね、と言ってあげて。あと、ゆっくりで いいので、ね。 

 

 

 

■Q2 :話をしている最中に、そういえばあの時、という風に過去のエピソードを思い出すことがあっ た。そういうことを自分の中で振り返るのか、それともこういう場を利用するのか、どういう感じで、 過去のエピソードを振り返っていけばよいのか。どんな方法があるのか。

 

 

 

 A2:確かに話をしている最中に色々とよぎること、たくさんある。私はそういったよぎったものという のは、自分へのメッセージだと捉えている。

 

1人で探究することもできるが、やはり「今こういったこ とがあった、ということがよぎったんだよね」と一緒にいる仲間やファシリテーターの方に聞いても らうのが一番良い。 

 

人間の記憶は、いい意味でも悪い意味でも改ざんされたり、自分で自分を納得させるためのス トーリーに持っていったり。上手に脳みそが、自分が傷つかないように動いてしまう。そうやって、 本当に見たいものが見に行けないことがある。

 

 でも、よぎったものって何かのメッセージである可能性が高いので、そう言った時は誰かに聞いて もらうという選択をすることが多い。 

 

 

A:イライラする、とかそういった自分が反応すること、がある時。なぜそういった反応があるかと いうと、痛みがあるから。 痛みがなければそういう反応は起こり得ない。

 

なんだかイラっとするとか、反応が起きた時に「ど んな痛みがあるんだろう」と必ず見に行く。どんな些細なことであろうと。 

 

内省(ジャッジはせず、ただ観察する)をするんだけれども、その内省も思考に持って行かれてし まう。(それはお前が悪いから、等)

 

 だから、内省のベクトルと同時に人にも聞いてもらうということが大切。 

 

私はいま、人と繋がって話を聞き合う、という機会を週3、4回くらい持っている。予めインフラを整 えている。

 

必ずエゴに持っていかれることがわかっているから。

 

何もなくても聞いてもらう、何か あったら必ず聞いてもらう。人の力を借りて、お互いに整えあってということを意識している。ここ まで聞いてどう思った? 

 

 

 

の:人に話を聞いてもらうと言うことはとても大事なんだな、前回もそういう話があったな、と。私も インフラを整えたいと思った。 

 

 

P:どんな人に聞いてもらうのが良いのか

 

 

 M:ジャッジする人に聞いてもらうと、撃沈していくだけだから。評価、判断をしない人を必ず選 ぶ。 

 

 

 

P:ファシリテーターみたいな方がいらっしゃれば良いのですが・・・そうではないから。人に頼っ て、選んで…むずかしい。 

 

Y:このコミュニティのメンバーは、評価判断なく話を聞こうとしてくれるから頼っていただくのが一 番かと。

 

ご縁が繋がって仲間同士で聞き合って、練習していっていけたら。いきなり外で話すと、 なんでまたいきなり、ということになってしまうかもしれないので。 

 

 

 

P:評価と感情がごちゃまぜになっていたから、今日それがすごく区別がついて、整理されている 人たち、と出会えたことはとても大きい。 

 

 

 

 

Y:そのベースが出来ている人たちだから、出来ていない人と話をしてしまうと、違うジャッジが 入ってきて、言わなきゃよかった、になってしまう。悲しい世界になってしまう。

 

ベースが出来てい る人を増やしていこうと私たちもやっている。メンバー同士で話ができるようになれば、お互い満 たしていけると思う。 

 

 

M:私たちは、共感して欲しいことがあったら、イライラしたりしたときなど、「共感プリーズ」共感し てください私に、と言ってグループでやりあったりしている。この場も自己共感が難しい時、投げ かけあって、たすけあえるような場になったら良いなと思っている。 聞いてみてどうですか、

 

 

P:ずっと内省を繰り返していたので。なかなかわかって貰える方がいない、言っちゃいけないか なとか自分で道をみつけなければいけない、とか。

 

そんな自分を、自分で自分を追い込んでし まったり。

 

 

人と繋がる力が弱いと感じていた。本当の強さ、本物であること、本当の対話、心の深 部のところでの共感みたいな安心感、人間は認められる、自分を受容されるということが自分を 発揮させる根底だと思うので、これまでの自分はそうではなかった、そんな中頑張ってきたんだ なぁと。

 

 

そこでなんとなくイライラしていたのかと。 

 

今日話をしていて、自分の「ムカつく」と言う感情がイライラからきているんだとこのワークでわ かった。

 

イライラから来るんだ、と。すごく面白いなぁと、きっと他にもあるんだろう。

 

 

「未完成」な感 情リスト、未完成な、というところがすごく本物だなぁともっと学んでみたいなぁと思った。嬉しい。 

 

 

 

A:〇さんの喜びを感じる。繋がれた感じがあったんですね。 今この場で行われていたイベントリが、すごく対話的だなと思っている。

 

 

自己内省をしていくのは とても大事、その力をつけていくのも大事だが、こういう対話的な土壌のある人たちと話をする時 の「今それを聞いてどう思いますか」「今何が残っていますか」というようなセリフ、これは自分で は出来なくて、誰かとやるからできること。

 

今、言葉を出した後何が残っているのか。今、今、今 と、今に意識を向け続けさせてくれるのが、他者との繋がり。

 

 

なのでぜひこの場を、うまく自分の 満たされるかたちで活用して言ってほしいと思う。 

 

 

 

■Q3 今日やったことは、話を聞いている中で腑に落ちる瞬間もあったが、また日常生活に戻った ら、解釈と事実がごっちゃな世界がすぐに戻ってきてしまうんだろうなと。今日教えて貰ったことを テキストを見ながら事実と解釈をわける訓練みたいなものをしていかないと、なかなか身につか ないなと思った。

 

 

 

 A:繰り返しが大事。私たちも解釈まみれで日々生活している。罵詈雑言に溢れている。

 

 

NVCを やったからといって、聖人になれるわけではない、正直な人間。

 

暴力的な感情を無くそうと言うの は無理。 

 

ただそれをわかって、どうコントロールできるかということ。そういう感情があるということを理解し て、あるということをちゃんと感じることが大事。 

 

 

悪い感情は持ってはいけない、と思っている。

 

「死にたい」「死ね」と思ってはいけない、とか。

 

 

ただ 抑圧してしまうと、何かの拍子に噴き出して世の中に出てしまうかもしれない。人を傷つけてしま う道具になってしまうかもしれない。

 

 

だから感情を理解して、自分の感情と共にある、ということが とても大事。平和的であるために、大事なこと。 

 

ここで全体像を知ることで、より理解が深まるかと思うので、私が思うNVCと、この世界の認知の 関係性を図にしたものを紹介。 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ホワイトボード】 

 

 

不本意な現実、出来事、怒りをもったこと、ネガティブなこと、イライラすることが起きた時、それが 刺激となって自分に降り注いでくる。 

 

通常なら、だいたい怒りを持って反射的に反応する。

 

「は?」と言ったり黙ったり、それを誰かに別 の形で八つ当たりみたいにぶつけたり。

 

ここに反応が起きて、そこに解釈がついてくる。

 

 現実で嫌なことが起きた時、自分で解釈をして、それを元に反応する。 それを繰り返していると、自分の願いや痛みに繋がれていないので、同じことが無限に繰り返さ れる。姿を変え、形を変え。 

 

 

毎回同じニーズカードを貰う気がする、ということは、毎回同じような現実に自分で反応して対処 している、作り出している、ということ。 

 

 

なので、まず私たちはNVCの第1要素「observe(観察)」をする。 事実は何が起きていたのか。解釈として何があったのか。

 

 

そのあと、自分にどんな感情があるの か。 

 

 

次に第2要素の「Feeling(感情)」 だいたいこう嫌な感情が起きる時とは、自分のネガティブな感情が湧く。

 

 

イライラする、ムカつく、 はらわたが煮えくりかえる、どうしようもない、ブルブル、ザワザワ、ぐわー、など。

 

それを思ったま まだと、解釈に引っ張られてしまうので、それを観察して、自分にはどんな感情があるんだろうと。 

 

 

すると、その下に「悲しみ」とか「無力感」とか、先ほど皆さんにお渡しした参考資料の「評価(外向 き)ではなく共感(内向き)の言葉を見つける」の中の言葉に変わっていく。

 

 

外に向いた感情では なく、内向きの自分に向いた感情に降りてくる。それが感情の観察。 

 

 

そして次の第3要素の「Needs(願い)」 結局その悲しい出来事、自分が何かを失っている、と感じていること、結局自分は何が欲しかっ たのか、何を切望していたのか、自分の願いはなんだったのか、というところに繋がっていく。

 

 これはさっき〇さんが言っていた、「痛み」とセット。

 

本当はこれがあるはずなのに、無い、という 「怒り」や「悲しみ」に繋がっている。

 

 

それは自分の世界に必要で、Needsなのに「それがない現 実」に対してめちゃめちゃ怒っている。

 

だから痛みになってしまった。

 

 

 怒りが起きると言うことはとても良いことで、自分になにが必要かということを教えてくれている。 

 

 

反応的に対処して、毎回毎回同じ現実が繰り返されるな、ということ起きているならば、それは 「願いに気づいてください」というメッセージ。

 

 

本当に手をかえ品をかえ、襲いかかってくる。これを 永遠に繰り返すのが私たちの日常。 

 

 

そこを、NVC的にどんどん自分に共感して、自分と繋がっていって、願い、命に繋がれた時に 「あ、私はこれが欲しかったんだ」と言うので、世界の認知の仕方が変わる。

 

 

そんなふうに感情を 感じ切ると、力に繋がる。

 

 

どういう風にしていきたいというPowerに繋がる。

 

ここまでは、自己愛、 自分を愛する、満たすということ。

 

そしてちゃんとエネルギーとして外に出す、ということ。 

 

ここがNVCの第4要素「Request(リクエスト)」他者との繋がりをもう一度繋がりなおすことへのひ とつのステップとなる。 

 

 

この4つの要素で構成されている。

 

 

この4つの段階を、何回も何回も繰り返して、自分の願いを見 つけたら、その願いを満たすために次は自分で、パワーに変えて動く。 

 

 

それをやっていくための、ここは道場、部活のようなものなので、このメンバーの力を借りながら。 

 

 

この対話部を通じて分かち合っていきたい、鍛錬していきたいと思っている。 

 

 

ファシリテーターもまだ1人では出来ないことも沢山あるし、一生やり続けないといけないと思う。 

 

 

でもそれをやり続けることで、世界の見方が変わり、自分が今まで出来なかった新しい選択が出 来るようになって、次の新しい現実が起きていく。 

 

 

そのために、この対話部で一緒に頑張っていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

【チェックアウト】

 

 

 ・チェックインの時に、1回目の時は少し舞い上がっているというか緊張しているというお話をした が、今回は落ち着いていたのとすごく楽しめたな、と。聞き方というのはとても興味があった。解 釈というのはとても日常に溶け込んでいるが、それがはっきりとわかった。また次回も楽しみ。

 

 

 

 ・とても嫌なことがあった。感情がうわっとなりそうだったが、ゆっくり2日ほど探究している中で、 自分は「理解される」ことが欲しかったんだ、とわかって、直接相手と話をすることができた。関係 性を壊すのではなく、話すという別の選択をし、関係性を繋がりなおすことができた。NVCで新し い選択ができるようになった。評価判断の先には新しい選択肢はない。同じことの繰り返し。体験 としてあったので、引き続きNVCを学んでいきたいと思った。

 

 

 

 ・ここが安全安心な場であることを再認識した。私がこれまで話を聞いて貰った人たちというの が、「話をしてはいけない人達」だったんだなとわかった。その人たちの反応によって私は傷つい て、トラウマみたいなことになって、自分を責める原因になってたなと。今日話をしていて、ハッと 気がついた。 

 

 

 

・人に聞いてもらうこと、この場がものすごくありがたい。本当に感謝の気持ちで一杯。

 

 

 

 ・信頼する、ということがすごく難しい。色んな経験があることで、信頼、安心ということをもう少し 考えたい。自分の中の他者との関わり方でイラっとするのと、自分の中で自分にイラっとするの で、怒り、あぁまた、といったガッカリ感は同じなのか、そういうことも勉強させていただけたらと 思った。 

 

 

・一番今日得たと思うことは、感情を感じることから始めるないとわからないことがあるな、という こと。これからしばらくは感情を感じることを鍛えたいと思った。 

 

 

 

・事実と解釈を分けるというのはパワフルだなと思った。感情の奥を見ていくと、自分にエネル ギーが戻ってくるような感覚。皆さんの表情とか、ニーズと繋がった時の空気感がガラッと変わる 所とか。本当に自分で作っていけるんだよねというのをまた見せて貰えて胸がいっぱいになっ た。

 

 

 

 ・感情がすごく大事なんだということ。感情的、という言葉だととてもネガティブな印象。特に自分 の感情を大事にしてこなかったんだな、と今日気がついた。 

 

 

 

・自分を認めたり、自分に共感したり。人にやってあげることで自分を満たすのではなく、まずは 自分を大事に、ということ。ホワイトボードでの説明や、選択肢が広がるというお話など、次回もま た楽しみだなと思った。

 

 

 

 ・愛しい気持ちで胸が一杯。つい自己卑下というか、自分の足りないこととか、今まで自分ができ なかったこと、こうあったら良いなということに、足りていないという感覚に行きがちだった。

そう やって生きてきた自分を承認してあげて、自分もそうだし、みんなもそうやって生きてきたんだと、 一人一人に手を合わせたい気持ち。愛しいという気持ちで一杯になれたのはみなさんのおかげ。 あとは、慣れというかここは道場なんだから、スポーツみたいに楽しみたいというワクワクな気持 ちがある。 

 

 

 

・NVCは、右脳と左脳をどちらも使う。右脳は願いまで辿り着くまで感じとる力。今日やった事実と 解釈を識別していくのは左脳を使う。右脳と左脳を同時に回転させていくという、脳みその使い方 は、普段私たちはやっていない。初めからは難しいが、これも慣れなので、慣れれば誰でもでき る。その能力はみんなに備わっている。日々道場。これからもみんなで続けていきたい。

 

 

 

 

 ・いま浮かんだのは「それでいい」という言葉。体感的に腑に落ちた感じ。解釈をなくそうとするの ではなく、解釈と共にいたなぁというのが、自分と繋がる手掛かりになるなぁと。それでいいなぁ と。わかっているのはすごくいいなと思った。

 

 

 

 ・今エネルギーに満たされている。愛おしいという気持ちが上がってきている。このコミュニティが 育っていくことが嬉しい。人は1人では生きられないと思っていて、繋がりあう関係性をもっともっと 豊かにしていきたいし、誰かが共感して欲しいと言ってきてくれたら、私にとっても喜びだろうなぁ と感じている。 

 

 

 

【感】

 

 

人間は感情の生き物だと思っていたのですが、案外本当の感情には気がついていないんです ね。感情だと思っていたものは、解釈にまみれていて、外向きの言葉ばかり使っていました。

 

 

他 人の態度や言葉に過敏に反応してしまいがちで、勝手に凹んで勝手に自己嫌悪。なぜここまで 「ちゃんとする」を気にするのか。あー、アレかなぁと思い当たる節もあります。

 

 

ちょっとずつ探究し ていきます。 今回だいぶ長くなりました。大事だなぁと思うところが多すぎです。次回も楽しみです。ありがとう ございました