【ご感想】娘を受容できないのは、私が「お姉ちゃんだから」と我慢してきたことばかりでした | 「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

「安心」と「共感」がひらく、子どものこころの扉

ポリヴェーガル理論をもとにした神経の仕組みから考える不登校支援の新しいアプローチ
心理的安全性を土台にした対話(NVC/共感的コミュニケーション)による子どもとのつながりのヒントをお伝えしています。

カウンセリングを受けてくださった方より

ご感想をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

(長野県 M・Rさん)

 

 

 

 

Rさん、ご感想をありがとうございました。

 

 

「長女に愛情を持っているのに

抱きつかれたときに

どうしても嫌悪感を感じてしまう」

 

というお悩みで

セッションを受けてくださいました。

 

 

 

紐解いていってみると

ご自身も長女として

一生懸命頑張っていた

子ども時代のRちゃんが見えてきました。

 

 

 

幼い頃、

下の弟や妹たちのために

大変なお母さんを助けるために

家族が皆で仲良くつながれるために

小さな頭で一生懸命考えて

小さな体でけなげに必死に頑張っていた

子ども時代のRちゃん。

 

 

 

もちろん子どもとしてのRちゃんにも

たくさんの満たしてほしいニーズがあったはずですが

それは満たされないまま

お母さんのために

妹や弟のために

周りの人たちのために

甘えたい気持ちは全部我慢して

子どもである自分を切り捨てるようにして

大人にならざるを得なかったんですね。

 

 

 

その行動を可能にするためには

 

「自分もお母さんに甘えたい」

「自分も助けてほしい」

「自分も話を聞いてほしい」

「自分も抱っこしてほしい」

 

というような

子どもとして当然持っている

Rちゃん自身の

甘えや依存の感情やニーズを

相当断ち切らなければいけません。

 

 


でも、我慢したところで

その気持ちはなくなるものではないので

子どもはそのときに

 

「お姉ちゃんなんだから我慢するのは当然だ!」

「お姉ちゃんなんだからしっかりしなきゃ!」

「お姉ちゃんなんだから

自分のことは自分でやらなきゃいけないんだ!」

「甘えることはよくないことだ!」

 

という思考の正当化を作り出します。

(もちろん無意識です)

 

 

 

そうして、自分の内側にある

甘えたい気持ちや依存心を

なかったことにして抑圧することで

自分をなんとか保ち

家族のために頑張り続けます。

 

 


でも、

感情やニーズというのは

抑圧されたからといって

そのエネルギーがなくなるわけではありません。

 

 

 

その抑圧されたエネルギーは

大人になってからも

いろんな現象として前に現れてきます。

 

 

 

それが、今回の場合は

娘に投影されて

甘えん坊な娘に対する嫌悪感という形で

現れてきました。

 

 

 

娘への嫌悪感が教えてくれているのは

 

「Rさん自身もそのくらいお母さんに甘えたかった」

「自分もお母さんに助けてほしかった」

「自分も弟とおなじようにみてほしかった」

 

そんな気持ちだと思います。

 

 

その甘えたい気持ちを

今からでも十分に満たしてあげて

子ども時代にたった一人で一生懸命頑張っていた

小さなかわいいRちゃんを

いっぱい抱きしめてあげてくださいねラブラブ

 

 

 


 

Rさん、ありがとうございました!

 

 

 

※個別カウンセリング詳細はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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