おはようございます![]()
昨日は私のブログの記事の怪談「水飴を買う女」が
検索されてたくさんアクセスがありました。
昨日今日と朝ドラ「ばけばけ」でこのお話が出たからでしょうね。
記事にもかきましたし、ドラマを見ていてもわかるのですが
作者の小泉八雲は幼くして母親と生き別れた自分の境遇への思いから
結びの言葉に『母の愛は、死よりも強いのである。』 と書いたのでしょうね。
それでは今日は、今朝の朝ドラで主人公の「しじみさん」が語りはじめた
怪談「鳥取のふとん」のあらすじをwikiから引用し、また少し掘り下げたいと思います。
小泉八雲作 怪談 鳥取のふとん
鳥取の町に小さな宿屋が開業し、1人の旅商人の男が初めての客として泊まった。
ところが、深夜ふとんの中から「あにさん寒かろう」「おまえこそ寒かろう」という子どもの声が聞こえてくるのに目を覚まし、幽霊だと主人に訴えた。
主人はそんな話を相手にしなかったが、その後も宿泊客があるたびに同じような怪異が続き、とうとう宿屋の主人もふとんがしゃべる声を聞いた。
主人はその原因を調べるため、ふとんを購入した古道具屋に事情を問いただすと、次のような悲しい話が明らかになった。
そのふとんは、鳥取の町はずれにある小さな貸屋の家主から古道具屋が購入した物だった。
その貸屋には、貧しい夫婦と2人の小さな男の子の家族が住んでいたが、夫婦は息子たちを残して相次いで死んでしまった。
2人の兄弟は家財道具や両親の残した着物を売り払いながら何とか暮らしてきたが、ついに1枚の薄いふとんを残して売るものがなくなってしまった。
大寒の日、兄弟はふとんにくるまり、「あにさん寒かろう」「おまえこそ寒かろう」と寒さに震えていた。やがて冷酷な家主がやってきて、家賃の代わりに最後のふとんを奪い取り、兄弟を雪の中に追い出してしまった。
かわいそうな兄弟は行くあてもなく、少しでも雪をしのごうと、追い出された家の軒先に入って2人で抱き合いながら眠ってしまった。
神様は2人の体に新しい真っ白なふとんをかけておやりになった。もう寒いことも怖いことも感じなかった。しばらく後に2人の亡骸は見つかり、千手観音堂の墓地に葬られた。
この話を聞いて哀れに思った宿屋の主人は、ふとんを寺に持って行き、かわいそうな2人の兄弟を供養してもらった。それ以来、ふとんがものを言うことはなくなったという。
※怪談とは?
一般的に、幽霊、妖怪、超常現象などを題材とした怖い話や文学作品を指します。恐怖や怪奇な要素を主な目的としており、日本の文化において特に豊かな伝統を持つジャンルです。
※なぜ鳥取?
八雲自身が妻・節子から聞いた昔話を再話したもので、 鳥取市、または浜村温泉周辺に伝わる民話がもとになったと考えられています。
鳥取県弓ヶ浜半島(米子市など)は、江戸時代から昭和初期にかけて、良質な「伯州綿」の有数の産地でした。
特徴: 伯州綿は繊維が太く短く、保湿性や吸湿性に優れているとされ、布団の詰め物として非常に適していました。
歴史: この地域で生産された綿は、高品質な布団の原料として重宝され、鳥取の寝具産業の基盤を築きました。
結論として、「鳥取のふとん」という言葉は、怪談による文化的な知名度と、良質な国産和綿の産地という歴史的背景、この両方の側面から特別な意味を持っています。










