最近、いろんなところで
「足るを知る」
という言葉を目にするようになりました。
今読んでいる本の中にも
出てきました。
私は、この言葉を聞いたり見たりすると
少し心がざわつきます。
これには理由があって
昔から仲良くしてる人から
強欲だな
足るを知るだよ
と、言われたことがあるからです。
だから、この言葉を見ると
戒められてるように感じてしまうのです。
確かに
私は強欲な女です😅
自分では
向上心があると言う方が
しっくりきます。
今まで生きてきて
そんなに大きなチャレンジを
してきたわけでもないし
偉業を成し遂げた訳でもないですが
現状に甘んじず
常に未来を見て
行動するような
生き方をしてきました。
だから、もっとこうなりたい！
そのために、今これを頑張らなくては！
と、自分を鼓舞するタイプです。
「足るを知る」
は、古代中国思想家「老子」の
言葉です。
意味は
足元の幸せを感じること。
あれもこれも欲しがっていては
いつまでも心は満たされない。
ただ、今あるものに感謝し
満足する心を養えば
精神的に豊かな人間となって
幸せを感じて生きていける。
そんなイメージでしょうか。
お金があるからとか
地位や名誉なんてものは
幸せを感じる
基準にはならないのかもしれないですね。
私は
「足るを知る」
という言葉の意味を
少し勘違いしていたようです。
自分の能力以上に欲張るな
分相応にしなさい
と、言われているようで
ちょっと悔しかったんです。
あなたには、そこまでの
能力はないのだから
現状に甘んじなさい…と。
それでもやっぱり…
自分は欲を捨てられない🤭
欲というのは
生きる希望にもなるから
いろんな欲があるけれど
私利私欲ではなく
心から自分が楽しめるものに没頭する欲
志を全うする欲
誰かのために生きながらえる欲
ならば、欲張ってもよいのでは？
と個人的に思います。
やってやろう！
というチャレンジ精神も
生きる活力が湧く
楽しい欲なら
許してあげよう！
テレビで、
大金持ちの人が
高価な宝石や
置き物など
次々と
収集しているのを見ました。
満たされない心を
埋めるためでしょうか。
お金がどれだけあっても
渇望からは
逃れられないのかもしれないですね。