サイタマ無頼 -8ページ目

サイタマ無頼

【中年サラリーマンの週末自転車モノローグ】

生活の徒歩圏内に良質なプロショップがあるのは、実にありがたい。

趣味生活に気軽さと安心感がプラスされる。


雑談しばし。

店長さんの商品説明は、実走に裏打ちされた説得力のかたまりだ。

経験譚を聴いているだけで時間を忘れる。


店「7と5はそれほど違わないかもしれませんが、5と3はハッキリ違いますよ」

東「私のようなビギナーにも判りますか?」

店「3からは別モノになりますからね・・・今の仕様からだと体感的にも相当変わると思います」



グフフ・・・

ついに新たな武器オーダーしたった。


サイタマ無頼

缶切りじゃありませんヨ。




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サイタマ無頼


スローピングフレーム の、この後ろ下がりがどうも好きになれないです。

遠慮なくいってしまえば、格好悪い』


さもありなん。

巷の声に私も素直に同調する。

フレームの見た目は、ホリゾンタル のほうがシュッとしていて魅力的だと思う。


しかし、

私の自転車のトップチューブは、どこからどう見てもしっかりスローピングしている。

カッコイイの基準とは明らかに異なるベクトルで伸びている。


一方、この後もあちこちの路上で苦楽を共にする機材には、十分な愛着をもって接する必要がある。

乗り手の愛着がロングライドの安全を担保するケースだってあるだろう。

もはや『格好悪い』の一言では済まされない。


方法は一つ。

この際、生理的な好悪は捨て置いて、そこに高い機能美を見出せばいいのだ。

自転車としてより効率的に機能を発揮するための造形、と理屈で消化できる根拠を探す。


・・ちなみに、こういう納得の仕方は得意だ。



**



スローピングフレームのメリットは、当初、

①空力面で有利

②一つのジオメトリでカバーできる乗り手の体格が幅広いためメーカーの在庫リスクが軽減できる

と、あちこちのメディアで説明されていた。


けれど、私にはどうもピンと来なかった。

空力を体感できるほどシビアに走りこむ乗り手など趣味の世界にはそう多くないだろうし、メーカーはホリゾンタルだってサイズS~XLの3~4種類程度で在庫を済ませているはずだ。


最近になって、

③軽量化に有利

④強度にすぐれる

というのもよく見かけるが、これも実感としてはイマイチ。


同じサイズで30~40グラム軽量化できる、とか、パイプ同士の溶接面積を減らせるので熱処理による材質劣化の影響が少ない、とか。

正直、30~40グラムなど乗り手が小用を一回足せば変わってしまう重量差だし、ホリゾンタルだろうがスローピングだろうが自転車に乗っている最中にトップチューブの溶接面がブッちぎれたという話も聞いたことがない。


残るは、

⑤重心を下げられる


なるほど、ここで納得。

重心が低い自転車は、確かに地面へ吸い付く感じがして乗りやすい。

とくに登坂でダンシングしたり、グネグネ道を長距離乗ったりした場合は、私のような素人でも低重心のメリットを体感できるに違いない。



やっと腑に落ちた。

ココだったか。

スローピング、ビバ!(笑)


そういえば、短足胴長の私がお股を強打することなく信号待ちを無事にこなせるのも、スローピングのおかげかもしれない。


・・先ほどより愛車のルックスがありがたく見えるのは、もはや気のせいであるまい。




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サイタマ無頼


原点回帰・・だって?


やっとの思いで到達点にたどり着いておきながら、そこを原点と錯覚する悪癖。

30年かそこいら、ずっと進歩していない。


原点は原点、到達点は到達点。

この認識をしっかり持たなければ、いつまでも、何十回でも、同じところをグルグルまわり続けるだけだ。

物事は前へ進まず、あるべき成熟から遠ざかる。



久しぶりに東京ヒルクライム成木ステージのコースを上る。

毎回のことだが、喉は嗄れ、皮膚は痺れ、脚は棒になる。

途中、背後から「こんちは!」の爽やかな掛け声とともに、青年が軽やかなダンシングで走り去って行った。

萎えそうになるのを堪えるだけで必死な私は、もはや追いすがる気も起こらない。

身体には鉛が詰まっている。


今日は、

登坂中に脳内でループする音楽もなく、瀬音と蝉の声だけが響き続けた。

ゴール地点で仰向けになれば、雲間に洩れる陽射しをひんやりと澄んだ風が運んでくる姿が見えた。



ここは小さな到達点なのだ。

自転車趣味の原点などではない。

原点はもっと甘々しく快適な快感体験にあったはずだ。

幼い好奇心の充足に根ざしていたはずだ。


我ながら、思いあがりも甚だしい。


自分に厳しく、現実を受け容れる必要がある。

自分に優しく、進歩を認めてやる必要がある。



いつになく静かに、疲労した。



サイタマ無頼


朝9時に羽根倉橋で合流し、そのまま荒川CRを上流へ。


走り出しの早々から痛みの出たO氏の膝が心配だ。

痛みが強まるようならすぐに引き返す前提で、ゆっくり流しながらとりあえずの目的地へ向かう。


吉見総合運動公園まで往復すれば、O氏も私もほぼ平坦路で100キロ強のコースが作れるのだ。


**


炎天下。

吉見総合運動公園・休憩施設のベンチにて。


東「ここのところ、みんなかなりアレコレとしんどくね?」

O「俺らチーム3人とも、それぞれホント同時にキてますよね」

東「じつは今のチーム名、ちょっとゲンが悪いんじゃないかと思ってさ」

O「『テンパリMAX』すか?そういやみんな相当テンパってますもんね・・・」

東「・・だから、こんどはめっちゃ幸運な名前とかどうかと思うのヨ。」

O「どんな感じに?」

東「team『ウルトラ・ゴールデン・ラッキー』!」(キッパリ)

O「アンタ、そんな他力本願な・・・」(苦笑)

東「どう?チームUGL」

O「・・・・・OK。いきましょう、『チームUGL』!」


**


結局、O氏は膝痛を抱えたまま100キロ超を走って帰途に就いた。

しかし、なんと・・・

一夜明けての今日、富士の山岳マラソンに出走!


うは~・・・

(膝もどうやら大丈夫だったそうで。よかった・・)



PS

Hさん、

team「ウルトラ・ゴールデン・ラッキー」・・・どうかな?(笑)



サイタマ無頼


看板に偽りなし。

めまいがするほどの暑さだった。


BURNING MAN RACE '12

夏場の猛暑が有名な熊谷で開催された、『日本一‘アツい’』を標榜するレース・イベントだ。


耐えてナンボ、我われチーム・テンパリMAXのデビュー戦にふさわしい。(笑)





サイタマ無頼

サイタマ無頼


会場の気温は40度を超えた。

コンクリートとアスファルトで埋めつくされ、日陰が皆無の環境。

気温が市内の発表値を上回るのは、裸足で歩けないほど熱を蓄えた地面の照り返しのせいもあるだろう。

コース自体は平坦で風もなく、ペダルを踏み込めば素直にスピードが上がる。

しかし、外気が熱を帯びるにつれ、サイコンの示す平均速度は目に見えて落ちていった。


朝の走り出しと同じようにペダルを回しているのに、大量の汗が全身から滲み出るばかりで車体が前へ進まない。

まるで熱波に押し戻されているような感覚。

矢も楯もたまらず、走行中にボトルの水を頭からかぶったのは初めての体験だ。



一方、陽射しは各チーム・メンバーにも、もちろん平等に降りそそぐ。

出走を待つ者(写真上)も、規定の周回をこなしてピットへ戻りつく者(写真下)も、みな最高にゴキゲンの様子。(笑)

「俺たち、いったい何やってんすかね・・・」と、喜びをかみしめつつ、日本一‘アツい’パーティーを満喫していた。



ちなみに。

我々が日よけのテントを持参しなかったのは、決して経験不足や猛暑を甘く見たからではアリマセン。

季節感たっぷりの炎天を楽しみ尽くしたかったから・・ですよ。ええ。(滝汗)





サイタマ無頼


無事6時間を走り終えたとき、行過ぎた疲労のせいでアタマが朦朧としていたのは、私だけでなかったように思う。

本来、訪れるであろうゴールの感動や達成感はそこそこに、

「早く、風呂、入りましょう・・」

「ちょっと、腹、減りましたね・・」

「次、どのレース出ようか・・」

と、みな口々につぶやくのが精一杯の状態だった。



しかし、それでも、結局のところ、とにかく楽しかった。

過酷だけれど、存分に非日常を味わえた。

馬鹿らしいほどあどけない世界観が、心の中に蘇った。


正直、チームもよかった。

しんどい状況で最大にテンパっていても、明るくこなす。他者を気遣う。

レース後、打ち上げの焼肉&ビールが、それはもう美味かったこと!



・・で。

次のテーマはマネージャーの募集、ですか?

若いお二人。(爆)





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