サイタマ無頼 -10ページ目

サイタマ無頼

【中年サラリーマンの週末自転車モノローグ】

巷に言う、『ロードバイク選びは、ポジション選び』。

己が貧脚を少しでも機材でカバーするため日々ミリ単位のポジション調整を繰り返すおやじローディからすれば、じつに的を射た一言だと思う。


欧米人に比べ、

脚が短く、胴が長い日本人。

ヒザ下が短く、腿が長い日本人。

腕が短く、頭部が大きい日本人。


一方、サドル前後位置・高さ、BB位置、トップチューブ長・ヘッドチューブ長などフレームのスケルトン寸法は、ペダルを踏む脚力をより効率的に推進力へ転じるため、乗り手の腿や腕の長さによって必然的に一定の範囲で決まってしまう。

だから、欧米人の体格にあわせて合理的な設計をされた海外ブランドの場合、どうしても日本人が跨って上手に漕ぐのは難しかろうと思うのだ。


どこからどう見てもTHE日本人体型の私は、この点で愛車ANCHORに全幅の信頼を寄せている。

ブリヂストンが作る、日本人の、日本人による、日本人のためのバイク。

実際、じつに乗りやすいし、今のところ何の不満もない。




・・・が、近頃、この偏屈なニッポンブランド信仰を揺るがすバイクが現われた。


① ヨーロッパの石畳ロードを制するため徹底的に振動吸収を追求したフレーム

② 個人的に大ファンのカンチェラーラが開発の主だというその成り立ち


サイタマ無頼

サイタマ無頼

アメリカン・バイク、‘TREK Domane’。


これは、イカンやろ。。

理屈抜きでそそられますって。


う~む・・・欲しい。(笑)



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細かい事情はともかく、今とにかく身体がキツイ。


あまりにキツかったので、昨土曜は朝晩の食事を摂る3時間ほどしか起きていなかった。

つまり、金曜深夜に就寝してから今朝日曜の昼前まで、3時間程度の覚醒を挟み、およそ30時間睡眠に落ちていたことになる。


40代半ばにしてこの生活はどうかと思うが、それはさておき、長時間睡眠の果てに目覚めた理由がまた情けない。


心地よい睡眠の充足でも体力回復の充実感でもない。

半睡状態の夢うつつに聴こえた、自戒の声。

「トレーニングはどうした!」

せっかく肉付きかけたシシャモ脚が力なく萎えてゆく妄想に耐え切れず、切迫感に布団を蹴出され飛び起きるありさまだった。



所帯もちのイイ歳したおやじが何を中心に世界を回しているかなど、このさい考えまい。

心の声に従ってロードバイクを漕ぎ出した時には、もう日が傾きかけていた。


しかし、

週日の過労に極端な長時間睡眠、ろくにストレッチも行わない身体でかまわず普段どおりのメニューをこなすのだから、あちこちがギシギシと不快な音をたてても不思議ではない。

気付いた時には、すでに遅し。

ひどい頭痛と倦怠、全身から脂汗が出ているのに皮膚は乾ききったように痺れ、水を飲んでもまるっきり癒えない状態になっていた。


西日に照らされ、這々の体で帰宅。

一目散に鎮痛剤を服んだアタマは、時を経ずして朦朧となった。


完全に乱れた生活リズム。

立て直さねば。


濫読の傾向のある私は、活字があると落ち着きを取り戻す。

とりあえず書棚に向かい、ここはひとつ、いつもクールなハルキ村上にでも頭を冷やしてもらおうと無意識で手に取ったのがコレ。


サイタマ無頼



『海辺の過負荷カフカ』



そうか、過負荷・・・だったか。


無理はいかん。




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サイタマ無頼


峠の上りで私をスイスイ抜いて行く、健脚の50~60年配の方がじつに多い。


そんな大先輩方に共通しているのが、皆さん惚れぼれするような脚をされているというコト。

レーパンの時期になると、ことのほか判りやすい。


・・・誤解を避けるために言っておくが、あくまでアスリート目線で、という意味ですよ。念のため。(笑)


詳しい筋肉の名称は知らないが、ぜい肉がなく発達したふくらはぎ、盛り上がった膝の上の筋肉。

年齢を感じさせない躍動感。そして実際、速い。

筋肉が見た目どおりの仕事をしている証拠だ。



自然、私の夏のテーマは決まった。

‘シシャモのふくらはぎとプルプルのひざ上筋肉を手に入れること’。


まあ、本物の筋力や持久力はこのさい二の次でOK。

まず見た目から入るのだ。


で、じつは。

先日よりこのテーマに沿った帰宅後トレーニングを始め、今日で1週間になる。

下半身の基礎トレ、スクワット30回×2本とストレッチが中心。

残業で午前様になろうが欠かさない。

とにかく、少しずつでも毎日継続する方針でやってみるのだ。


ハッタリ脚で結構。

キッカケはともかく、トレーニングの動機づけになるのならそれもアリでしょう。


たった1週間程度で筋肉云々とも思わないが、今日の上りが少し楽になっていたと思うのは気のせいだろうか?(笑)


はてさて、どうなりますことやら。




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サイタマ無頼

・・・いかん、やり過ぎた。


強めのトレーニングを意識するあまり、鈍りきった貧脚へ明らかにキャパオーバーの負荷をかけてしまった。

ホームコースの多摩湖CRを2周する間、断続的に強くペダルを踏みすぎて、心肺も脚もいきおいヘロヘロ状態だ。


3周目に入る頃には余力ゼロ。

だが、せめて4~5周くらい・・と思えば、こんなところで止めるわけにもいかない。


回復走などと嘯きつつよろめき走れば、MTBに抜かれ、お散歩のママチャリにも抜かれる始末。

涼しげに景色を眺めるフリなどしながら、内心は自身のヘタレっぷりに膝折れる寸前だった。(苦笑)



半ば意識も混濁したコース中盤のこと。

どこからともなく風に乗って漂う、甘やかな香り。

鼻腔をなでる蜜の誘いに、私は一も二もなく惹きよせられた。


疲労がピークに達すると、認識も揺らぐ。

朦朧とした意識の中で、いつの間にか私は花束の馬車を追うミツバチの姿になっていた。

すると、脚が動く。重たい棒のようだった脚が軽やかに回る。

なるほど、本能の目覚めとはこういうコトだったか・・・


本能ターボのアシストを得たペダリングは我ながら見事だった。

鼻呼吸全開はもはや昆虫の触角に近い。

上がるテンション。

猛然とペースアップするうち、やがて芳香の発生源が明らかになった。


目の前にロードバイク3台のトレイン。先ほど私の脇を走り抜けた折には気付かなかった。

最後尾は女性だ。


蜜の誘いの正体。

それは、女性ローディの全身から放たれるコロンの残り香だった。

深く浅く、波をなして広がる色つきの空気。

どんな香水かは知らないが、その軌跡にたなびく様はまるで彗星の尾のようでもある。



この時点で正気を取り戻していたことは幸いだった。

ほどなく私は追走を中断し、コースを逸れた。


そもそも見ず知らずの女性ローディを後ろから接近して追い回すなど、マナーとしてあり得ない。

しかも、ブーストの切れた脚に、快走するトレインを再び追い抜きそのまま走り去る活力が残っていようワケもない。

端正なる理性ブレーキ、発動ですよ。(笑)




しかし、それにしても。

今回初めて出くわしたが、このコロンの効果は悪くない。

・・というか、むしろ個人的には大いに歓迎だ。

夢がありますって!夢が!!(ナンノコッチャ・・・)


女性ローディの皆さん、よかったらたまにコロンつけて走ってみてください。

ひょっとしたら、どこかでそれに元気づけられるミツバチ男が居るかもしれませんので。

ぜひ。



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サイタマ無頼


草津で痛感したのは、

「ちゃんと走りたいなら、ちゃんとしたトレーニングが必要」・・という当たり前の理屈だった。



GW初日、ローズマンさんとのショートツーリングは、東青梅から成木街道経由・名栗湖へ向かう新緑満喫コース。

行程は短いながら、緩やかな上り基調のなかにピリッと辛い登坂がちりばめられて退屈しない。


で、本日の自分的隠しテーマは、‘ラクをしないこと’。

もちろん、草津での反省が根っこにある。(笑)


激軽ギアをクルクル回す得意のなんちゃってケイデンスではなく、少し重いめのペダル(・・といってもせいぜい50×15、16t程度だが)を太腿で踏んでケイデンスと速度を維持。

急坂の上りでもファイナルローまでギア1枚を残し、あえて喘ぐ。


遊び7割、本気3割。

新緑に気分を開放しつつ意識して脚を動かすことで、思いのほか負荷のかかるいい運動になった。



途中、名栗湖手前でのこと。

ヒーコラ悶えつつ厳しい登坂を終えたその刹那、中学生の時分に陸上部で日々流した汗の爽快さがふと蘇った。

楽しくてちょっと苦しい。

ほんのわずかに余力を残した、無垢な疲れ・・だ。


コレなんですな、じつは。

ずっと求めていたのですよ。


無理なく次につながるトレーニング。



**



写真はローズマンさんと、当ブログ初公開・私の名栗湖でのツーショット。

個人的反省モードのしょーもない走りに淡々と付き合ってくださったローズマンさんには、ホント感謝です。


好天涼風、本日は快適な走りを満喫させていただきました。

またぜひ行きましょう!

学生時代の部活チックな風味で。(笑)




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