こんにちは。
ふりーちあかおりです。
早速ですが、
今日は
「プライドが高いけど、劣等感も強い」
人の心のメカニズムがテーマです。
例えば、身近な例でいくと
表向きは「頼れる人」「完璧なお母さん」を演じるけど
ミスや人の評価を過剰に恐れて心の中で怯えている
とか
SNSで毎日高価なものや
おしゃれな生活を投稿しているのに
実際は孤独や不安に悩んでいる
とか
友達の成功話など
「よかったね!」と笑顔で言いながら、
内心では「自分には無理だ」と焦りや嫉妬を感じている・・
とか・・
こういうときこの原理が発動して
苦しくなってしまうことがあります。
ちょっと耳が痛い人もいるかもです。
でも、モヤモヤを解決していくべく、
心の仕組みと解決のヒントをお伝えします。
プライドが高いのに劣等感が強いって?
一見、矛盾しているように思えるこの組み合わせ。
でも実は、これには心のメカニズムが関係しています。
心理学の用語で「反動形成」
という防衛機制です。
例えば、心の中に
「人に嫌われるのが怖い」
「恥をかくのが嫌だ」
という本音があるとします。
でもその気持ちをそのまま認めるのは怖い。
だから、
「人なんてどうでもいい」
「自分は強い」
と、あえて反対の態度を取ってしまう。
これが反動形成の仕組みです。
例えば、
本当は「怖い」「不安」と感じているのに、
「自分は強い」
「人の評価は気にしない」
といった態度を取ります。
これは
「恐怖心」や「恥」の感情を抑圧し、
それに逆らう
理想の自分(プライドが高い自分)
を無理に作り上げるメカニズムです。
多くの場合、
幼少期の育成環境で
「怖がりの自分」
を否定された経験やトラウマが
根底にあると言われます。
それって悪いことなの?
いえ、悪いことではありません。
むしろ、自分を守ろうと必死に頑張ってきた証拠なんです。
誰だって怖い気持ちや恥ずかしい思いをしたくないですよね。
その結果、理想の自分を作り上げることで、
自分の心を守っているんです。
でも、ここで問題が生まれます。
常々お話ししていますが
基本人の心は、
本当の感情を抑え込むと、
それはどこかで必ず顔を出します。
例えば、過剰に他人の評価を気にしてしまったり、
人間関係でモヤモヤしたり。
するわけです。
これって、ちょっと辛くないですか?
じゃあ、どうすればいいのでしょう?
ポイントは
自分の中にある
「恐怖心や弱さを認めること」
です。
「自分は人に嫌われるのが怖いんだな」
と気づいたり、
「評価が気になっている自分がいるな」
と受け入れたりすることが第一歩です。
「そんなことしたら弱い自分がバレちゃう!」
と思うかもしれません。
でも大丈夫。
実は、自分の弱さを認めたとき、
本当の強さが生まれるんです。
すぐに変われなくても大丈夫
正直、このプロセスには時間がかかることもあります。
反動形成が強いと、
「弱さを認めるなんて無理!」
と感じるかもしれません。
でも焦らないで。
年齢を重ねるにつれて、
少しずつ心が丸くなり、
本当の自分と向き合えるようになることもあります。
一緒に自分らしい生き方を目指そう
プライドが高くて、劣等感が強い。
それって、
あなたが一生懸命に生きている証拠です。
そんな自分を否定する必要はありません。
ただ、心がちょっと疲れているなら、
恐怖心や弱さを少しずつ認めてみませんか?
それが、あなたをもっと楽に、
自由にしてくれる第一歩です。
いつでも応援しています😊
心理学的解説
反動形成(Reaction Formation)とは?
反動形成は、
心理学でいう「防衛機制」の一つで、
自分の本音や感情を無意識のうちに抑え込み、
それとは真逆の態度や行動を取ることで、
心のバランスを
保とうとするメカニズムのことです。
フロイトの精神分析学において提唱され、
心の深層で起きる
無意識的なプロセスとして知られています。
あなたが少しでも軽やかな気持ちで
過ごせることを願っています✨
ここまで書いて、今話題になっている
タレントさんのことをテーマにしようか
迷っているのですが、
インスピレーションが沸いたらテーマにしますね