2日目からは京都の観光…(京都泊です)
遊んでばかりに見えますが、計算は日付分コピー、理科の13回もテキストコピー。
くもんも持って行きました。
塾は夕方からzoom受講できるようiPad持参です…
一応、最低限のお勉強は進められるように。
2日目。
京都観光と言いつつ、朝から目指したのは宇治。
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_block02.png)
宇治平等院 鳳凰堂
開門は8:30。ただ、HPをよく見ると「鳳凰堂内の参拝は別途受付」とありました。
9:00受付開始で、9:30以降20分ごとに50人ずつ案内、と。
早く行った方が良さそう、と頑張って早起きして、9:00には平等院にて到着しました。
が、すでに境内は多くの人で賑わっており、私たちが堂内拝観の順番が取れたのは、3つ目:10:10のグループ。(なんだか倍数の問題みたいだなー)
2組目には入れると思ったのに…11月は紅葉も相まって非常に混む京都。
早めのお出かけが良いようです。
10:10まで1時間ほど開いたので、先に境内の見学と、ミュージアム(資料館)へ。
秋晴れの下、鮮やかな色彩に塗られた鳳凰堂の建物と、周囲の紅葉が映えて本当に綺麗
風も穏やかなので、水鏡に映る建物も楽しむことができました。
きな子もスマホで紅葉を撮りまくっていましたよ
ミュージアムはモダンな建物
ここには本堂から一部取り外された壁掛けタイプの菩薩像群(雲中供養菩薩像というらしい)が展示されていました。
一体一体個性的で、舞うもの、楽器を奏でるもの色々あります。
推しの菩薩像を作ると楽しい。
私たちは南23号という像がお気に入りになりました。
以前来たのは20年くらい前。
ミュージアムはあったと思うけど、あの時は何を見たんでしょう。
平等院に,こんな楽しみ方があったとは!
時間になり、内部拝観へ案内されました。
堂内の壁に描かれた絵すら国宝なので、リュックもトートバッグも、とにかく体からはみ出そうなもの、迂闊に壁を擦りそうなものは全て、体の前に抱えてください、と職員さんから指示がありました。
平安時代の創建から火災に遭わず、残っている建物。それ自身が貴重ということですね。
内部の阿弥陀如来も頼通公がつくらせたもの。
こちらは立つと八丈六尺(仏様の実際のサイズと言われる身長)の乾漆作り。
天蓋は二重の天蓋(元は金色)が下がっていましたが、これらは薄い木を両表面になるように透かし彫りにしてるそうです。
今は黒ずんで色も落ちてる壁や仏像ですが、雲中菩薩も含めて900年前には鮮やかな色彩で、参拝した人たちには極楽浄土のようだったんでしょうね。
説明を聴きながら、きな子の頭はあっちにこっちを見回してくるくると動き…
最前列にいた方が、「観たいのねどうぞ」と前に入れてくださいました。
申し訳なくも、ありがたいことです。
堂の正面扉の内側には格子戸が降りていますが、高い位置に丸く穴が開いています。
これは池を隔てたところから見ても、阿弥陀様のお顔が拝めるようにだそうで、その際は額の白毫が光って見えるとか。
説明が終わり、解散。
本堂からの景色も楽しんで。
境内を後にする前にもう一度池の向こうから、本堂を覗いてみましたら、確かにご本尊のお顔が見えました(白毫が光るのははちょっとわからなかった、なあ…)
宇治といえば、お茶に源氏の『宇治十帖』
宇治川の辺りには紫式部の像もあり、源氏物語ミュージアムもありますが、今回はカット。
宇治川を見ながら、きな子には軽くストーリーをお話ししましたが、あとは「あさきゆめみし」でも読んでおいてください
辻利のカフェに入りました
きな子、パフェを注文するも食欲が戻っておらず
おいしいね、と言いながらも半分くらいでギブ…
残りを食べた私はお腹いっぱいでした…
(今回の旅行は、相方がこんな調子なので、万事食事に恵まれなかったです)
京都市内へ戻る
ハハ「さあ、オーバーツーリズムを体験するよー」
きな子「えー!?」
京都市内は観光客が多すぎで、バスが混雑して交通渋滞がひどい。
なるべくターミナル駅までは地下鉄を利用してもらい、バス利用は最短にしてもらうよう誘導してるらしい。(私たちの旅行中も、ニュースで散々言っていたと留守居の夫の話)
そのため、バス一日乗車券は今年9月で廃止。
今は「地下鉄バス一日乗車券」のみの取扱いです。
午後の目的地は銀閣寺。
地下鉄烏丸線で今出川まで到着(南北縦移動)
ここから東へ横移動するバスに乗れれば良いのですが…。
同志社大学の敷地脇のバス停で待ちますが、なかなか来ない…結局20分以上待ったのではないでしょうか(この時乗ったのは、金・銀閣寺と河原町あたり人気スポットを結ぶルート…時刻も13:00すぎなので、そのせいかも)
その後無事バスに乗れて、東山へ。
途中京大の前をバスが通ります。
なんと学祭中でした。
うわー。
こんな時間がない旅でなければ、ちょっと覗いていきたいところでした
(駒場祭の記事をいくつか拝見しました。
旧帝大が東西で同じ日に文化祭をしていたんですねえ)
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_block02.png)
ああ、やっと 東山 慈照寺銀閣
きな子は降車時、運転手さんに「おおきに」と言われて、びっくり嬉しそうでした。
本物の「おおきに」だー!←「ブギウギ」に出てくる
そこそこ混んではいますが、想定内。
入場券は素敵なお札です。
これまた「あの写真の銀閣寺ね」となりそうなところを、実物の存在感とはすごいもので。
銀沙灘や向月台も、写真では「単なる砂山かあ」てなものですが
実物は、砂利の粒々とした存在感や濡らしておいた砂利を固めてある質感。
銀閣寺までを一目におさめて楽しめました。
きな子も「すごかった」「しぶい、ね」「落ち着く」(語彙)と言ってましたが。
昨日の奈良に引き続き、こういう感じも好きみたいです。
大人になって、また見に来てください。
感じるものが違うかもよ。
境内はぐるっと、見晴らし台まで上がれます。
銀閣〜銀沙灘と東山の街並みを一目で見下ろせて、贅沢な時間でした。
問題は帰り。
そろそろ15:00。
祇園四条付近に出たい。
哲学の道を南禅寺まで歩くか?バスに乗るか。
きな子の答えはバスに乗る
銀閣寺道のバス停から、やって来たバスに乗車…座れました
この後、非常に道が混み、人も混み
「もう乗れません!次のバスをご利用ください!」
運転手さんのアナウンスを何度聴いたことか
四条河原町まで1時間弱かかりました。
きな子もバス待ち列の長さや、進まないバスに驚き。
降りた四条河原町の人出にもびっくりしていました。
この日は平日です。
周辺の中高生も見かけましたが、下校時間こんなじゃ、バスに乗れなくて帰れない…学校に遅刻するなど普通にありそうだなあ、と他県(都)民ながら心配になりました。
地元民の生活には本当に影響大ですね。
河原町〜祇園付近できな子念願の「可愛い」お土産を購入。
早稲アカの時間も迫っていたので、(と言いつつ、少し遅刻しましたが)ホテルに退散しました。
zoom中の娘を置いて、私だけ夕飯のお弁当を買いに出ました。
1コマ目が終わる頃に戻ると、ちゃんと起きてた
疲れてうたた寝💤しても仕方ないと思いましたが、受講できたそうです。
お夕飯は京都伊勢丹の地下で購入。
きな子には「京都はつだ」の焼肉弁当(小)、私は某料亭の会席弁当
このところ食欲減退気味のきな子でしたが、宇治の後は参道で食べ歩きしたコロッケとココアのみ。
さすがにお腹が空いたようで、これはぺろっと食べられました。
この日も歩数は20,000歩超え。
明日の最終日に向けて、ぱたっと就寝しました。