触れた記憶
近頃スレッズというSNSでよく見る言葉に「ポエちらかす」という言葉があって、我がことかとひやり自分の心情をポエムチックに書くと、こういうコメントがつくらしい。ポエちらかし。ブログでよくやってるかもー!では、今日もポエちらかしていきます。娘たちが小さい頃から、あん子が小学校卒業するくらいまで、子ども服作りにハマっていました。当時はSNSが #ハンドメイド子ども服 全盛(今もかな?)作家さんもたくさんいて、本もバンバン出ていました。吉祥寺のCheck&Stripe(オリジナル生地その他のお店、ハンドメイドを趣味とする人の聖地の一つ)、楽天のメルシー(リバティ専門店)などでリバティプリントやリネンを買い漁り…夜な夜なミシンをかけていました。そのため下着と靴下以外全て母作、という姿で写る娘たちの写真がたくさん残っています。毎年娘たちにはその年の柄でワンピースを作り、5月から9月まで週末はワンピース。きな子は今でもワンピースが大好きです。楽で最高タイプが真逆の姉妹なので、それぞれに似合う、お好みの色柄で。リネンやリバティプリントを着た娘たちは、大人目線でそれは可愛くてお出かけも日常も、たくさんの思い出と一緒にリバティプリントがありました。※ディズニープリンセスやサンリオ柄、もちろん着ていましたよ。UT大活躍!胡蝶しのぶ柄ドビーで夏のパジャマも縫ったわwただ、当然ですが成長につれて娘たちが母作の服を喜んで着てくれることは減って行きました。ZARAやH&Mも子供服が可愛いの11歳くらいまで!ローティンからはグッと色気が出てくるのです。時々端切れでポーチやブックカバーを作ったり。母からオーダーで巾着を縫ったりしましたが、この5、6年は残布の山は仕舞われたままでした。GWに実家に帰省した時、母から前に作ってあげた巾着のサイズアップしたのが欲しいとオーダーが入りました。ご婦人、夏のストールは必需品。持ち歩く用の大きくて平たい巾着袋。以前あげたものは、柄からしてあん子の着ていたリバティワンピースを解体したものだったと思います。「これ触ってるとね、小さかったあん子ちゃんを(抱っこしたのを)思い出すのよ」タナローンというすべすべした薄いコットン生地の触り心地を、母がそんなふうに感じてくれていて、嬉しかったです。リバティの生地は触り心地がとても良い。私も、夏にくっついて来た娘たちを抱きしめた時の、たっぷりギャザーをとったワンピース生地、その下の汗ばんだ肌の感触をすぐに思い出すことができます。一番原始的な記憶は嗅覚と言いますが、触覚も意外に侮れないのかもしれません。自宅に戻って布山を探すと、これまたあん子が5歳の夏に着ていたブラウスの残布を見つけました。旅先の植物園での写真。紫の小さな花が背高くぼうぼうと咲く花壇前にいる娘は、緑の中に紫の花が散るブラウスを着ていました。これで巾着を作って、母の日に贈ることにします。本日のポエ散らかし、終わり。