高順「それから本日の予定ですが、午後に中祀(ちゅうし)が行われますので」
壬氏「ああ」
・・・中祀(ちゅうし) - 律令制で、祭りの前3日間を潔斎(けっさい)して行う祭祀。 祈年祭・月次 (つきなみ) の祭り・神嘗 (かんなめ) 祭・新嘗祭 (しんじょうさい) ・賀茂の祭りなど
・・・壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当
・・・高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官
壬氏「・・・」
高順「何をお考えかは、大体想像がつきますが、仕事のこともお忘れなく」
壬氏「分かっている」
アニメ 薬屋のひとりごと
第19話「偶然か必然か」を 観ました。
薬屋のひとりごと
「大陸の中央に位置するとある大国。
その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。」
オープニングテーマ「アンビバレント」Uru
エンディングテーマ「愛は薬」wacci
薬屋のひとりごと 声優
猫猫(マオマオ):悠木碧 - 養父とともに花街で薬師をしていたが、人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされた。
壬氏(ジンシ):大塚剛央 - 役職は、後宮の管理を担当する。
高順(ガオシュン):小西克幸 - 壬氏付の武官。
玉葉妃(ギョクヨウヒ):種﨑敦美 - 翡翠宮に住む皇帝の寵妃。
梨花妃(リファヒ):石川由依 - 水晶宮に住む皇帝の妃。
里樹妃(リーシュヒ):木野日菜 - 金剛宮に住む皇帝の妃、
阿多妃(アードゥオヒ):甲斐田裕子 - 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。
楼蘭妃(ロウランヒ):不明 - 阿多妃と入れ替わりで柘榴宮に入った淑妃。17歳。
風明(フォンミン):日高のり子 - 阿多妃付きの侍女頭
紅娘(ホンニャン):豊口めぐみ - 玉葉妃の侍女頭。
河南(カナン):庄司宇芽香 - 里樹妃付きの侍女頭
梅梅(メイメイ):潘めぐみ - 最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり
白鈴(パイリン):小清水亜美 - 緑青館三姫のひとりで最年長
女華(ジョカ):七海ひろき - 緑青館三姫の中では最年少
やり手婆:斉藤貴美子 - 緑青館をしきる老婆。
右叫(ウキョウ):長谷川芳明 - 緑青館の男衆の中でも古株の一人の四十路前の男。元妓女の妻がいる
羅門(ルォメン):家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠でもある。
李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。
小蘭(シャオラン):久野美咲 - 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官
水蓮(スイレン):土井美加 - 壬氏付の初老の侍女。非常に有能であり、壬氏も頭が上がらない。もとは壬氏の乳母
やぶ医者/虞淵(グエン):かぬか光明
皇帝:遠藤大智 - 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。
馬閃(バセン):橘龍丸 - 高順の息子で壬氏の乳兄弟。
浩然(コウネン):後藤ヒロキ - 礼部に出仕する高級官僚
漢羅漢(カン・ラカン):桐本拓哉 - 狐目に片眼鏡(実は伊達)を付けた軍師で、位は将軍。奇異な言動を繰り返すため「変人軍師」とも呼ばれる。
鳳仙(フォンシェン):桑島法子 - 緑青館の元妓女
翠苓(スイレイ):名塚佳織 - 外廷の官女。女性としてはやや大柄で、猫猫より頭一つ分大きい。
陸孫(リクソン):内山昂輝 - 羅漢の副官
桜花(インファ):引坂理絵
貴園(グイエン):田中貴子
愛藍(アイラン):石井未紗
ナレーション:島本須美
薬と毒に絡んだ推理作品 アニメ 薬屋のひとりごと。
第19話「偶然か必然か」
「軍師羅漢が猫猫の父親であることを知り、思い悩む壬氏。
一方、猫猫は先日のぼや騒ぎに乗じて祭具が盗まれたことを李白から聞く。
酒で亡くなった浩然以外にも、祭具の管理者の死亡、海藻の毒に倒れた官僚など、一連の事件に偶然とは言い切れない妙な繋がりを感じた猫猫は、壬氏に相談して、事件の再調査に乗り出す。」
猫猫「李白様。 どうしました?」
李白「困ったことが起きた」
・・・猫猫(マオマオ):悠木碧
・・・李白(リハク):赤羽根健治 - 鍛え上げた肉体を持つ若い武官
李白「前に倉庫で、ボヤがあったろ」
猫猫「ああ」
李白「同じ日に、別の倉庫で盗みがあったみたいなんだ。 あの時の騒ぎに乗じたとしか考えられない」
猫猫「火事場泥棒ですか。 何が盗まれたんです、ん? (人目を避けた方がいい話題か)」
李白「祭具がなくなったんだよ。 しかも、一つじゃないらしい」
猫猫「そんな、ずさんな管理だったんですか」
・・・ずさんだったんですね!
李白「いや、俺も分かんねえんだよ。 ちょうど今詳しい管理者がいなくてな。 去年亡くなったらしいんだよ」
猫猫「今の管理者は? 基本は把握しているのでしょう」
李白「それが、ちょっと前に食中毒になっちまったらしくて」
・・・食中毒って!
猫猫「食中毒?」
李白「好物の海藻にあたったまんま意識が戻んなくて、仕事に復帰できねえ状態だから困っちまったよ」
・・・なんだか、猫猫が関わった事件が並ぶな!
猫猫「(どこかで聞いた話だ) それって、もしかして珍味好きの官吏の話ですか」
李白「何で知ってるんだ?」
猫猫「いろいろありまして」
猫猫(ボヤと同時に起きた窃盗。 倉庫の管理者は同じ時期に食中毒で不在。 偶然にしては不可解だ)
・・・偶然じゃ無い気がするな!
猫猫「その去年亡くなった管理者は、どのような方でしたか?」
李白「う~ん、堅物で有名なおっさんだったのは覚えてるんだけど、名前が出てこねえ。 甘党だったとか、そういうのは覚えてるんだけど」
猫猫「もしかして、浩然様ではないでしょうか」
李白「あっ!それだそれ! っておい! 何で、お前知ってんだよ」
猫猫「いろいろありまして」
・・・浩然(コウネン)さまの名前が再登場!
猫猫(以前壬氏様から聞いた、甘党の堅物高官。 塩の過剰摂取で死んだ男だ)
猫猫(これが全て偶然の重なり? 一つ一つは事故に見えるが、もし何かの目的のために、わざと引き起こされたものだとしたら)
猫猫「それで、私に何かご用ですか?」
李白「それだ! 本題」
李白「嬢ちゃんから預かってた、これなんだけどよ」
猫猫「ああ。ボヤの時の」
李白「返そうとしたら持ち主に突き返されちまってよ。 要らないってさ」
・・・なぜにー!
猫猫「上等な品なので大切なものかと思ったのですが」
李白「何かどっかの官女にもらったらしいんだ」
猫猫「官女にですか」
李白「変だと思わないか? 何で倉庫番に、わざわざこんなもんをやるんだ」
・・・そりゃ、ヘンだ!
李白「何でも倉庫番の奴、暗い中1人で歩いてた官女を、城外まで送っていってやったらしいんだよ」
李白「このキセルは、そん時に礼でもらったんだと」
猫猫「こんな立派なものをもらったら、すぐに使いたくなるかもしれませんね」
猫猫(ボヤを起こして警備が薄くなった隙に、別の倉庫に忍び込む。 初めからそれを狙って、官女が倉庫番にキセルを渡したとしたら)
猫猫「李白様。 その官女って」
李白「ああ、一応詳しく聞いたんだが、襟巻きをして顔が隠れていたらしい」
猫猫「もしかすると、あらかじめ顔を隠していたのかもしれませんね」
李白「ああ」
李白「ただ女にしては上背があって、何か薬のにおいがしたそうだ」
猫猫「あっ」
・・・おやっ!
李白「身長からして、お前じゃないのは分かってるんだが、心当たりはないか」
猫猫(薬のにおい、長身の官女)
羅門『臆測で物を言っちゃいけないよ』
・・・羅門(ルォメン):家中宏 - 花街の医者。猫猫の養父であり薬の師匠
猫猫「さっき挙げた事故や事件の他に、何か不可解なことはなかったでしょうか」
李白「う~ん、そう言われてもなぁ」
李白「調べたら、何かあるってわけか」
猫猫「何かあるかもしれません。 何もないかもしれません」
李白「どっちだよ」
猫猫「偶然が、2つ重なることはよくあります」
猫猫「3つ重なることもあるでしょう」
猫猫「そうした偶然が幾つも重なって、やがて必然になった時、ここにその長身の官女に似た人物がいたらどうでしょうか」
・・・仕組まれているという事だよね!
李白「あっ」
猫猫(これで、翠苓という官女が浮かび上がったところで、関係ない話だ)
・・・翠苓(スイレイ):名塚佳織 - 外廷の官女。女性としてはやや大柄で、猫猫より頭一つ分大きい
李白「ハハハ! なるほど! お前は見た目によらず賢いなぁ!」
・・・李白さまの思慮が浅過ぎなのでは!
猫猫「李白様は見た目通り、ばか力なので、もう少し手加減してください」
李白「ん? うっ!」
壬氏「楽しそうだな」
・・・壬氏さま、隠れていないで出てくれば!
壬氏「楽しそうだな」
・・・壬氏さま、怖いんですけど!
猫猫「別に、楽しくありませんけど」
李白「では、俺はこれで!」
・・・李白さま、空気は読めるようだね!
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観に来てもろうて、ありがとあんした。
今一番ハグしたい人は? - 妻を除けば、May’nかな。
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