その76  ひとあし先に | 『続 ふくふく家族』 by おかねともこ

『続 ふくふく家族』 by おかねともこ

京都市長選の予定候補・福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018府知事選のときの「ふくふく家族」同様、リラックスしてお楽しみください。

 (今日の夕飯は春を思わす食材にしよう)

 

つなぐ京都の事務所の向かいのスーパーで夕飯の買い物をする。500円以上の買い物で駐車場代が一時間半ただになる。だから車で40分ぐらいかけて事務所に来るとここで買い物をする。

 

店内はどことなく春めいている。袋入りの節分の豆が積まれていて鬼のお面やお多福のお面が愉快な空気を醸し出しているし、切り花コーナーの花も彩りが増している気がする。

 

なんとなく「進路」に沿って移動する。

 

はっさく。相方が好きなミカン。甘さ酸っぱさがバランスよく、むきやすい。私はミカンならイヨカンもデコポンもなんでも大好き。でも今日は毎日元気に頑張っている相方に彼イチオシのはっさく¥398を買って帰ろう。

 

菜の花¥258。からしマヨネーズあえにしよう。

 

かぶら¥198。シンプルにオリーブオイルで焼いて塩を振る。

 

ロールキャベツ¥398。昨日の残りのお鍋に入れて食べよう。

 

それと選挙の勝利の前祝い。真鯛の塩焼き。アラみたいなのが ¥298。チンして食べよう。熱燗もつけようかねえ。

 

菜の花のからしマヨネーズあえは

「これぞ春の一品」という感じで、つくるとひそかに盛り上がる。ああ、春が来たんだと思う。

春の食卓を意識して買うとわくわくしてくる。

 

今日は雨のぱらつく寒い日だけど、春がすぐそこまで来ているのは、毎日少しずつ気配で感じている。

 

子どもたちは時おり思い出したように

「選挙、どうかなあ」

「お父さん、市長さんになれるかなあ」

と言う。

 

「さあ、どうかなあ」

そのあとが続かない。宙ぶらりんなところで気持ちが引っ掛かる。

 

「なれたらいいよね。お父さん、最高の候補者やしな!」

うなづきあう。

 

小学生のチビは言う。

「お父さん市長さんになれたら、ボクも中学校で給食もらえるかな」

「かなあ。まず市長さんにならなあかんなあ」

 

チビは上目使いに言う。

「お父さん市長さんになれたら

新しい自転車買ってくれる?もう今の自転車チッコイねん」

 

「笑。 お父さん市長さんにならんでも自転車は買うたげるよ」

 

 

子どもたちもお父さんを応援しているけれど、やっぱり11月からこっち、何かあると

「ごめん。選挙終わったらな」

と我慢させてしまっていることがいくつか。

 

そういう意味で早く選挙終わってほしい。

それから節分の豆まき。

そして春へ向けて季節は大股で動く。

 

今夜はひとあし先に春を食して

ひとあし先にお祝いをしよう。

 

春の芽吹きをいただいて

また明日からのエネルギーに。

選挙は最後の最後までわからない。

あともうひと頑張りのエネルギーに。

 

春をみんなで楽しめるように。

 

 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。

前回のシリーズはこちら→http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily