その69  甘いプリンの味 | 『続 ふくふく家族』 by おかねともこ

『続 ふくふく家族』 by おかねともこ

京都市長選の予定候補・福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018府知事選のときの「ふくふく家族」同様、リラックスしてお楽しみください。

女性であれば経験がおありの方は多いと思う。PMS(PreMenstral Syndrome)ー生理前症候群。月経の前に起こるさまざまな体の不調。頭痛、腹痛。怒りっぽくなったり落ち込んだりもある。

 

私はたいてい子どもに些細なことで不思議なくらいにガーっと怒ってしまって、あとで考えたらPMSだったというようなことが多い。人によって程度も症状も違うと思う。私は身体的症状より精神的な不安定さの方が多いようだ。満月の時なんか特にそれは増幅されるような気がする。わぉーん。

 

夫とは若いとき、この忌まわしきPMSが元で喧嘩になったことが何度もある。あとで思うと

「なんであんな言い方したんだろう」

と自分でも不思議。

一度発せられた言葉は心に残る。

後悔しても後の祭り。

 

最近は子どもらにカリカリしてしまうと、カレンダーをチェックして

「あんたたち、お母さんはたぶんPMSやから気ぃつけや」

と注意換気。

自分のことだけど、制御不能の他人事のように思われるのだ。

 

子どもに

PMSって何の頭文字なん?」

と聞かれて

PreMenstral Syndrome。月経前症候群。でもお母さんは、Pプリン M めっちゃ S好き、やな」

とまたまた冗談で答えて以来、わが家ではこの「お母さんが謎に不調」のPMS期はみんなで

「今、お母さんプリンめっちゃ好きやねん。やさしくしてね」

で意味が通じる。

 

夫は私が時おり「プリンめっちゃ好き」なのが何故なのか、知らないかもしれない。

私が説明しても話がまどろっこしくて

面倒になってしまうのか

「はあはあ」

と聞いているのかいないのか。

「どうせまたわけのわからんこと言ってる」

と流されている気がする。

 

プリンめっちゃ好き

 

命を生み出す性ゆえに不都合なことは多々あるけれど、みんなの理解が深まれば平和な時間は増えると思う。人類の半分は月に一度遠吠えしたくなるのだから、幼い頃からの性教育は人類の平和のために絶対必要だと思う。

 

 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。

前回のシリーズはこちら→http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily