その70  眼鏡がとまれば | 『続 ふくふく家族』 by おかねともこ

『続 ふくふく家族』 by おかねともこ

京都市長選の予定候補・福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018府知事選のときの「ふくふく家族」同様、リラックスしてお楽しみください。

「夫が選挙に出ればブロッコリーに花が咲く」という「風桶」の話を知事選挙の時のブログ「ふくふく家族」のうちの一話に書いた。今回はその続編と言える「風桶バナ」パート2を。

 

知事選のあとにコープの宅配で届いた眼鏡のズレ防止のゴム。これはまったく優れもの!

それまでずっと眼鏡がズリ落ちて「鼻眼鏡」だった。お婆ちゃんみたいに見えていた。遠慮のない親戚には笑われた。慎み深いその他の方は黙っておられたが。

 

私も眼鏡がずり落ちるのが気にならないわけではなく、何度も眼鏡屋さんに調節してもらったのだが次の日からズリズリ。お婆ちゃん。

 

それが直径1センチにも満たないコープの小さなゴムの輪2つで  タターン!

眼鏡がずれない。びくともしない。

眼鏡ってこんなに上の方で止まるモノなんだ!と感動さえした。

 

この小さなゴムのお陰で私の見てくれは10年ぐらい若返る。えー。じゃあ私30歳なの?いやんーいや、ちがうちがう。50歳なのに60ぐらいに見えてたのがマイナス10で元通り。

つまり変わらないって。

 

知事選では相方は得票率44.1%ーいいところまで行った。

でも、このゴムの輪のこと、もっと早くに知っていたら、相方の票はあと20票は伸びていたかもしれない。そのこころは。

 

ゴムを使う→鼻眼鏡問題が解消される→京都新聞の夕刊「候補者の妻特集」の写真の写りが少しましになる→「福山のこの奥さんどんくさそうやからN脇さんに入れとこ」という人が20人くらい抑えられる→福山の票が伸びる。

 

ん?まてまて。

そもそも「奥さん」で候補者のこと見るってどうよ?奥さん関係ないやん。

私の鼻眼鏡で京都の未来が左右されたらあかんやろ。選挙は政策。

でも世の中いろんな人がいるからな。

 

しかし、そもそもなんで取材の時、眼鏡とらんかったんか。ないほうが若く見える。

なくても字は読めるし運転もできる。

乱視が鬱陶しいからかけている。

 

取材の時、記者さんに

「スマホでブログ打ってる格好してください」

と言われたから、嘘ついたらダメだと思って「普段通りの格好」したんだよね。

 

もう選挙は終わったのに何を今さら。しかも今度は市長選!あれ?いつの間に。

 

でも

私はその新聞の記事が出てから

夫が

「あの写真はよくなかったよなあ」

と言ったのがかなり残念だった。

 

眼鏡のズレ止めゴムを手にしていたら

選挙の結果まではやっぱり何ともならなかっただろうけど

夫にがっかりされて私ががっかりするという

二段階ジャンプのがっかりは防げただろう。

 

もしかしてプロのカメラマンに撮ってもらって綺麗に写っていたら

私のことを少し見直した相方が

「ちょっと今度二人で将軍塚行ってみる?」

なんて言ってたかもしれない。

 

風が吹けば桶屋がもうかる。

わが家では、夫が選挙に出ればブロッコリーに花が咲く。そして新たに

眼鏡がとまればデートが増える。

 

んー。無理がある。

か~な~り、無理がある。

 

前回シリーズから「風が吹けば」

http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily/37/

 

 

 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。

前回のシリーズはこちら→http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily