心配性の私は心配事に優先順位がつけられず、小さな心配でも大きな心配でも、何だかんだ心配の材料を見つけては、しょっちゅうオタオタしている。
なぜそういう心配をしてしまうのか、話し出したら、草津の温泉のように湧き出して、いよいよ悪い結果から逃れられないような不安が沸く。
そういう時は相方に言うと、自分が彼と全く異次元の空間の住人であることがわかる。
どーもないどーもない
なんとかなる
その根拠は?と問いたくもなるが
たいてい少しは気が楽になる。
いや、そうでもないか?
こっちが胸いっぱいの不安でしんどくなっているときに
あんまり気楽に
「大丈夫大丈夫。かかかかか!」
とやられると、むしろ余計に不安が追加されたりする。
根拠を述べよ根拠を。
大丈夫の理由を説得力もって説明してくれ!
まあだいたい一通りパニクったあとで
よくよく聞いてみると
相方の言うことにはたいていそれなりに根拠があって、説明となる計算なり何なりを示してもらうと、私の妄想に近い心配も霧散するのだが。
子どもらは
「お父さんとお母さん、足して2で割ったらええのにな」
と笑う。
足して2か。たしかに。
グランドのトンボみたいに凸凹を平らにならして、楽~にいけたらいいのになあ。
これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。
前回のシリーズはこちら→http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily

