知事選の時は春に向かう選挙だった。
「ふくふく家族」には蕗の薹味噌についてのエピソードがある。→http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily/16/
今回は冬のど真ん中に向かう選挙。寒い寒い。庭に植えた50球のチューリップはまだ芽も出していない。うちの庭は北向なので、花が咲くのはきっとまだまだ先の話。
それでも春の準備はせねばならぬので、球根はサボらず植えた。ちょうど足腰を痛めていて、必死のパッチで50球。その花が咲くのをどんな気持ちで眺めるのかは、これからのみんなの頑張りに左右される。みんなで最後まで頑張ろう!
蕗の薹にはまだ早いけど、年賀状などには春のものとして蕗の薹が描かれている。蕗の薹を見るとウキウキする。春の息吹きそのもの。
春の芽吹きのモノは苦いものが多い。蕗の薹。菜の花。コゴミ。蕨。芽吹きのエネルギーは苦味であり、それを体に取り込むとパワーが出るのだと聞いたことがある。二年前は、少しだけいただいた蕗の薹をお味噌でおねおねしてみたけど、今度の春には蕗の薹は天ぷらにしようかなと思っている。ほんのり苦いものが口のなかに広がる。ああ。春が待ち遠しい!
さて、チューリップも春の芽吹きのエネルギーも選挙には間に合わないので、この市長選、何でパワーをもらおうか。
そうだ。投票日は2月2日。明くる3日は節分だ。節分と言えば「鬼は外、福は内」。福はやっぱり市庁舎の内に入ってもらいましょう!
賑やかで楽しい節分の豆まきを思いながら、元気いっぱい冬の街に飛び出していく。こんな市長さんいいでしょう?一回試しにやらせてやってくれませんか?
女子高生の娘はお父さんがマイクを持って「鬼は外、福は内ですわ~」と言うのを聞くと「恥ずかしい恥ずかしい」と言って下を向く。でも、おばさんの私は何が恥ずかしいのかいまいちわからない。景気がよくっていいんじゃないの?(笑)
寒いのが大の苦手の夫が頑張ってマイクを持っている。家族としては景気よく応援したい。
春の香りを思い浮かべるのが難しい冬の空の下、想像力を特別豊かに与えられた人間は、前年の記憶から、口の中のほのかな苦味を思い起こして春を待ちわびる力を持つ。
蕗の薹までいかない節分の、楽しい記憶は何だろう?豆まき。恵方巻き。イワシの頭。ヒイラギ。やはり「鬼は外、福は内」の明るいかけ声。
泣いても笑っても節分には節が分かれる。
ふくふく父さんの頑張りが報われるような景気のいい節分になってほしい。
これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。
前回のシリーズはこちら→http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily


