忙しい相方は、ほとんど休みもなく働く。そして頑張った自分へのご褒美に小さい旅行を計画したりする。家族で子どもらの長期休みの時に泊まりに行くのはたいてい近場の温泉で、そんなに豪勢なものではない。家族四人、旅費もかかるので車で。しかも遠いところは私は戦力にならず、夫が一人で無理なく運転できる距離のところ。申し訳なく思うけど、あの世へのハイウェイになっても困るので夫に任せている。せめて私は道中、助手席では寝ないようにする。起きたら死んでたってのも嫌だし。
旅館、民宿、キャンプ場、いろいろ行くが、だいたい安い旅をする。私はたいていどんなところでもいい。みんなでワイワイやってれば、お料理がどうでも、お布団がふかふかでも煎餅でもあまり気にならない。一緒にいれば楽しい。チビは小さい部屋に行くと喜んで
「ボク、ここに住む~!」
と言う。押し入れの中で寝たいタイプだ。
お姉ちゃんは洋室のベッドだと
「わーい!」
としばらくはしゃいでいる。彼女は結婚式はドレス派だ。
夫は夕食のご馳走のあと、部屋で持ち込んだお酒やつまみでチビチビ楽しくやる。私はあまり飲まないので張り合いもないかも知れないが、楽しそうに飲んでいる。
こういう旅行もプロデューサーは夫で、行き届いた計画を立ててくれる。彼は地図を読むのが好きで、地図帳さえあれば行ける「地図旅行」が大好きだと言っていた。地図が読めない私には羨ましいばかりだ。
市長が本気で市政に取り組んだらいろんな事ができる。そこにどんな景色が広がるのか、皆さんに見てほしい、体験してほしいー
夫はマイクを持って訴える。
地図帳ひとつで北海道を一周してきた小学生時代。彼は大人になった自分の未来にどんな景色が広がっているか見えたのだろうか。
これから私たちはどんな景色を見るのだろうか。
家族旅行は近場の温泉で。
でも市政改革の未来は大きく広く開けている
これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。
前回のシリーズはこちら→http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily

