一番楽な子育ては「NO」と言うこと!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

先日14歳になった娘。

 

 

この14年間を振り返ると

ついつい言ってしまいたくなる一言がありました。

 

それが「NO」という言葉。

 

 

娘がはいはいをし出した頃。

キッチンの戸棚を開けようとする彼女に

「ここはダメ」と、ひたすら教えようとした母。

 

そんな「NO」という言葉に従うよりも

探求心の方が当然強かった娘看板持ち

 

公園に行くと、

自分がするのではなく、他のお友達がすることを

じっと見守っている2歳の娘。

 

「折角来たんだから、Yuzyもやってみれば?」

 

そう背中を押すと母の元へと戻ってくる娘

彼女の想いについNOを出してしまう母ちょっと不満

 

 

今思うと、「NO」という子育ては

一番楽な子育てだったのかもしれません。

 

どうしてキッチンを探求したかったのか?

 

そんなことを考えるよりも

どうすれば荒らされないかばかりを考えていた当時。

 

 

なぜ、周りの観察ばかりをしていたのか?

 

観察するよりも、せっかく来たなら

新たな体験をして欲しい。

娘の想いに「NO」を言い放つことしかできなかったあの頃。

 

でも、モンテッソーリ教育を学んで

自分自身変わってきたことがあります。

 

それは本当に「NO」ということが正解なのか?

と考え出したこと。

 

  「NO」を言いたい場面が増える中学生!?

 

巨大地震注意が出ていたお盆。

夏休み前から計画していたお友達とのお出かけ。

 

いつもよりも遠出の予定だったため

正直行かせることをためらいました。

 

でも、娘たちは確実に行きたい様子。

 

きっとここで危ないから「NO」と伝えれば

それは一番簡単な方法だったでしょう。

 

でもそれが本当に正解なのか。

 

そう考えた時に

思春期に差し掛かろうとしているこの時期。

何を娘は学ぶべきか。

少し考えてみました。

 

  中学生に必要なのは、ライフスキルの習得!?

 

リスクに備えて

家に引きこもるという選択肢以外にできること。

 

それは「ライフスキルの習得」。

 

中学生という年齢は小学生の頃よりも

さらに一段階上がったライフスキルの

習得が必要な時期。

 

万が一の地震に備えて

 

  • 持ち歩くべきもの
  • 災害時安否確認の確認
  • 帰宅困難になった時にどうするか
 
など。
 
また、歩いて帰宅できるような状況の際の
帰宅経路の確認など。
準備をして送り出しました。
 

  「NO」という前にしたいこと

 

もし、この時「NO」の一言で済ませれば

きっとこれらを学ぶこともなかったのかもしれません。

 

そう思うと、本当に「NO」ということが

娘のためになるのかを考えることは

非常に大切なことだと感じました。

 

幼児期にしてしまった

たくさんの間違いに対して

学童期、思春期にかけて少しずつ

改めようと努力している母泣き笑い

 

母親歴も14年目となってしまいましたが

人間はいつでも成長できるもの。

自分の間違いに気づいた瞬間から

改めることができるのだと感じています。

 

◆◆

 

今朝の朝読は、皆さんお馴染みのこちらの再読。

我が子と接する母親としてはもちろん

子どもと接する大人として…。

佐々木先生からどれほどのことを教えて

いただいているか分かりません。

 

書棚に入りきれず手放す本も多い中、

佐々木先生の書籍は買い足しています。

 

 

メモ 現在ご提供中のサービス。
矢印ホームモンテッソーリのお手伝い(「回数無制限コース」「月1回コース」の有料メールサポート)
矢印ホームモンテッソーリスクール(メールサポート会員専用、未就園児・幼稚園・小学生のモンテッソーリのおしごとサイト)

手紙お問い合わせはこちらより 

 

地球 TODAY's ホームモンテッソーリスクール
右モンテッソーリの理論⇒ストーリーテリングってどの年齢も同じなの!?

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート