アイビーリーグのリサーチが面白い!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

アメリカの博士課程の夏学期が開始し、ペーパーに追われる時間が戻ってきました。

今学期受講しているクラスは「アメリカの高等教育」。

 

高校を卒業してアメリカに渡った母にとっては、どちらかというと日本よりも馴染みがあるのですが、それでもいざ授業が始まると、知らないことだらけ。最初のリサーチ・ペーパーはアメリカの認可を受けている大学から1校を選び、Fact Sheetを完成させるというものでした。

 

アメリカの大学を徹底的に調べ上げる!?

 

Fact Sheetとは、その大学の沿革からガバナンス、組織構造、学部数、合格率、学生数、卒業率、就職率、学内スポーツなど、あらゆる側面から機関のデーターを利用して完成させるもの。もし公的に入手できるデーターだけでは限りがある場合は、その学校の関係者から直接話を伺うこともOKとされています。

 

過去、自分が通った大学はNGのため、今回母が選んだのは友人が勤務するアイビーリーグの1校。合格率4%に対して、卒業率が95%という驚異の数字に、この数字をどう分析するかを聞いてみました。

 

アイビーリーグ校ならではの選考基準!?

 

友人の分析によれば、志願者たちは非常にスマートであるというのは事実。けれども、彼らが選ばれるのは野心家で自立しているからだといいます。選考のプロセスで大事なのは、「誰がこの学校で成功するか」という視点。

 

学問の自由の一環として、授業の進め方、プログラムの組み方、生徒のアカデミックキャリアには多くの自由裁量があり、個人のチューター制度など、学生のためのリソースも多く存在するといいます。ただ、この大きな自由の中で必要なものを見つけるのは学生自身。だからこそ、自立が最も問われる部分だということ。

 

そんな話をしながら、なるほどなぁと感じました。

学校側に先見の明があるからこそ、卒業まで辿り着ける人材しか選ばれない。

アメリカの認定高等教育機関の平均卒業率は約60%と言われる中、これほど驚異的な数字を毎年キープ出来ているのは、18歳という年齢までに自主性や主体性といったものが身に付いているからなのだと感じました。

 

今回このFact Sheetを完成させてみて、これほど多角的な面から一つの大学を見てみると、表面上のデーターだけでは見えないものが見えてきます。これはアメリカの高等教育機関だけではなく、国内の学校をリサーチする際にも、役立つと感じました。

 

◆◆

 

学期がスタートして忙しい日常が戻ってきたにも関わらず、キープしている朝読。

ここ数日で再読したのは「いのちのひみつ」。

 

 

最初に読んだときに「妊娠中に知っていたらどれだけ良かっただろう」と感じていたのですが、恩師のモンテッソーリガイドは…。

 

「私は妊娠中に知らなくて良かった。真面目な性格だと、この本に書かれていることをすべてを実行しようとして荷が重くなる。」

 

とのこと。

確かに、そうなのかもしれません。

 

でも、「できることを取り入れる」というスタンスであれば、やっぱり0歳~3歳のモンテッソーリ教育の最高峰の1冊。やっぱり、もっと早く出合いたかったと感じてしまいます。

 

 

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