アメリカの博士課程、知識を持ち寄ることの素晴らしさ | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

先日は、皆さまからたくさんの「いいね」やお祝いのメッセージをいただきありがとうございました。

 

スクリーンショットは20年、30年来の友人からのメッセージ(笑)。

大切な言葉をここに貼っておこうと思います^^

 

 

さて、8月から始まったアメリカの博士課程の秋学期も、ついに来週で終了。

この学期は8週間のクラスのため、驚くほどあっという間でした。

 

現在、学期末のペーパーを書いている最中ですが、書きながら「ああしておけばよかった、こうしておけばよかった」と反省点ばかりが思い浮かびます…。

それでも、8週間という短い時間ながらも、多くの学びを得た時間でした。

 

アメリカの博士課程、ここが素晴らしい!と思う学びの点としては…。

 

    

ハート 自分では知り得なかった課題図書

ハート 生きた知識が学べる同期型の授業

ハート 学んだ知識を実践へと繋げられる点

ハート 授業外の教授との頻繁なやり取り

ハート クラスメートからのフィードバック

 

「ディスカッション・ボード(Discussion Board)」と呼ばれる掲示板は、多くのオンラインのプログラムで取り入れている形。馴染みのある方もいらっしゃるかもしれません。

毎回課されるPromptに対して、自分の意見を述べ、さらにはそれをサポートする文献を引用するというこの形は、賛否両論あるのも事実です。

 

基本的にはこのディスカッション受講者同士で進められるため、ディスカッションの幅に限界があるという意見もあります。確かに、これを成長の場として捉えるか、ただの課題として捉えるかで、違った結果になるのも事実なのかもしれません。

 

しかし、博士課程におけるディスカッション・ボードはまさに知識の持ち寄り。

それぞれのリサーチの結果、読むべき文献をクラスメートに伝えながら、どうすればそれぞれが現在持っている知識レベルよりももう一段階上へと駆け上がることができるのか。自分の偏った見方から脱却し、さらに見方を広げることができるのか。

 

こんな「他者貢献」を念頭に置きながら、実は自分にとっての一番の学びがここにはあります。

 

何よりも「文字の力」を信じている母にとって、クラスメートの投稿、そしていただくフィードバックは何にも代えがたいもの。

一文字一文字をワードに貼り、印刷をし、何度も読み返す。

 

このアナログな学びが、血となり肉となっています。

毎日、少しずつ宝が増えていくこの感覚がたまらなく幸せだと感じる今日この頃です♡

 

◆◆

 

今朝の朝読は、こちらを再読。

リーダーシップを学び出してから、ますます学童期のリーダーシップ育成に興味が湧いてきています。モンテッソーリ教育を受けてきた子ども達はなぜリーダーシップを発揮しやすいのか。そんな部分を考えながら読むと、さらに奥深いです。

 

 

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