NAMCのモンテッソーリ教師養成講座を受講し始めたのは娘が2歳半を過ぎた頃でした。
0歳~3歳のコースを受講するか、それとも3歳~6歳のコースを受講するか迷ったものの、当時はアカデミックアドバイザーの勧めもあり、3歳~6歳のコースの受講を決定。
しかし、それから8年後の娘が10歳の時に、0歳~3歳の乳幼児コースの受講を決意しました。
モンテッソーリ教育の学びと向き合っていると、迷いが生じることがあります。
「いつの時期に何を学ぶか!?」
未だにこの答えは持ち合わせていません。
…というのも、どの時期に学んでもベストではない気がしてしまうからです。
今の状況で例えるなら…。
現在、中学1年の娘。
母が、モンテッソーリ教師養成講座セカンダリーコース(12歳~18歳)を受講したのは彼女が小学5年生の頃でした。
これから迎える思春期のための準備となればと思い受講したものの、実際その発達段階にいない目の前の我が子と学びの内容はどこか乖離している部分があり、なかなか現実のものとして捉えることが出来ませんでした。
そして、中学生を迎えた今。
改めて当時の学習内容を振り返り、新たな講座も着手しています。
しかし、1日1日成長していく我が子と学びがやはり並行で進む感覚はなく、「もっと前に、しっかり学んでおくべきだった」という焦りの感覚に襲われることもあります。
結局ベストなのは「予習」という先行知識を持ち合わせた上で、目の前の我が子を観察してみる。そして、案外大切なのが「復習」なのかもしれません。
過ぎ去ってしまった子育てを振り返ることに意味があるか分からないと感じていた時期もありましたが、実際0歳~3歳のモンテッソーリ教師養成講座乳幼児コースを娘が10歳の時に受講してみて、当時は理解出来なかったことが、やっとパズルのピースが埋め合わさるような感覚を覚えました。
過ぎ去りっぱなしの子育てではなく、後からでも未解決の問題と向き合うことは大切なのかもしれません。
思春期の入り口に立つ娘との距離感が上手く掴めていない気がする時もありますが、きっとすべてがクリアーになるのは、まだまだ先のことだと経験から感じています。
ちなみに、現在の愛読書はこちら。
ペンシルベニア大学メディカルスクールのドクターであり、二児のシングルマザーでもある著者。長男は医学部の博士課程に在籍し、次男はハーバードを卒業後NYでビジネスコンサルタントをされている2人の息子さんの反抗期とどう向き合ってきたのか。気が付くと、序章から何度も読み返してしまい、全然先に進みません(笑)。
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