ホームモンテッソーリスクールに、ついに「算数教育」を導入!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

2020年の秋にスタートしたホームモンテッソーリのお手伝い。

 

 

Zoomによるモンテッソーリのコンサルが主流な中で、「メールによるやりとり」という双方にとって時間のかかるこの手法を選択したのには理由がありました。

 

それは、この10年、母がモンテッソーリ教育を学んだ術がモンテッソーリガイドとのメールによるやり取りだったからです。

 

個人的には流れてしまうZoomでの対面という時間よりも、メールという何度も読み返せる時間の方が、どこか価値あるのではないかという勝手な想いにより、今でもこの方法で受講者の皆さまとはやり取りをさせていただいています。そして母にとって最も大切なのは、メールをいただいた後の「思考」の時間。

 

教師養成講座のノートを見返したり、大学院のテキストを読み返したり、場合によってはAMI・AMSのベテランガイド、時には大学院のクラスメートや教授陣たちとやり取りをさせていただいたり。皆さまからいただくご質問の一つ一つが大切なものであり、当時のブログ記事や記録等と合わせて、思考する時間が、母にとっての最大の学びの時間となっています。

 

この2年という月日の中で、最も母が共感しながらも、苦しい想いに駆られてきたのが「モンテッソーリの算数教育」。少し前の記事でも綴っていますが、特にエレメンタリー課程における算数教育に魅せられる方々多い中で、日本には何もマニュアルとなるものが存在せず、またモンテッソーリのエレメンタリーの教師養成講座そのものが存在しないことから、海外で学ぶ以外には方法がないのが現実です。

 

 

だとしたら、学んだ者には伝えていく義務があるのではないかと思いながらも、その現実的な方法が思いつかないまま月日だけが過ぎ去る毎日。

 

時間的・経済的余裕があれば、様々なことをお願いしてチームで作り上げるようなことも出来たのかもしれませんが、今あるのは「母」というモンテッソーリ教育に魅せられた単なる一母ひとり。フルタイムの仕事と大学院の最終学期(+卒論)を抱えながらも、どうしても何とか今できることがないのかと考え抜いた結果、まずは現在ある「ホームモンテッソーリスクール」というプラットフォームに「算数教育」をプラスすることでした。

 

プライマリー(3歳~6歳)の算数教育は、国内では学研より販売されている教育解説書に詳しくそれぞれのおしごとが提示されているため、こちらを参照することもお勧めさせていただいてきましたが、今回改めて我が家が行ってきた算数教育のブログ記事を整理することから始めました。


 

 

 

 

そして、今回一番課題だったエレメンタリーの算数教育。

どのような手法がベストなのか答えがまだ出ないまま、とりあえずはプライマリーと同様に、教育解説書に準じたページをまず設けさせていただきました。

 

 

実際、ブログ記事と照らし合わせてみると、小学校以降になると記事にしていない分野も多いことに気付きました。そして、教育解説書に紹介はあっても我が家では行ってこなかったおしごとも多数あります。

 

 

そして今回一番悩ましかったのは、教育解説書には紹介のあるエレメンタリーの算数教育のおしごとが、母の知る限りの実際のモンテッソーリの小学校とのカリキュラムと異なる部分も多い点大学院でもエレメンタリーのカリキュラムを精査する機会が幾度となくありましたが、プライマリー以上にその道はそれぞれの子どもによって異なるため、ここをどう伝えていくか…様々な課題があると感じています。

 

…ということで、今後お伝えしていきたいことは沢山あるのですが、まずは焦らず一つずつということで、母にとって最も身近な「ホームモンテッソーリスクール」に算数教育を導入するという形で今のところ様子を見ようと思っています。

 

元々は、3歳~6歳の文化教育をお伝えする場としてスタートしたこの「ホームモンテッソーリスクール」ですが、この2年弱の間にどんどん欲が膨らみ、今では0歳~12歳のお子さん達のご家庭で行うことが出来るおしごとのヒントになればとどんどんコンテンツが膨らんでいます。大学院がスタートするとまた更新できなくなるため、何とか少しでもお伝え出来ればと療養中にコツコツ、コンテンツ作りに精を出してきました(笑)。

 

算数教育においてはスタート地点に立ったばかりですが、本気でホームモンテッソーリに向き合いたいご家庭の方々のお役に立つことができるよう、時間をかけながら少しずつ提供していければと思います。

 

1日25時間あれば、この1時間をコンテンツ作りに充てられるのに…。

そんなことを考えている2023年の年始。

 

我が家にとっても最大の学びの道であったホームモンテッソーリが今年も一人でも多くの方々の選択肢になることを心より願っています。

 

 

 

◆◆

 

新年の初朝読はこちら。

 

昨年、大学院の算数教育のクラスで課題図書だったJo Boaler氏の名著"Mathmatical Mindsets"に続き絶対読みたいと思っていた1冊。脳と数学に関する新しい研究結果と共に、教室や家庭で使えるアイディアが満載という大学院のクラスメート達からのお墨付きなコメントに後押しされ、今年は読みた本が満載です♡

 

 

 

『ホームモンテッソーリのお手伝い』にお問い合わせをいただいている皆さまへのご連絡
「ホームモンテッソーリのお手伝い」にお問い合わせをいただきまして誠にありがとうございます。年末よりお問い合わせいただいていた方々には本日より順番にご返信をさせていただきますので、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

メモ 現在ご提供中のサービス。
矢印ホームモンテッソーリのお手伝い(「回数無制限コース」「月1回コース」の有料メールサポート)
矢印ホームモンテッソーリスクール(メールサポート会員専用、未就園児・幼稚園・小学生のモンテッソーリのおしごとサイト)

手紙お問い合わせはこちらより 

 

地球 TODAY's ホームモンテッソーリスクール
右幼稚園クラス⇒算数教具のカリキュラム(プライマリー系統図)追加
右小学生クラス⇒初等教育課程(エレメンタリー)への算数教具の紹介 追加

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート