以前、以下の記事を書きました。
この記事を綴ってから、ホームモンテッソーリのお手伝いをご受講いただいている方々とこのトピックについてよくやりとりをさせていただいています。
そんなお声をいただくこともあります。
確かに娘にとっては2歳の頃から隣にあったホームモンテッソーリ。
いつも何かしらの道具を持ち、自分の作品を作ったり…。
学んだことを、常に何かの形にしておきたかった彼女は、日々大忙し。
そういった意味では、ゲームに辿り着く時間がなかったと言えるのかもしれません。
すでにゲームにはまってる場合はどうする!?
でも、もしすでにゲームの面白さを知っているお子さんの場合、何が出来るのか。
モンテッソーリ教育の基本は「子どものニーズを満たす」ことです。
よちよち歩きのお子さんとお買い物に行き、もし買う予定のない品物を掴んで離さなかったとしたら…。
いきなり離すのではなく代替品を渡してあげるのと同じように、ゲームから離れられないお子さんがいたとしたら、代わりの経験を用意する必要があるのかもしれません。
ゲームの面白さはどこにあるのか。
限界を試すというワクワク感。
ゲームを通じて味わう冒険が、多くの人を虜にしているのかもしれません。
我が家においては、娘の日々のスパイスとなっているのは「自分自身へのチャレンジ」です。
優越を付けるべく誰かとの競争ではなく、ワクワクドキドキしながら作る、校内に張り出すポスターや、週末のランニングのタイムなど、自分の限界を試すような経験が娘の日々を面白くしているのだと思います。
我が子を知る親だからこそできること!?
まずはお子さんが夢中になって挑戦できるものがないか、見回してみるといいかもしれません。
いくら子どもがもう幼児期を過ぎて、成長しているように見えても、まだまだ親には境界線を決める責任があるのだと思います。
映画『スタンド・バイ・ミー』のような冒険が、簡単に出来なくなっているこの時代。
子ども達は限界を試すという経験に飢えているのでしょう。
だとしたら、何を用意してあげることができるのか。
この時期の発達段階に見合った健全で適切な経験を探すこと。
我が子を誰よりもよく知る親だからこそできることはきっとあると思います。
「観察」というツールを使って母も日々奮闘中です。
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