我が家のホームモンテッソーリの新年度は毎年9月。
今年も、グレートレッスンの提示を行いました。
グレートレッスンとは
モンテッソーリの小学校で行われる世の中の全体像と学びの羅針盤を与えるアプローチ。自然と人間の良さを分かち合うことを目的としている。5つのストーリーで構成されている。
- 第1のストーリー「宇宙のはじまり」(地理学への導入)
- 第2のストーリー「生命のはじまり」(生物学への導入)
- 第3のストーリー「人間のはじまり」(歴史への導入)
- 第4のストーリー「文字のはじまり」(言語への導入)
- 第5のストーリー「数のはじまり」(算数への導入)
…といっても、大学院がスタートしてからは母もいつも何かに追われ、小6の娘はそれ以上に忙しい毎日。
かつてのように具体物をや実験を用意して、スクリプトを自分の言葉で語れるようにして、入念にリハーサルも行う…なんて、とても無理!
だったら、そのままスルーをして良いのかと言われると、もちろんそうではありません。
ということで、今年は母がグレートストーリーのスクリプトを読み、娘はホームモンテッソーリスクールにて公開しているページの写真をiPadで閲覧。
こんな簡易的なグレートレッスンは果たして意味があるのかと思いながらも、思いのほか楽しかったようで、「もっと聞きたい!」のコールが沸き起こりました(笑)。
レッスンを終えると娘が一言。
「グレートストーリーは分からなくていいんだよね。だって、数年後に分かるようになるから。」
毎年同じお話を聞いてきた娘。
最初は、お話を聞いても、はっきりと分からない部分も多かったのが、小6の今はクリアーになったといいます。
でも、低学年の頃はこの分からない感じも、それはそれで楽しめたのだとか。
それはまるで赤ちゃんが、大人の言葉は何も分からなくても、聞きたくて耳を自然とそばだてるそんな感覚だったようです。
年々分かるようになってくるこの感覚がグレートストーリーの醍醐味だと言う娘。
どこか、そんな時間に自分の成長をも重ね合わせているのかもしれません。
グレートレッスンの目的は知識を植え付けることではなく、子どもをインスパイアすること。
私たちの住む世界がどのように出来たのか、ドラえもんのどこでもドアのようにタイムスリップを楽しむ時間です。
だから、理解させるのではなく、印象付けること。
それが大人の役割なのだと思います。
グレートレッスンは小学生のものだと思っていましたが、中高になってもグレートレッスンを行うという大学院のクラスメートたちの話を聞き、思わずガッツっポーズの母(笑)。
長く長く、娘と一緒にこのストーリーを楽しみたいと思います。
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大学院の課題図書に追われている中、どうしても読みたくて購入。
といっても、まだ読めていません。
今年の冬休みは読書三昧となりそうです♡
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