小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
小4の娘、初めてえほん大賞に応募しました。
小学校に入学した時から、4年生になったら何のクラブ活動に入ろうかと楽しみにしてきた彼女。
結果、選んだのは文芸部。
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家庭科部や科学部のようなメジャーなクラブではないけれど、
日常から離れた「創作」の時間が彼女の心をくすぐるようです。
今回の応募作品は、読み手を幼稚園生と想定して書いたお話。
読んで見ると、当時の彼女の心の内が文章にしたためられている気がして、ちょっぴり切なくなりました。
誰よりも彼女のそばにいるはずなのに、実は見えていないことってたくさんある。
「種まき」をし続けても、表面上には出てこないことって、すごく多い。
けれども、この作品を読んだときに、子どもは案外受け取ってくれているんだなぁと
感じられたりもして、切なさと嬉しさで、もう感情の起伏が激しすぎた時間でした(笑)。
モンテッソーリな子育てを始めて8年。
この膨大すぎる教育法に躓いては悩み、悩んではまた躓く。
そんなことを繰り返してきました。
けれども、最近感じることは、子育てとは本来もっとシンプルなもの。
モンテッソーリ教育の土台とは、「子どもの発達を妨げないこと。」
これさえ守り切ることができれば、我が家のホームモンテッソーリは合格点なのではないかと、心の変化も感じられるようになりました。
娘が文芸部を選択した際、どこか不安がよぎった母。
お友達もいなく、クラブ活動というよりは、国語の授業の延長のような印象を受けてしまったからです。
しかし、実際には、このクラブ活動と出会い、日々の楽しみが増えた娘。
毎日ネタ帳を持ち歩き、図書館司書の先生のところにアドバイスを聞きに行き、気付くと原稿と向き合う新たな日常。
モンテッソーリの哲学は、ある人にとってはごく単純でも、ある人にとってはひどく複雑に感じられるかもしれません。基本的には、もともと子供をどう見てきたか、誰かの見方を受け入れたり、自分の視点を変えたりするのに積極的かによって、変わってくるようです。
(「わが家を最高の「モンテッソーリ園」にする61のメソッド、キアラ・ピローディ、すばる舎、2020、40頁)
母にとっては、ひどく複雑だったモンテッソーリ。
長い年月をかけ、少しずつシンプルに感じられるようになってきたのも、今までお世話になってきた数多くのモンテッソーリガイドたちと、何よりもそれを日々証明してくれている娘のお陰です。
これからも、文芸部員のYuzyの活躍を邪魔せず見守りたいと思います(笑)。
ご訪問、誠にありがとうございます