理科好きを育てるシリーズ、どう使う!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。 

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「米国で100万部突破!理科好きを育てるシリーズ」という記事を綴ってから、ヴァンクリーヴ先生のファンになったという方々からメッセージをいただき、嬉しく思っています。
前回も綴ったようにこのシリーズの素晴らしさはすでに家庭にあるもので多くの実験ができ、また隙間時間で出来ること。そして、説明通りに行えばほとんど失敗がないという部分も我が家には高得点(笑)。
 
昨夜は「やってみよう食べもの」編から『しおれるレタス』の実験を行いました。
 


もちろん実験に大喜びの娘なのですが、彼女が楽しみにしているのが「導入部分」。

全てのシリーズにこのような豆知識が付いている訳ではないものの、載っているものに関しては、この部分を「ストーリー形式」で紹介しています。

※平日はなかなか時間がなく単発の実験で終わってしまうことも^^;

 

 
「ストーリー形式」とは何ぞや…!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)、実はモンテッソーリの小学校ではこのお話の形でレッスン(提示)が頻繁に行われます。お話に合わせて印象に残るような絵や写真を用意し、それを見せながら話を進めるモンテッソーリ教師。それはまるで幼児期に楽しんだような紙芝居のようです。
 
このお話をするに辺り、モンテッソーリ教師たちが意識をしていることは「レクチャー」にならないようにすること知識よりも経験を与えるのが、モンテッソーリ小学校の役割。頭に情報を残すのではなく、心に思い出を残す。そんな経験こそが、学童期の子ども達を作り上げてくれているのだと思います。
 
塩かげんの話をするに辺り、今回母が用意したのは、ひとのからだ (フレーベル館の図鑑ナチュラ)の付録「内ぞうの名前」チャート。幼児期に親しんだこちらの図鑑ですが、小4となった今でもまだまだ出番があります。このチャートを辿りながら、塩分の摂取の仕方についてのストーリーを聞くことで、知識というよりも自らの体を省みる経験となったようです。
 

 

塩水と真水に浸したレタスの違いを感覚で確かめる時間。

塩化ナトリウムという身近な物質に一気に興味が湧いた時間のようです。

 

実験が終わるとすぐさま娘が取り出したのはシリアル。

 

ほとんどのシリアル(コーンフレークなど)が、同量のポテトチップスより多くのナトリウムを含んでいることはあまり知られていません。これは、シリアルを食べるのをやめなければならないという意味ではありません。しかし、塩分は、塩の味がしないものに含まれている、ということを知る必要があります。

やってみよう食べもの (家族で楽しむ科学のシリーズ)、ジャニス・ヴァンクリーブ、東京書籍、2005、107頁)

 

栄養成分表示が気になって仕方がないようです(笑)。

 

その他、純粋な物質と混合物など、これからおしごとの対象として発展していきそうな要素が満載。

 

当たり前に思えることでも、こうして一つ一つ見ていくと、思わぬ部分に繋がるということを改めて感じている日々。小学生の今だからこそ満ち溢れるこの好奇心。上手くサポートできるよう、今日も精進あるのみです^^

 

ご訪問、誠にありがとうございますハート