小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
我が子の中学受験を考えていた友人。
子どもの家の小学部を退会し、中学受験塾へ切り替えたことがありました。
「モンテッソーリ教育の素晴らしさは分かるんだけど、遠回りな気がして…。成績にもすぐに結び付かないし。」
そんな言葉を聞き、激しく同意をしたことがあります(笑)。
即効性を求めるなら、きっとこれ以上割の合わない教育法もないかもしれません。
成績アップを目指すのなら、確かに近道は他にあるのでしょう。
それでも、我が家がモンテッソーリを選ぶ理由。
誰にも支配されない感覚ゆえかもしれません。
自らが必要なことを、心ゆくままに。
時間に追われるわけでもなければ、誰かに強制されるわけでもない。
もちろん、時間制限のもとで行うことも、宿題をこなすことも、この時期に学ぶべき要素はたくさん。
それでも自らが課した課題を、じっくりと向き合うモンテッソーリ教育は、娘の日常にはなくてはならないものだと感じています。
“Slow Learning”と言われるモンテッソーリ教育。
しかし、“Deep Learning”とも言われるモンテッソーリ教育。
この教育法には、いつまでに何を終わらさなければならないという距離的なゴールが存在しません。
興味のあるものにふれ、教具にふれ、整えられた環境にふれ、文化にふれ、そして大人にふれる。
この思う存分「ふれる」ことのできる時間が、娘の心を整え、どこか活力となっているような気がします。
何を目標にするかによって見方は変わっても、我が家においては「近道」でも「遠回り」でもないこの教育。きっと、今日も明日もこの流れる速度はずっと変わらない気がしています。
★★
今朝の読書は、<ふれる>ことによる保育としてモンテッソーリ教育を説く片山忠次先生のこちら。
まさに、母の心を整えてくれる1冊です♡
第5章 <ふれる>ことによる保育(目次から抜粋)
一 幼少期に<ふれる>ことの大切さ <ふれる>体験 <ふれる>ことの重視
二 教材(財)にふれる 教材は教財である モンテッソーリ教具
三 雰囲気にふれる 保育の基礎としての雰囲気 環境と雰囲気 保護者が醸し出す雰囲気
四 文化にふれる 文化と子どもの育ち 文化にふれさせ伝える保育者
五 人とのふれあい 子どもと子どものふれあい 子どもと保育者のふれあい 子どものへの希望
ご訪問、誠にありがとうございます