先日、リモートワーク中の母のミーティングに顔を出した娘。
…というのも、アメリカ人の上司から娘と久しぶりに話したいとリクエスト(笑)。
二人の会話終了後、娘の英語は少しは伸張しているかと聞いてみると…。
「アメリカの11歳と何ら変わらないよ。」
と、お世辞しか言わないアメリカ人(笑)。
※って、娘、一応まだ9歳ですが^^;
実は最近、娘自身が自らの英語について疑問を感じているようです。保持教室のエッセイの宿題を行っていると、以前は数えきれないほどあった文法ミスも、最近は2つ3つとかなり少なくなってきました。それでも、まだゼロにはならず…。そして、やはり日本語脳の上に出来上がっている英語であることを否めない部分も当然あり…。親子英語を挫折した過去を持つ母としては、これ以上望むものはないのですが、今は娘自身が磨きたいと強く願っているようなのです。そんな状況をモンテッソーリアンの恩師に相談すると、
「Grammr Boxを今まで以上に丁寧に」
とアドバイスをいただきました。
モンテッソーリ教育ではかなり早い段階から「文法」を取り入れます。
実は、この部分が当時の母はなかなか受け入れられない部分でした。
「幼児に文法だなんて…」
今までも単発的に取り入れて恩恵を受けてきた部分もあるのですが、英語に関しては保持教室がメイン。しかし、彼女が書く英文が少しずつ洗練されるにつれて、言葉の運び、句読点の使い方、正しい文法の使い方など、娘自身どこかヒントを求めていることに気が付きました。
これはサインかも…と、最近、改めて「英文法」を娘と探る時間を開始。
並べられているのは、品詞の紹介のために使用するモンテッソーリ教具、古代文明の図鑑、"The Noun Family"のイラストです。
この日の第2のストーリーテリングは、WONDER MOVE 古代文明のふしぎ (講談社の動く図鑑MOVE)で確認したピラミッドのお話。目の前に並ぶのは3色の大きさの異なるピラミッド型の教具。長い歴史のエジプトの巨石建造物であるピラミッドは、永遠に続く記念碑となるよう建てられ、人々が亡くなっていても、ピラミッドはいつまでもなくなりません。「物の名前はいつまでも残っていく」という名詞と同じです。そんな背景を理由に、モンテッソーリ教育では、この黒いピラミッドは「名詞 (noun)」の記号とされています。自然が人類に残した最も古い産物である石炭。これを象徴するために、名詞の記号であるピラミッドは色も黒色。
そして、最古で重要な存在である「名詞」の隣にあるのは、一回り小さく色も薄くなった「形容詞 (adjective)」。
「形容詞」の隣になるのは、さらに小さく色もさらに薄くなった「冠詞 (article)」です。
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