海外のモンテッソーリ園のHPや映像などを見ることが大好きな母。
子どもたちの光り輝く目、モンテッソーリガイドの凛とした姿、教具の配置など。
それはそれは参考になることが沢山あります。
しかし、もし娘が通わせていただけるなら、絶対に通わせてあげたいと思う「子どもの家」が日本に存在します。
それは、「深草こどもの家」。
日本で初めてのモンテッソーリ教師、赤羽惠子先生の設立されたこどもの家。
▶「深草こどもの家」のモンテッソーリ教育
▶卒園生からのメッセージ
▶卒園生保護者からのメッセージ
これらが紹介されている赤羽先生のこちらの書籍を手に取った時、「あぁ、娘にも通わせてあげることが出来たらどれほど良かっただろう」と心より感じました。
モンテッソーリ・ポータルサイト、イデー・モンテッソーリ(idees montessori)さんにも素敵な記事が2回に渡り紹介されています。
赤羽先生の著書で、何度読んでも心に残っている部分をご紹介します。
焦るあまり、子どもに直接声をかけすぎていませんか。例えば、朝、たいていの方は「早く起きなさいと言わないと、この子は起きないかもしれない」という気持ちになっていないでしょうか。
でも少し引いて、子どもが自分で起きられるようになるためにはどうすればいいか、機嫌よく起きられる環境になるようにどのように手伝うか、という視点を持ってみてください。
「早く起きなさい」というよりも、夜、いつ頃気持ちよく安心して寝られる雰囲気を用意してがえたらいいかということを考えて、控えめに援助することが大切だと思うのです。(「自分で考え、自分を育てる モンテッソーリ教育」、友好学園「深草こどもの家」後援会編、2013、180頁)
まさに、これがモンテッソーリ教育だと思います。
「控えめに援助する」
直接的に何かをやってあげるのではなく、どうしたらその子が出来るようになるのか。
子どもの内面的欲求に応えるために出来ること。
そんな心の声を聞くことが出来るのはお母さんだからなのかもしれません。
子どものために良かれと思ってやってきたことが、実は子どもの成長の芽を摘んでいたというのはよくあること。直接的ではなく控えめにどう援助をしていくべきか。
課題に直面するたびに、赤羽先生からいただいたキーワードが頭の片隅を過る日々。
今日もまたこの「控えめ」がこだましています^^
ご訪問、誠にありがとうございます