アメリカからの友人と。今年は会えなくて残念。(9歳1ヶ月)
小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
「9歳、英検準1級受験を見送り続けている理由」を綴ってから、沢山の方々からメッセージをいただき、恐縮しております。というのも、ホームモンテッソーリを実践している家庭は国内ではまだまだ少数派だと思うのですが、親子英語家庭はごまんといる(笑)。
そんな中でも、我が家は挫折組。
しかも、英語そのものは家庭での取り組みは非常に限られていて、王道と呼ばれるようなかけ流しやワークなど一切取り入れてきませんでした。
ただ唯一心がけてきたことは
『娘のやりたいことをやること=強制しないこと』
もちろん年長から通っている保持教室の宿題は、そこに通わせていただいている以上、やることが前提ですが…。
それ以外は、強制は完全に取り払ってきました。
なぜかと言うと、過去に大きな失敗をしているからです。
「日本語で観たいディズニー映画を英語にする」
「日本語で答えたいのに、英語で答えさせる」
「日本語で遊びたいのに、英語に繋げてみる」
こんな親の下心で、失敗を繰り返し挫折をしてきた母。
ホームモンテッソーリが軌道に乗り始め、娘の本当に楽しむ姿を見た時…。
英語時間には見られなかった彼女の笑顔に、今まで培ってきたものを手放しました。
身に着けた単語もすべて抜け落ちてしまうのではないか。
いつか英語がゼロになってしまうのではないか。
不安感に苛まれながらも、モンテッソーリのおしごとを楽しむ娘を見ていると、「これで良かったんだ」と納得するしかありませんでした。
モンテッソーリのおしごとでは、手を使い、想像力を働かせ、沢山の「読む」「書く」「話す」「聞く」「知る」「作る」を経験した娘。この楽しさを母語で十分に知り始めると、驚いたことに、自ら少しずつ英語へとシフトさせていきました。
自分で読めて書けると、満足感でいっぱい!!
この満足感を知っているからこそ、さらにチャレンジしてみたくなる。
結果、日本語であろうが英語であろうが満足する気持ちは変わりないことを彼女自身が発見していくようになりました。
最近は、古代神話に興味津々の彼女。
知りたい気持ちが優先され、媒体は日本語でも英語でも関係がないようです。
…と言っても、もちろん日本語優位の小学4年生。
日本語だったら1回で済む辞書引きも、英語だと3回は必要。
『でも、3回引いて知りたいことが知れるのなら、儲けもん!!』
今の彼女にはこんな精神が宿っているように感じます。
英語が上手くいかなかった当時の母の最大の間違いは「英語を意識しすぎたこと」。
小学生になってから想像以上に英語が伸びているその理由は「英語と意識していないこと」なのかもしれません。
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