進まないモンテッソーリ教師養成講座のリーディング…(悩)
小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
「ここを卒業した時に、自分は何にでもなれると思った。自分の人生をコントロールするのは自分自身だから。」
モンテッソーリスクールの中高生の言葉に触れていると、どこか人生そのものに偉大なる可能性を感じます。
Amazon創立者のジェフ・ベゾス、Google創立者のセルゲイ・ブリン、ラリー・ペイジ、Wikipedia創設者のジミー・ウェールズなどなど。モンテッソーリ教育を受けた著名人に共通するのは、まさに人生をコントロールしているという点。
中高生のモンテッソーリ教育、セカンダリープログラムを学び始めると、社会に出た時の姿を想像する機会が確実に増えてきます。まさにこのプログラムは、本当の社会へ飛び立つ前の「ミニ社会」。だからこそ、幼稚園・小学校の時と同様に、12歳~14歳、14歳~16歳、16歳~18歳(もしくは12歳~15歳、15歳~18歳)で構成され、共に学び、共に働き、真のコミュニティーを形成していきます。
母が中高生のモンテッソーリ教育を学び出して驚いた点は、幼児期に学んだ「社交的なふるまい」が、プログラムの中核となっているところ。毎朝、学生によって行われる「コミュニティーミーティング」では至る所に、この「社交的なふるまい」の精神が浸透しているようです。
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●社交的なふるまいについて考える(3歳8ヶ月)
●子どもは動きながら学ぶ(9歳の電話マナー)(9歳8ヶ月)
●最初の挨拶が1日のトーンを決めることを念頭に置く。
●元気よく挨拶をする。
●安心感のあるインクルーシブな雰囲気となる努力をする。
●アクティブリスナーになる。
●コメントは自分の番の時のみ。
●他者の共感の気持ちを忘れない。
●他者を認める気持ちを忘れない。
●今日もチャレンジすることを忘れない。
●マインドフルネスを実践する。
まずは心を整えるところから出発するセカンダリープログラム。
3歳~6歳のプライマリー、6歳~12歳のエレメンタリープログラムはモンテッソーリによって構築された明確なカリキュラムが存在するものの、12歳~18歳のセカンダリープログラムは女史が残したのはガイドラインのみ。残された書物や哲学の中で語られる中学・高校における教育変革と思春期の子どもの発達観をベースに、セカンダリープログラムは展開されているといいます。
だからこそ、この時期の子ども達の援助を行うには、まずは発達観を知ること。身体的、精神的、感情的、そして社会的な成長の段階を知ることで、おのずとこの時期に必要なことが見えてくるのだと、改めて感じます。
モンテッソーリ教育の目的は頭脳を育てるのではなく、人を育てること。
そんな部分が、セカンダリープログラムのコミュニティーミーティングを始め、様々な部分で感じられます。
★★
あと2年で発達の第3段階(12歳~18歳)へ突入する娘。
この時期のモンテッソーリ教育について書かれたリソースは少ないものの、モンテッソーリアンの講師からおススメいただいたこれらの書籍。一部手元にあるものも含め、時間をかけて読みたいと思っています。
ご訪問、誠にありがとうございます