小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
4年生となり、大きな数字について学ぶ機会が増えた娘。授業時間以外にも、これらについてのリサーチが進んでいます。
こちらは今朝のホームモンテッソーリ。
数が大きくなってくると英語だとサッと出てこない!と言いながら、自主練をし始めました(笑)。
「チェッカーボード」と呼ばれる大きい数のかけ算の算数教具。
色棒ビーズと、カードを利用して、大きい数に4桁までの乗数をかけていく練習をします。
1、10、100、1000と4桁までを表す行と、1から億までの9桁を表す9つの列で構成されているチェッカーボード。7cmの正方形のマスがそれぞれの桁の色とマッチしています。このモンテッソーリのならではの「桁の色」に娘が初めて出会ったのは4歳の時。それ以来、彼女の中では「1の位は緑、10の位は青、100の位は赤、1000の位はまた緑…」と同じパターンの繰り返しであることが根付いています。
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お次は9の色棒ビーズが1桁×2桁のマスに置かれているので、90!!
こちらは同じ9の色棒ビーズが5桁×2桁のマスに移動したので、90万!!こうして色鮮やかな教具を目の前にして、子どもは対角線上にある正方形の位置は同じ値であることを自らが発見していきます。
これはかけ算の教具ですが、彼女がこの日行いたかったのは英語による「数字の読み方」。
その目的が達成されれば、自らおしごとを片付けます。
我が家は母の怠慢から購入しましたが、これは手作りでも十分に対応できる教具てす。とにかく収納が困る…というのが、本音(笑)。モンテッソーリスクールでもフェルトのものを使用しているところも少なくないようです。海外ではDIYのチェッカーボードについて、作り方を説明してくれているサイトもあります♡
娘にとっては具体から抽象への移行の架け橋となっているこれらの教具。いくつも考案されたモンテッソーリの教具は、スモールステップだからこそ、子どもたちが苦手意識を持たず、いつも目を輝かせて取り組めるものなのだと思います。
モンテッソーリ教育の算数の教具は、「かけ算ってこういうこと」「分数とはこういう意味」と、見てさわって理解できるように考えられています。教具を使った学習を経験すると、目の前に教具がなくても、具体物をイメージしながら、意味を理解して計算できるようになります。公式を丸暗記して、意味もわからず計算するより楽しく取り組めますし、応用も利くようになります。(「自分で考えて生きる力が育つ12歳までのモンテッソーリ子育て」、野村緑、PHP研究所、2018、134-135頁)
久しぶりに朝活の一コマを綴ってみました。
今朝はどんな発見があるのか楽しみです♡