次世代科学スタンダード(NGSS)、どう取り入れる!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

「ホームモンテッソーリ+次世代科学スタンダード(NGSS)」の融合を決めた時、母が一番頭を悩ませたのは「どこでこのガイドラインを参照するか」ということでした。
 
キンダーからハイスクールまで明確なガイドラインが示されている次世代科学スタンダード(NGSS)
学校教育であれば、学年をベースにすることが最もシンプルなのかもしれませんが、我が家はモンテッソーリをベースとしたホームスクール。時代や場所という縦軸と横軸に沿った形で、このNGSSを活用していくためには、やはり一番しっくりくるのは「グレートレッスン」をベースにするということでした。

「宇宙」「生命」「人間」「文字」「数」をテーマとした5つのストーリーから構成されるグレートレッスン。モンテッソーリのエレメンタリースクールで年度初めに紹介されるこのストーリーには小学生の子どもたちが夢中になって「もっと知りたい」と感じるような仕掛けがいっぱいです。遠い遠い歴史に思いを馳せながら、一つずつ紐解いていく時間が、多くのサイエンス時間へと繋がっていきます。
 
第一のグレートレッスン「宇宙と地球のはじまり」の中で娘が最も魅せられたのが「太陽」という存在。新学習指導要領では小3で扱われる「太陽と地面の様子」が、NGSSではすでにキンダーのガイドラインとして入っています。この太陽の光が地表に与える影響についての"Cause and Effect(因果関係)"を調べるというというものです。

 

マテリアルは、何年もお世話になり続けている「Teachers Pay Teachers」を利用しています。現役の先生によるマテリアルが販売されています。

 

娘が幼稚園の頃から大好きな「Let's Read and Find out Science」シリーズ。絵本ですが、情報量は抜群。

 

The Sun: Our Nearest Star

 

英語育児を進められているご家庭にはマストなシリーズです。

 

幼児期はあまり映像視聴はしてこなかった我が家ですが、学んだコンセプトを確認する意味で海外の動画を視聴することも多くなりました。雪だるまが2~3日で溶けていくこの映像。昼と夜の雪の解ける速度が確認できます。

 

英語教材を使用することが多い我が家において、貴重なリソースとなっているのがSAPIX教材。中学受験の予定はない娘ですが、日本の教育ではどのような部分がカバーされているのかを知ることは、我が家のホームモンテッソーリを進める上で非常に役立っていると感じます。

 

コロナウィルスという見えない敵と戦う日々。

けれども、子どもの学びの意欲は絶やしてはならないと思います。

 

ホームモンテッソーリという選択肢があって良かったと今まで以上に感じている毎日です。

 

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